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学園編 6章
第139話 決闘②
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転移魔法を地面へと展開させていく。
わざと見えるように光らせる。
「こ、これは何なの!?」
「転移魔法だ」
「「「転移魔法!?!?!」」」
そんな驚くなんて照れるなぁ~~。
「これ、本当に転移魔法なのか?」
「ああ、本物だ。何なら入ってみればいい。何処かには繋がっているぞ」
ただし、帰れる保証はないがな。
「だとしても、どうして光らせる必要がある?」
ハンネス、ご指摘ありがとう。お前の疑問はごもっともだ。
だが、お仲間のリリスは冷や汗を流しているぜ!
そりゃ、そうだ。
僕とリリスの間を結ぶ一直線以外は、全てこの転移魔法の罠で埋め尽くされている。
逆に言えば、二人にはこの一直線の場所しか通れない。
そう!これがリリスの時を止めるスキル対策だ。
時を止めるスキルは、いつどこから来るか分からない。だからこそ、怖いし防ぎようがない。
だが、もし来る場所が限定されているならば防ぐことは容易い。
正面のリリス方向にバリアさえ張ればいいからだ。
このために転移魔法を習得したのだ。
「さあ来いよ、下民!それとも僕の高貴さに恐れおののいてしまったのか!?ククク」
リリスは覚悟を決めたのかゆっくりと一息つく。
そして次の瞬間、
キーーン
突如目の前に姿を現したリリスが振り下ろした剣が、バリアによって弾かれる。
「予想通りだな」
そして目の前にいたリリスが視界からまた消える。
今度は姿勢を低くして僕の間合いに入ってきた。
状況から察するに、時を止めてる間にバリアを破壊したのだろう。
僕は剣で払い、その反動でリリスの正面に振り下ろす。
「取っ―」
取ったと思ったがその瞬間、剣が急激に軽くなる。
堪らず剣を放しそうになるが直ぐに握りしめて構え直す。
だが、その瞬間を見逃してくれるほど甘い相手ではなかった。一瞬で体勢を整えたリリスが、僕めがけて剣を横から切り込む。
剣の重さはまだ軽かったが、何とかバリアで防ぐことが出来た。
だが、何故相手を三秒以上見つめないと使えない時を止めるスキルが使えたんだ?
僕の情報不足か?
まあ、そんなことは今はどうでも良い。
とりあえず、目の前のことに集中しなければ。
横腹へと当ててきた重い剣が僕を横に吹っ飛ばす。
僕は急いで周囲にある罠を解除し、地面にうまく着地する。
「中々やるな、平民!」
「うるさい!」
すぐさま攻撃を仕掛けてくる。
が、その動きはすでに見切っていた。
「【発動】!」
「きゃっ!」
狙い通りリリスが罠に引っかかり、蔓に足を取られる。
全ての行動は大体予測できる。
リリスが走ってくるであろう場所に罠を仕掛ける。これはオールドとの戦闘の時にもやった。
「さあ、死ねっ!!!!」
僕は周囲の魔力を一箇所に集め、死なない程度の上級魔法を一気に放つ。
「「リリス!!!」」
バゴーーーーン!!!
大きな爆発音が体育館に響く。
煙が舞い、視界が塞がれる。
その場にいた全員がリリスの安否に注視する。
僕はそこでふと違和感を感じた。
ここは屋内とは言え明かりもあり、まだ太陽も沈む時間でもないはず。
にも関わらず、辺りが急に暗くなっている気がした。
電灯が消えているわけではない。
そう考えながら一抹の不安にかられ、上を見上げる。
僕は思わず声を上げた。
「何で屋内に雲が出来ているんだ!?」
僕のちょうど頭上を囲うように薄暗い雲がもくもくと出現してきた。
そして、次の瞬間。
ゴロゴロッ!!!
その音を聞いて僕は咄嗟にその場から離れようとした。
だが、光の速度に敵うはずもない。
そのまま落ちてきた雷が僕に直撃する。
僕はそのまま意識を失っていた。
わざと見えるように光らせる。
「こ、これは何なの!?」
「転移魔法だ」
「「「転移魔法!?!?!」」」
そんな驚くなんて照れるなぁ~~。
「これ、本当に転移魔法なのか?」
「ああ、本物だ。何なら入ってみればいい。何処かには繋がっているぞ」
ただし、帰れる保証はないがな。
「だとしても、どうして光らせる必要がある?」
ハンネス、ご指摘ありがとう。お前の疑問はごもっともだ。
だが、お仲間のリリスは冷や汗を流しているぜ!
そりゃ、そうだ。
僕とリリスの間を結ぶ一直線以外は、全てこの転移魔法の罠で埋め尽くされている。
逆に言えば、二人にはこの一直線の場所しか通れない。
そう!これがリリスの時を止めるスキル対策だ。
時を止めるスキルは、いつどこから来るか分からない。だからこそ、怖いし防ぎようがない。
だが、もし来る場所が限定されているならば防ぐことは容易い。
正面のリリス方向にバリアさえ張ればいいからだ。
このために転移魔法を習得したのだ。
「さあ来いよ、下民!それとも僕の高貴さに恐れおののいてしまったのか!?ククク」
リリスは覚悟を決めたのかゆっくりと一息つく。
そして次の瞬間、
キーーン
突如目の前に姿を現したリリスが振り下ろした剣が、バリアによって弾かれる。
「予想通りだな」
そして目の前にいたリリスが視界からまた消える。
今度は姿勢を低くして僕の間合いに入ってきた。
状況から察するに、時を止めてる間にバリアを破壊したのだろう。
僕は剣で払い、その反動でリリスの正面に振り下ろす。
「取っ―」
取ったと思ったがその瞬間、剣が急激に軽くなる。
堪らず剣を放しそうになるが直ぐに握りしめて構え直す。
だが、その瞬間を見逃してくれるほど甘い相手ではなかった。一瞬で体勢を整えたリリスが、僕めがけて剣を横から切り込む。
剣の重さはまだ軽かったが、何とかバリアで防ぐことが出来た。
だが、何故相手を三秒以上見つめないと使えない時を止めるスキルが使えたんだ?
僕の情報不足か?
まあ、そんなことは今はどうでも良い。
とりあえず、目の前のことに集中しなければ。
横腹へと当ててきた重い剣が僕を横に吹っ飛ばす。
僕は急いで周囲にある罠を解除し、地面にうまく着地する。
「中々やるな、平民!」
「うるさい!」
すぐさま攻撃を仕掛けてくる。
が、その動きはすでに見切っていた。
「【発動】!」
「きゃっ!」
狙い通りリリスが罠に引っかかり、蔓に足を取られる。
全ての行動は大体予測できる。
リリスが走ってくるであろう場所に罠を仕掛ける。これはオールドとの戦闘の時にもやった。
「さあ、死ねっ!!!!」
僕は周囲の魔力を一箇所に集め、死なない程度の上級魔法を一気に放つ。
「「リリス!!!」」
バゴーーーーン!!!
大きな爆発音が体育館に響く。
煙が舞い、視界が塞がれる。
その場にいた全員がリリスの安否に注視する。
僕はそこでふと違和感を感じた。
ここは屋内とは言え明かりもあり、まだ太陽も沈む時間でもないはず。
にも関わらず、辺りが急に暗くなっている気がした。
電灯が消えているわけではない。
そう考えながら一抹の不安にかられ、上を見上げる。
僕は思わず声を上げた。
「何で屋内に雲が出来ているんだ!?」
僕のちょうど頭上を囲うように薄暗い雲がもくもくと出現してきた。
そして、次の瞬間。
ゴロゴロッ!!!
その音を聞いて僕は咄嗟にその場から離れようとした。
だが、光の速度に敵うはずもない。
そのまま落ちてきた雷が僕に直撃する。
僕はそのまま意識を失っていた。
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