157 / 266
第6章……復讐の勇者編
148話……プロポーズ
しおりを挟む
ウルトの予定通り3時間弱でアルマン教国聖都が見えてきた。
ここから見える景色に変わりはなく平和そのものに見えた。
「帰ってきたわね」
「ほんの数日のはずなんですが、何だかとても久しぶりに思えますね……」
サーシャとリンは感慨深そうに話している。
速度を弛めて正門に近付いて行くと門から見えたのはたくさんの人。
俺たちが近付くと人々はこちらを指指したり両手を上げて万歳のようにしたりと大歓迎ムードだ。
「あれは一体……」
「もしかして……勇者様を待っているのでしょうか?」
ベラとイリアーナはまたヒソヒソしている。それ好きだね……
「ウルト、外部音声よろしく」
『かしこまりました』
ウルトに頼みみんなの声を聞いてみるとやはり俺たちを称える大歓声が聞こえてきた。
「クリード、あそこにソフィアとアンナが居るわよ」
「お父様とお母様まで!」
リンの指差した場所を見るとソフィアとアンナがこちらに向かって大きく手を振っていた。
そのすぐ後ろには兵士に護衛されているアンドレイさんの姿も見えた。
「どうして私たちが戻ってくることを知っているのでしょう?」
「ああ、俺がさっき【思念共有】のスキルを使ってソフィアたちに連絡したからね。まさかこんな大勢の人が集まるとは……」
今から帰るよくらいの軽い気持ちでの連絡だったのに大事になってしまった。
ソフィアとアンナ、サーシャやリンの家族に無事戻ったことを伝えてそれから謁見を頼もうかと思ってたんだけどな……甘かったか。
門の前でウルトから降りて徒歩で街に入る。
「おかえりサーシャ、クリードくん。無事で良かった……」
「お父様、ちょっと……」
アンドレイさんは一目散にサーシャに駆け寄り抱きしめる。
サーシャも言葉では拒絶しているが無理に引き剥がそうとはしていない。
父娘の再会を眺めているとアンドレイさんはサーシャを離して俺の方へとやって来る。
「クリードくん、ありがとう! サーシャを助けてくれて本当にありがとう!」
俺の手を取り何度もお礼を言う。
この人一応公爵だしすごく偉い人なはずなんだけどやっぱり人の親なんだな……
「ライノス公爵……そろそろ」
そんなアンドレイさんの行動をソフィアが窘める。
まぁお礼も十分言われたし頃合でしょ……そろそろ大貴族らしい振る舞いをお願いしたい。めっちゃ人見てるし。
「そうだな……今後の流れを説明するためにも一度我が家に戻ろうかこちらへ」
貴族らしい風格というか堂々とした態度で俺たちを案内し始めた。
アンドレイさんたちと共に大歓声に迎えられながら大通りを進むと豪奢な馬車が待っていたのでそれに乗り込む。
「クリード殿、リン殿、お疲れ様でした。サーシャ様もご無事で何よりです」
「でもなんスかあれ? いきなり頭の中にクリードさんの声が聞こえたッスよ?」
「ああ、【思念共有】ってスキルでね、なんか手に入ったから使ってみたんだ。迷宮攻略してるって連絡もしたんだけどそれも聞こえてた?」
連絡可能距離を調べたくて送ったんだよな。
ソフィアたちは聞こえていたと頷いた。
「いくらこっちから話しかけても返事来ないから無視されてるのかなって思ってたッス!」
「クリード殿は私たちの体だけが目当てだったのかと……」
ソフィアが顔を押えてオヨヨ……と嘘泣きをするがお前そんなキャラじゃないだろ……
それやるならアンナだろ……ソフィアがやるとガチっぽく聞こえるんだよ……
「ところでそちらのお嬢さん方はどなたかな?」
「こちらは私と一緒に囚われていた王国の聖女ベラさんと帝国の聖女イリアーナさんです」
馬車に乗り込み人目が無くなったところでアンドレイさんが2人の聖女のことを聞いてきた。
隠す必要も無いのでサーシャが素直に応えるとアンドレイさんは何かを察したようだ。
「なるほど……それで2人は何故教国に?」
「それは後で説明します。それよりお父様、今後の予定とは?」
「夕方に国王陛下並びに王太子殿下、それと教皇猊下との謁見、その後晩餐会だな」
謁見……晩餐会……
俺はどんな顔して参加すればいいんだ……?
それに謁見に相応しい服とか持ってないぞ?
今から買いに行って間に合うか? それかもう明けの明星でいいかな? やけに神々しいし……
「クリードくんたちの礼服はこちらで用意してある、心配しなくていいよ」
謁見の服装について考えているとアンドレイさんから助け舟が出された。
そんなに顔に出ていたのかな……
「助かります……最悪この鎧なら見栄えはいいかと思ってました」
「素晴らしい鎧だね。でも流石に鎧姿は……ね」
ですよね。
しばらく馬車に揺られライノス邸に到着。
使用人に囲まれてあれやこれやと着飾ることになった。
「サーシャ、ちょっとだけいいかな?」
全ての支度を終えあとは出発を待つだけとなった頃、サーシャを見つけたので声をかける。
「どうされました? 良くお似合いですよ」
開口一番褒められた。
これは俺も褒め返すべきだな。
「ありがとう。サーシャもよく似合ってるな。普段の修道服姿もいいけどこっちは可憐って感じかな? ごめんねこういうの慣れてなくて」
喋ってて自分で何を言っているのか分からなくなってしまった。
女性を褒めた経験なんてそんなに無いからどう褒めていいのか咄嗟には思いつかない。
「ふふ、ありがとうございます。それで、なにか用事があったのでは?」
「そうだった、少し話せる? 出来れば2人で」
「分かりました。では私の私室でよろしいですか?」
サーシャと2人で部屋に入り対面に座る。
さて……どう切り出せばいいんだろう?
日本で恋人がいた事はあるけど学生時代のことだしプロポーズとかどう言えばいいのか分からない。
「どうぞ」
「あ、ありがとう」
どう切り出すか悩んでいると目の前に紅茶を差し出された。
一口飲んで口を湿られてとりあえず口を開く。
行き当たりばったり上等、喋ってるうちになんとかまとまるだろう。
「あのさ、今後の話なんだけど」
「はい。リンさんから聞いていますが、陛下に対してはその……思うところはあるでしょうが……」
ちゃうねん。
いやまぁそれもアレだけど今はちゃうねん。
「そこは弁えてるから……そうじゃなくてそういうのが終わったあとのこと」
「晩餐会のことですか? おそらくクリード様はたくさんの女性に求婚されると思いますがその……」
ちゃうね……いやちゃうくないな。
それよりなんだかモジモジしてるサーシャが服装も相まってとても可愛らしく見える。
「まぁそれも関係あるかな? その……求婚のことなんだけど」
「クリード様の立場や実力を考えますと15人でも多くは無いですが、あまり増やすのは……」
いや15人とか無理だから。もう手一杯だから。
「いや逆、もう増やしたくない……ってそうじゃなくてさ」
「はい?」
キョトンとした顔で聞き返される。
あれ? これ求婚されるとは思ってないやつ? フラれるやつ?
「その……俺はこれ以上増やしたいとかは全く思ってないんだけど……」
「はぁ……」
本気で分かってなさそうな顔がキツい。
「えっと……でも1人だけ増やしたいというか、いや、そんな言い方じゃダメか」
「イリアーナさんですか?」
だからちゃうねん。
「違うよ。俺が欲しいのはサーシャだ」
「え?」
え?
あれこれやらかした?
「いや、あの……だから……」
「いえ、あの……ちょっとした行き違いと言いますか……そんな顔しないで下さい」
自分でもわかるほど挙動不審だった。
サーシャが言葉と仕草で落ち着くよう伝えてくるので表面上だけでも落ち着いたフリをする。
「ウルト様の中でリンさんから私とクリード様が結婚するのは既定路線だと聞いていたので……まさかこんな求婚の申し込みをされるとは……」
だんだんと赤くなり声が小さくなっていく。
「えっと……」
リン……聞いてないぞ……いやサーシャとも結婚すればいいとは言ってたけども!
「だから……その……はい、不束者ですがよろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げ了承してくれた。
「えーと……こちらこそ」
俺も同じように頭を下げる。
同時に顔を上げると真っ赤な顔のサーシャがそこに居た。
「はぁ……緊張した」
「もしかしてずっと私と結婚するか分からないままベラさんとのことも話していたのですか?」
「はい……」
サーシャに伝える前に増えるとか予想外過ぎたわ。
「まぁ……そういう事で。まずはアンドレイさんたちに報告した方がいいのかな?」
「既に知っていますよ? 知らなかったのはクリード様だけかと」
「なんでや……」
なんで本人置いて話が進むんや……
「それならまぁ……あ、聞いておきたいこともあったんだ」
それから少しの間謁見の際のルールやマナーを教えてもらい出発までの時間を過ごした。
ここから見える景色に変わりはなく平和そのものに見えた。
「帰ってきたわね」
「ほんの数日のはずなんですが、何だかとても久しぶりに思えますね……」
サーシャとリンは感慨深そうに話している。
速度を弛めて正門に近付いて行くと門から見えたのはたくさんの人。
俺たちが近付くと人々はこちらを指指したり両手を上げて万歳のようにしたりと大歓迎ムードだ。
「あれは一体……」
「もしかして……勇者様を待っているのでしょうか?」
ベラとイリアーナはまたヒソヒソしている。それ好きだね……
「ウルト、外部音声よろしく」
『かしこまりました』
ウルトに頼みみんなの声を聞いてみるとやはり俺たちを称える大歓声が聞こえてきた。
「クリード、あそこにソフィアとアンナが居るわよ」
「お父様とお母様まで!」
リンの指差した場所を見るとソフィアとアンナがこちらに向かって大きく手を振っていた。
そのすぐ後ろには兵士に護衛されているアンドレイさんの姿も見えた。
「どうして私たちが戻ってくることを知っているのでしょう?」
「ああ、俺がさっき【思念共有】のスキルを使ってソフィアたちに連絡したからね。まさかこんな大勢の人が集まるとは……」
今から帰るよくらいの軽い気持ちでの連絡だったのに大事になってしまった。
ソフィアとアンナ、サーシャやリンの家族に無事戻ったことを伝えてそれから謁見を頼もうかと思ってたんだけどな……甘かったか。
門の前でウルトから降りて徒歩で街に入る。
「おかえりサーシャ、クリードくん。無事で良かった……」
「お父様、ちょっと……」
アンドレイさんは一目散にサーシャに駆け寄り抱きしめる。
サーシャも言葉では拒絶しているが無理に引き剥がそうとはしていない。
父娘の再会を眺めているとアンドレイさんはサーシャを離して俺の方へとやって来る。
「クリードくん、ありがとう! サーシャを助けてくれて本当にありがとう!」
俺の手を取り何度もお礼を言う。
この人一応公爵だしすごく偉い人なはずなんだけどやっぱり人の親なんだな……
「ライノス公爵……そろそろ」
そんなアンドレイさんの行動をソフィアが窘める。
まぁお礼も十分言われたし頃合でしょ……そろそろ大貴族らしい振る舞いをお願いしたい。めっちゃ人見てるし。
「そうだな……今後の流れを説明するためにも一度我が家に戻ろうかこちらへ」
貴族らしい風格というか堂々とした態度で俺たちを案内し始めた。
アンドレイさんたちと共に大歓声に迎えられながら大通りを進むと豪奢な馬車が待っていたのでそれに乗り込む。
「クリード殿、リン殿、お疲れ様でした。サーシャ様もご無事で何よりです」
「でもなんスかあれ? いきなり頭の中にクリードさんの声が聞こえたッスよ?」
「ああ、【思念共有】ってスキルでね、なんか手に入ったから使ってみたんだ。迷宮攻略してるって連絡もしたんだけどそれも聞こえてた?」
連絡可能距離を調べたくて送ったんだよな。
ソフィアたちは聞こえていたと頷いた。
「いくらこっちから話しかけても返事来ないから無視されてるのかなって思ってたッス!」
「クリード殿は私たちの体だけが目当てだったのかと……」
ソフィアが顔を押えてオヨヨ……と嘘泣きをするがお前そんなキャラじゃないだろ……
それやるならアンナだろ……ソフィアがやるとガチっぽく聞こえるんだよ……
「ところでそちらのお嬢さん方はどなたかな?」
「こちらは私と一緒に囚われていた王国の聖女ベラさんと帝国の聖女イリアーナさんです」
馬車に乗り込み人目が無くなったところでアンドレイさんが2人の聖女のことを聞いてきた。
隠す必要も無いのでサーシャが素直に応えるとアンドレイさんは何かを察したようだ。
「なるほど……それで2人は何故教国に?」
「それは後で説明します。それよりお父様、今後の予定とは?」
「夕方に国王陛下並びに王太子殿下、それと教皇猊下との謁見、その後晩餐会だな」
謁見……晩餐会……
俺はどんな顔して参加すればいいんだ……?
それに謁見に相応しい服とか持ってないぞ?
今から買いに行って間に合うか? それかもう明けの明星でいいかな? やけに神々しいし……
「クリードくんたちの礼服はこちらで用意してある、心配しなくていいよ」
謁見の服装について考えているとアンドレイさんから助け舟が出された。
そんなに顔に出ていたのかな……
「助かります……最悪この鎧なら見栄えはいいかと思ってました」
「素晴らしい鎧だね。でも流石に鎧姿は……ね」
ですよね。
しばらく馬車に揺られライノス邸に到着。
使用人に囲まれてあれやこれやと着飾ることになった。
「サーシャ、ちょっとだけいいかな?」
全ての支度を終えあとは出発を待つだけとなった頃、サーシャを見つけたので声をかける。
「どうされました? 良くお似合いですよ」
開口一番褒められた。
これは俺も褒め返すべきだな。
「ありがとう。サーシャもよく似合ってるな。普段の修道服姿もいいけどこっちは可憐って感じかな? ごめんねこういうの慣れてなくて」
喋ってて自分で何を言っているのか分からなくなってしまった。
女性を褒めた経験なんてそんなに無いからどう褒めていいのか咄嗟には思いつかない。
「ふふ、ありがとうございます。それで、なにか用事があったのでは?」
「そうだった、少し話せる? 出来れば2人で」
「分かりました。では私の私室でよろしいですか?」
サーシャと2人で部屋に入り対面に座る。
さて……どう切り出せばいいんだろう?
日本で恋人がいた事はあるけど学生時代のことだしプロポーズとかどう言えばいいのか分からない。
「どうぞ」
「あ、ありがとう」
どう切り出すか悩んでいると目の前に紅茶を差し出された。
一口飲んで口を湿られてとりあえず口を開く。
行き当たりばったり上等、喋ってるうちになんとかまとまるだろう。
「あのさ、今後の話なんだけど」
「はい。リンさんから聞いていますが、陛下に対してはその……思うところはあるでしょうが……」
ちゃうねん。
いやまぁそれもアレだけど今はちゃうねん。
「そこは弁えてるから……そうじゃなくてそういうのが終わったあとのこと」
「晩餐会のことですか? おそらくクリード様はたくさんの女性に求婚されると思いますがその……」
ちゃうね……いやちゃうくないな。
それよりなんだかモジモジしてるサーシャが服装も相まってとても可愛らしく見える。
「まぁそれも関係あるかな? その……求婚のことなんだけど」
「クリード様の立場や実力を考えますと15人でも多くは無いですが、あまり増やすのは……」
いや15人とか無理だから。もう手一杯だから。
「いや逆、もう増やしたくない……ってそうじゃなくてさ」
「はい?」
キョトンとした顔で聞き返される。
あれ? これ求婚されるとは思ってないやつ? フラれるやつ?
「その……俺はこれ以上増やしたいとかは全く思ってないんだけど……」
「はぁ……」
本気で分かってなさそうな顔がキツい。
「えっと……でも1人だけ増やしたいというか、いや、そんな言い方じゃダメか」
「イリアーナさんですか?」
だからちゃうねん。
「違うよ。俺が欲しいのはサーシャだ」
「え?」
え?
あれこれやらかした?
「いや、あの……だから……」
「いえ、あの……ちょっとした行き違いと言いますか……そんな顔しないで下さい」
自分でもわかるほど挙動不審だった。
サーシャが言葉と仕草で落ち着くよう伝えてくるので表面上だけでも落ち着いたフリをする。
「ウルト様の中でリンさんから私とクリード様が結婚するのは既定路線だと聞いていたので……まさかこんな求婚の申し込みをされるとは……」
だんだんと赤くなり声が小さくなっていく。
「えっと……」
リン……聞いてないぞ……いやサーシャとも結婚すればいいとは言ってたけども!
「だから……その……はい、不束者ですがよろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げ了承してくれた。
「えーと……こちらこそ」
俺も同じように頭を下げる。
同時に顔を上げると真っ赤な顔のサーシャがそこに居た。
「はぁ……緊張した」
「もしかしてずっと私と結婚するか分からないままベラさんとのことも話していたのですか?」
「はい……」
サーシャに伝える前に増えるとか予想外過ぎたわ。
「まぁ……そういう事で。まずはアンドレイさんたちに報告した方がいいのかな?」
「既に知っていますよ? 知らなかったのはクリード様だけかと」
「なんでや……」
なんで本人置いて話が進むんや……
「それならまぁ……あ、聞いておきたいこともあったんだ」
それから少しの間謁見の際のルールやマナーを教えてもらい出発までの時間を過ごした。
26
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
元皇子の寄り道だらけの逃避行 ~幽閉されたので国を捨てて辺境でゆっくりします~
下昴しん
ファンタジー
武力で領土を拡大するベギラス帝国に二人の皇子がいた。魔法研究に腐心する兄と、武力に優れ軍を指揮する弟。
二人の父である皇帝は、軍略会議を軽んじた兄のフェアを断罪する。
帝国は武力を求めていたのだ。
フェアに一方的に告げられた罪状は、敵前逃亡。皇帝の第一継承権を持つ皇子の座から一転して、罪人になってしまう。
帝都の片隅にある独房に幽閉されるフェア。
「ここから逃げて、田舎に籠るか」
給仕しか来ないような牢獄で、フェアは脱出を考えていた。
帝都においてフェアを超える魔法使いはいない。そのことを知っているのはごく限られた人物だけだった。
鍵をあけて牢を出ると、給仕に化けた義妹のマトビアが現れる。
「私も連れて行ってください、お兄様」
「いやだ」
止めるフェアに、強引なマトビア。
なんだかんだでベギラス帝国の元皇子と皇女の、ゆるすぎる逃亡劇が始まった──。
※カクヨム様、小説家になろう様でも投稿中。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる