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2章〜フォレスト王国王都〜
44、私は綺麗??
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「え、それ一番忘れられちゃいけないよね…」
「いや、そうなんだが…」
「もうすぐ入場だよね?」
「ああ。あ、今からだぞ」
「入場の準備が整いました。入場お願いいたします」
ギイィと扉が開いた。
そして見えた会場は、とても煌びやかだった。色とりどりのドレスに装飾品、輝くシャンデリアでまさに貴族の為の場だった。
うっひゃー。気後れするよ。フェアディ達もいつも勇敢で怖いもの知らずなのに、ちょっと怖がっている。
私には一生馴染めないだろう場だ。
あ、料理美味しそう。食べたい~~!!でも食べる時間あるかな?
うげぇ。分かってるよ、ソーク。
だからお願い、そんな目を向けないで。その「まだ駄目だからね?分かってるよね?」って言う視線を!!
そして王様の挨拶になった。
「皆、今日の急なパーティーに来てくれてありがとう。今夜の主役は、ドラゴンと契約したリティア殿だ。ドラゴンと契約した事を称え、勲章を授ける」
もともと騒がしかったのが、さらにザワザワっと騒がしくなった。
「リティア殿、俺の元へ」
「はい」
「ドラゴンと契約した者は、この国では初代王以来だ。幼いにもかかわらず、ドラゴンと契約した事を称え、この勲章を授ける。この勲章を持つ者は、フォレスト王国では王族と同位に扱われる」
「ありがとうございます。この勲章を頂けた事、至極光栄の極みにございます」
「ああ。これからも息子達とよろしくな」
「はい」
くっ。王様、やってくれるじゃないか!王族と同位だなんて望んでいないのに!!
それにこれからも息子をよろしく?わざわざ皆の前で言う必要ないよね!?
何故に王子と私はとっても仲良しなんだよアピールするかな???
こんな事を思わなくもないが、心の中にしまい込んで、ポーカーフェイスでやり過ごす。
ふふっ。元会社員なめんなよ!!これくらい朝飯前だもん。
そして後は普通のパーティー。
…見つからん。
何が見つからないって?クーイとルイゴがだよ。見渡す限り、人、人、人!!そして私は背も小さいから余計に見つけられない…。
どーこだ。……あ、いたっ!二人共一緒にいる。
「クーイ、ルイゴ!!」
「「リティア!」」
「やっと見つけた…」
「僕達も探していたんだよ。でもリティアは小さいからなかなか見つけられなくて」
「リティア、かっこよかったぞ」
「ありがとう!」
「二人共、それだけなのか」
「「え?」」
「リティアは朝から準備され、俺達を構う暇さえなかったんだぞ。ドレスくらい褒めたらどうだ」
コムク、君が言うのか!?コムクは褒めてくれてないよね??なのに何でそんな事言うかなぁ。
「コムクも褒めてくれてないよね…」
「?そうだったか?ならすまん。今日のリティアは一段と綺麗だぞ」
「ふふっ。ありがとう」
チラッ。私はわざと二人の方も見た。
そしたら面白い程二人共慌てて綺麗だよと言ってきた。うっわ~。おっそ~。
『リティア、我はいつもリティアは綺麗で可愛いと思うぞ』
『ボクもフェアディと同じでそう思います』
「ふふっ。フェアディとルビクル、ありがとう」
「いや、そうなんだが…」
「もうすぐ入場だよね?」
「ああ。あ、今からだぞ」
「入場の準備が整いました。入場お願いいたします」
ギイィと扉が開いた。
そして見えた会場は、とても煌びやかだった。色とりどりのドレスに装飾品、輝くシャンデリアでまさに貴族の為の場だった。
うっひゃー。気後れするよ。フェアディ達もいつも勇敢で怖いもの知らずなのに、ちょっと怖がっている。
私には一生馴染めないだろう場だ。
あ、料理美味しそう。食べたい~~!!でも食べる時間あるかな?
うげぇ。分かってるよ、ソーク。
だからお願い、そんな目を向けないで。その「まだ駄目だからね?分かってるよね?」って言う視線を!!
そして王様の挨拶になった。
「皆、今日の急なパーティーに来てくれてありがとう。今夜の主役は、ドラゴンと契約したリティア殿だ。ドラゴンと契約した事を称え、勲章を授ける」
もともと騒がしかったのが、さらにザワザワっと騒がしくなった。
「リティア殿、俺の元へ」
「はい」
「ドラゴンと契約した者は、この国では初代王以来だ。幼いにもかかわらず、ドラゴンと契約した事を称え、この勲章を授ける。この勲章を持つ者は、フォレスト王国では王族と同位に扱われる」
「ありがとうございます。この勲章を頂けた事、至極光栄の極みにございます」
「ああ。これからも息子達とよろしくな」
「はい」
くっ。王様、やってくれるじゃないか!王族と同位だなんて望んでいないのに!!
それにこれからも息子をよろしく?わざわざ皆の前で言う必要ないよね!?
何故に王子と私はとっても仲良しなんだよアピールするかな???
こんな事を思わなくもないが、心の中にしまい込んで、ポーカーフェイスでやり過ごす。
ふふっ。元会社員なめんなよ!!これくらい朝飯前だもん。
そして後は普通のパーティー。
…見つからん。
何が見つからないって?クーイとルイゴがだよ。見渡す限り、人、人、人!!そして私は背も小さいから余計に見つけられない…。
どーこだ。……あ、いたっ!二人共一緒にいる。
「クーイ、ルイゴ!!」
「「リティア!」」
「やっと見つけた…」
「僕達も探していたんだよ。でもリティアは小さいからなかなか見つけられなくて」
「リティア、かっこよかったぞ」
「ありがとう!」
「二人共、それだけなのか」
「「え?」」
「リティアは朝から準備され、俺達を構う暇さえなかったんだぞ。ドレスくらい褒めたらどうだ」
コムク、君が言うのか!?コムクは褒めてくれてないよね??なのに何でそんな事言うかなぁ。
「コムクも褒めてくれてないよね…」
「?そうだったか?ならすまん。今日のリティアは一段と綺麗だぞ」
「ふふっ。ありがとう」
チラッ。私はわざと二人の方も見た。
そしたら面白い程二人共慌てて綺麗だよと言ってきた。うっわ~。おっそ~。
『リティア、我はいつもリティアは綺麗で可愛いと思うぞ』
『ボクもフェアディと同じでそう思います』
「ふふっ。フェアディとルビクル、ありがとう」
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