98 / 143
2章〜フォレスト王国王都〜
80、ケモミミは通じないらしい。……結構ショック
しおりを挟む
今、私達は庭園でお茶をしています。
……ソークとロークもケモミミ見られるの恥ずかしいかな、と思っていたんだけどなー。違うのかなー。
少し八つ当たり気味な私を許してね。
私、精神がゴリゴリと削られているのを感じます。
何故かって?
ケモミミのせいだよっ!!
ソークとロークもケモミミのはずなのに、何故かメイドも、通りすがりの人も皆特に私を見てくるの。
何でさっ!!
せめて、このうさ耳を気にしない救世主がこの空間に欲しい。切実に。
「……三人共、その耳はどうしたんですか?」
そう思っていたら救世主現るっ!!
バッとその救世主がいる方を向く。救世主はリチャードくんだった。
何故ここに?と思わなくもなくないが、救世主なことには変わりない。せっかくなのだからとお茶に誘うのだ。
「リチャードくんも一緒にお茶しない?」
少しリチャードくんの言葉に間があいた。
「……ではいただきます」
えぇぇ。め、迷惑だったのかな?何か顔が強張っている。
そして王子達は何故か呆然としている。なぜに?
「リ、リチャード?お前、そんな敬語使うような奴だったか?」
この言葉に、ソークも頷いている。それでも王子達二人はやや呆然。リチャードくんは少し居心地が悪そうにしている。
え、何この状況。
救世主だと思っていたのに何か救世主なのか微妙なんですけども~。
「あ~……。だってさぁ、リティア様って王族と同等なんだろ?」
「いや僕達王族……」
「あっ」
微っ妙~な沈黙。
ここは私が話そう。
「リチャードくん、普通に話して?」
「分かった」
そしてまた沈黙。
リチャードくんそのまま何か喋ってよ!!(八つ当たり気味)
そしてリチャードくんの視線までもが私の耳に。救世主じゃないんかいっ!
んん。言葉、何か変なのがでたわ……。
「……その耳は何故なのか聞いてもいいのか?」
少し思案してからリチャードくんは聞いて来た。
リチャードくんはケモミミ事件(私命名)について知らないんだね。
「それはノークさんに聞いてね。ケモミミにした張本人だから」
「ノークさん?けもみみ?」
「陛下をノークさんって呼んでる。そして獣人の耳だから略してケモミミ」
「獣人訳されてなくないか?」
「細かい事は気にしない!!」
「えええぇぇ」
そういやこの世界漢字使われてないもんね。通じないモノはしょうがない!私が言っているのを聞いてケモミミが皆分かるようになったらいいな。
私の小さな野望、かな?
いや、まずその前に獣人奴隷を無くしたい。
これが最初の私のささやかな?野暮である!!
……ソークとロークもケモミミ見られるの恥ずかしいかな、と思っていたんだけどなー。違うのかなー。
少し八つ当たり気味な私を許してね。
私、精神がゴリゴリと削られているのを感じます。
何故かって?
ケモミミのせいだよっ!!
ソークとロークもケモミミのはずなのに、何故かメイドも、通りすがりの人も皆特に私を見てくるの。
何でさっ!!
せめて、このうさ耳を気にしない救世主がこの空間に欲しい。切実に。
「……三人共、その耳はどうしたんですか?」
そう思っていたら救世主現るっ!!
バッとその救世主がいる方を向く。救世主はリチャードくんだった。
何故ここに?と思わなくもなくないが、救世主なことには変わりない。せっかくなのだからとお茶に誘うのだ。
「リチャードくんも一緒にお茶しない?」
少しリチャードくんの言葉に間があいた。
「……ではいただきます」
えぇぇ。め、迷惑だったのかな?何か顔が強張っている。
そして王子達は何故か呆然としている。なぜに?
「リ、リチャード?お前、そんな敬語使うような奴だったか?」
この言葉に、ソークも頷いている。それでも王子達二人はやや呆然。リチャードくんは少し居心地が悪そうにしている。
え、何この状況。
救世主だと思っていたのに何か救世主なのか微妙なんですけども~。
「あ~……。だってさぁ、リティア様って王族と同等なんだろ?」
「いや僕達王族……」
「あっ」
微っ妙~な沈黙。
ここは私が話そう。
「リチャードくん、普通に話して?」
「分かった」
そしてまた沈黙。
リチャードくんそのまま何か喋ってよ!!(八つ当たり気味)
そしてリチャードくんの視線までもが私の耳に。救世主じゃないんかいっ!
んん。言葉、何か変なのがでたわ……。
「……その耳は何故なのか聞いてもいいのか?」
少し思案してからリチャードくんは聞いて来た。
リチャードくんはケモミミ事件(私命名)について知らないんだね。
「それはノークさんに聞いてね。ケモミミにした張本人だから」
「ノークさん?けもみみ?」
「陛下をノークさんって呼んでる。そして獣人の耳だから略してケモミミ」
「獣人訳されてなくないか?」
「細かい事は気にしない!!」
「えええぇぇ」
そういやこの世界漢字使われてないもんね。通じないモノはしょうがない!私が言っているのを聞いてケモミミが皆分かるようになったらいいな。
私の小さな野望、かな?
いや、まずその前に獣人奴隷を無くしたい。
これが最初の私のささやかな?野暮である!!
132
あなたにおすすめの小説
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
4/10コミック1巻発売!【完結】魔王様、溺愛しすぎです!
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
2026/01/20追記
『魔王様、溺愛しすぎです!』のコミカライズ情報、解禁となりました!
TOブックス様から出版、1巻が4/10発売予定です。
キャラクターデザインに『蒼巳生姜(@syo_u_ron)』先生! 以前表紙絵をお願いした方です(*ノωノ)
漫画家は『大和アカ(@asanyama)』先生です° ✧ (*´ `*) ✧ °
連載については改めて発表させていただきますね_( _*´ ꒳ `*)_
「パパと結婚する!」
8万年近い長きにわたり、最強の名を冠する魔王。勇者を退け続ける彼の居城である『魔王城』の城門に、人族と思われる赤子が捨てられた。その子を拾った魔王は自ら育てると言い出し!? しかも溺愛しすぎて、周囲が大混乱!
拾われた子は幼女となり、やがて育て親を喜ばせる最強の一言を放った。魔王は素直にその言葉を受け止め、嫁にすると宣言する。
シリアスなようでコメディな軽いドタバタ喜劇(?)です。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
【表紙イラスト】しょうが様(https://www.pixiv.net/users/291264)
挿絵★あり
【完結】2021/12/02
※2026/01/20 1巻発売日(4/10)発表!
※2025/12/25 コミカライズ決定!
※2022/08/16 第3回HJ小説大賞前期「小説家になろう」部門 一次審査通過
※2021/12/16 第1回 一二三書房WEB小説大賞、一次審査通過
※2021/12/03 「小説家になろう」ハイファンタジー日間94位
※2021/08/16、「HJ小説大賞2021前期『小説家になろう』部門」一次選考通過作品
※2020年8月「エブリスタ」ファンタジーカテゴリー1位(8/20〜24)
※2019年11月「ツギクル」第4回ツギクル大賞、最終選考作品
※2019年10月「ノベルアップ+」第1回小説大賞、一次選考通過作品
※2019年9月「マグネット」ヤンデレ特集掲載作品
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる