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2章〜フォレスト王国王都〜
41、手合わせだっ!絶対勝つ!!
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「リティア様、昼食の時間ですので陛下の元に案内します」
メイドがやって来た。ああ、もうそんな時間か…。
全て時間はなだめるのに消えた…。
メイドに案内されて行ったのは、庭園だった。
「リティア殿、すまんがまだ息子達が来ていないから少し待ってくれ」
「勿論」
「では少し話そうか」
「うん」
なんだろう。これはただのお喋りか?それとも王としてのお話か?
「息子達と剣の手合わせしてくれないか?」
「うん?」
「いやだってさ、リティア殿の実力をみたいんだよ。だから息子達と剣の手合わせを願いたい。息子達も練習出来て一石二鳥」
「……。いいよ。食べ終わったらさっそくやるね。それでいい?」
「ああ」
ふふっ。王様を含めた三人の反応が楽しみだね。私は強いんだから!!まあそれは知ってるか。
だけど私、皆の前では魔法が基本だったからな…。剣はそんなに強くないとでも思ってるのかな?
それだったら尚更楽しみだね。皆どんな顔をするのかな?
「父上、リティア、遅くなりました」
あ、二人が来た。
あ、この料理美味しい。このソース、手間がかかってる。味が凝縮されてる。
私は料理に夢中になっていた。だけど王様はソークとロークに話しかけていた。
「二人共、食べた後リティアと剣で手合わせをしてみないか?」
「「やります!」」
即答だった。そんなに期待するもんではないんだけどな…。
「リティアは剣も強いのか?」
「強いよ?二人を負かすからねっ」
「じゃあ俺も本気でやるからな!!」
「うん!それが一番」
「では父上、誰からやりますか?」
「ん~、ロークからでいいだろ。ロークもそれでいいな?」
「はい」
ロークはどれくらい強いのかな?ふふっ。コテンパンにしてあげるんだから!!
食べたらそのまま手合わせになった。
「じゃあ膝を先に地面につくか、参ったと先に言った方の負けだ。それでは、よーいはじめ!!」
……何で王様自らが審判するかな~??
でもとりあえずそんな事は一旦心の奥に仕舞い、手合わせに集中する。
よーいはじめの「め」を聞いた瞬間、私は勢いよくロークの方へ行き、剣を振った。
ローク、甘いね。審判の言葉はしっかりと聞いて、すぐ飛び出さなきゃ。
そして出遅れたロークは勢いで私に負け、バランスを崩した。その隙を狙って私はロークに畳み掛けた。
右、右、左、右、そして前!!
最後の前の攻撃で、ルークは膝をついた。
「勝者、リティア殿!!」
よしっ!!!
「ま、負けたーー!!リティア、強いな!」
「ふふっ。ありがとう!さあ、次はソークだよね?」
「うん。よろしくね、リティア」
ソークは強いだろうな~~。
「それでは、よーいはじめ!!」
ガキンッ。
ソークの剣は重い。流石にソークは始めが早かった。う~ん。ソークは力も強いし速さも凄い。どう攻めようか。
私は一旦距離を置き、隙が出来るのを待った。それはソークも同じで、お互いに動かない。
それがどれくらいだったのかは分からない。だけど、とても長かった気もするし、短かった気もする。
もうこれは忍耐力の勝負だったからね。一瞬ソークに隙が出来て、私は勢いよくそこを狙って剣を振るった。
ガキンッ。
重たい音が響いた。
「しょ、勝者リティア殿!!!」
「はあ、リティアは強いね。僕、これでも騎士団に入れるぐらいは実力あるんだけど…」
「勝ててよかったぁーー!!ふふっ。また手合わせしようね」
「僕がもっと強くなったら、ね…」
メイドがやって来た。ああ、もうそんな時間か…。
全て時間はなだめるのに消えた…。
メイドに案内されて行ったのは、庭園だった。
「リティア殿、すまんがまだ息子達が来ていないから少し待ってくれ」
「勿論」
「では少し話そうか」
「うん」
なんだろう。これはただのお喋りか?それとも王としてのお話か?
「息子達と剣の手合わせしてくれないか?」
「うん?」
「いやだってさ、リティア殿の実力をみたいんだよ。だから息子達と剣の手合わせを願いたい。息子達も練習出来て一石二鳥」
「……。いいよ。食べ終わったらさっそくやるね。それでいい?」
「ああ」
ふふっ。王様を含めた三人の反応が楽しみだね。私は強いんだから!!まあそれは知ってるか。
だけど私、皆の前では魔法が基本だったからな…。剣はそんなに強くないとでも思ってるのかな?
それだったら尚更楽しみだね。皆どんな顔をするのかな?
「父上、リティア、遅くなりました」
あ、二人が来た。
あ、この料理美味しい。このソース、手間がかかってる。味が凝縮されてる。
私は料理に夢中になっていた。だけど王様はソークとロークに話しかけていた。
「二人共、食べた後リティアと剣で手合わせをしてみないか?」
「「やります!」」
即答だった。そんなに期待するもんではないんだけどな…。
「リティアは剣も強いのか?」
「強いよ?二人を負かすからねっ」
「じゃあ俺も本気でやるからな!!」
「うん!それが一番」
「では父上、誰からやりますか?」
「ん~、ロークからでいいだろ。ロークもそれでいいな?」
「はい」
ロークはどれくらい強いのかな?ふふっ。コテンパンにしてあげるんだから!!
食べたらそのまま手合わせになった。
「じゃあ膝を先に地面につくか、参ったと先に言った方の負けだ。それでは、よーいはじめ!!」
……何で王様自らが審判するかな~??
でもとりあえずそんな事は一旦心の奥に仕舞い、手合わせに集中する。
よーいはじめの「め」を聞いた瞬間、私は勢いよくロークの方へ行き、剣を振った。
ローク、甘いね。審判の言葉はしっかりと聞いて、すぐ飛び出さなきゃ。
そして出遅れたロークは勢いで私に負け、バランスを崩した。その隙を狙って私はロークに畳み掛けた。
右、右、左、右、そして前!!
最後の前の攻撃で、ルークは膝をついた。
「勝者、リティア殿!!」
よしっ!!!
「ま、負けたーー!!リティア、強いな!」
「ふふっ。ありがとう!さあ、次はソークだよね?」
「うん。よろしくね、リティア」
ソークは強いだろうな~~。
「それでは、よーいはじめ!!」
ガキンッ。
ソークの剣は重い。流石にソークは始めが早かった。う~ん。ソークは力も強いし速さも凄い。どう攻めようか。
私は一旦距離を置き、隙が出来るのを待った。それはソークも同じで、お互いに動かない。
それがどれくらいだったのかは分からない。だけど、とても長かった気もするし、短かった気もする。
もうこれは忍耐力の勝負だったからね。一瞬ソークに隙が出来て、私は勢いよくそこを狙って剣を振るった。
ガキンッ。
重たい音が響いた。
「しょ、勝者リティア殿!!!」
「はあ、リティアは強いね。僕、これでも騎士団に入れるぐらいは実力あるんだけど…」
「勝ててよかったぁーー!!ふふっ。また手合わせしようね」
「僕がもっと強くなったら、ね…」
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