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【最終章】だいすきなひと
5-5(完)
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(孝視点)
いつからか、朝が来るのが怖くなくなった。
いつからなんて、もう覚えてない。怖いなんて感覚さえ、どこかに置き去りになっている気がする。
気づけば季節が変わっていた。カーテンの隙間から覗く陽射しの色も、外を歩く生徒の制服も、変わっている。
だけど、俺の日々は変わらない。
澪が起きると、俺も目を開ける。
身支度も食事も、俺はもう何ひとつ自分でしない。澪がやってくれる。
髪を整えられ、制服を着せられ、スプーンで口元に運ばれる飯を噛んで飲み込む。
昔なら恥ずかしかったかもしれない。惨めだとも思ったかもしれない。
でも今は、それを“嬉しい”と感じる自分がいる。
(……澪ちゃんは、優しい)
俺を生かしてくれている。
俺に触れて、名前を呼んで、笑いかけてくれる。
ほんの少しでも動揺があれば気づいて、声をかけてくれる。
怖いことはあった。思い出したくないことも、いっぱいある。
でも、今の澪ちゃんは違う。
俺が“いい子”でいる限り、あんなことはもうしない。
大丈夫。
俺はもう、ちゃんとわかってる。
「愛される」って、こういうことなんだ。
洗面台の前で顔を洗っていると、鏡に映った自分の姿が目に入る。
澪ちゃんにセットされた清潔な髪、前髪は整えられて顔の半分を覆っていた″防壁″はもうない。
ふいに——思い出す。
あのとき。
風紀委員室で、澪ちゃんが俺を見つけてくれたとき。
「お前……前のほうが明るかったな」
そう言って困った顔で笑ってた、あの澪ちゃんの顔。
(……俺、澪ちゃんのこと、壊しちゃったんだな)
やっと気づいた頃には、もう取り返しがつかなくて。
澪ちゃんが、俺のために壊れてくれた。
だから今度は、俺が澪ちゃんの“幸せ”にならなきゃいけないんだ。
——それが、俺の償いだ。
廊下をひとり歩くのは、久しぶりだった。
今日は澪ちゃんが委員長に呼ばれてる。俺は早めに寮に戻る予定で、寄り道していた。
角を曲がったところで、不意に足が止まる。
「———ぁ、久しぶり」
聞き覚えのある声に、心臓が跳ねた。
そこに立っていたのは、根津美咲だった。
同じ学園の生徒。
生徒会。Bクラス。
そして———
俺が、渇望した人。
「……っ……」
咄嗟に、声が出なかった。
いや、違う。
声は喉の奥で震えてる。だけど出したら——澪ちゃんに気づかれる。
“あの時”みたいに、また壊される。
何より——
(……話してしまったら、俺が……)
俺が、逃げようとしちゃうかもしれない。
美咲の顔は心配そうだった。前みたいに軽口を叩くでもなく、ただ俺を見ていた。
その瞳が優しすぎて、涙が出そうになる。
でもダメだ。
見られちゃいけない。
知ってもらっちゃいけない。
風紀委員長にバレたら、
澪ちゃんにバレたら、
俺が、希望を持ったら、
「……ごめん。俺に……話しかけないで……」
自分の声が震えているのが分かった。
言った瞬間、美咲の顔に動揺が浮かぶ。
でも俺はもう振り返らない。
逃げるように、駆け出す。
——怖かった。
でも、それ以上に怖かったのは、
(……俺が、また“こっち”以外の場所を探そうとすること)
澪ちゃんの部屋に戻れば、何も考えなくていい。
俺の居場所は、もうそこにしかないんだ。
澪ちゃんのそばにいれば、ちゃんと“生きていられる”。
それだけで、いい。
それで、充分。
俺はもう、澪ちゃん以外の世界を探すことができない。
そう“思い込むこと”が、俺を救ってくれる。
***
放課後、俺は少し遅くなって寮の部屋に戻った。
澪ちゃんは、もう帰ってきていた。
いつもと同じように、制服を脱ぎ、ソファに座ってスマホをいじっている。
ドアが開いたことにも反応しなかった。きっと俺の足音を聞き分けたんだろう。
それだけで、なぜか安心した。
……おかしいな。
前の俺はこの部屋から“逃げ出すこと”ばかり考えていたのに。
今は、ここが——帰る場所だ。
「……澪ちゃん」
俺は、そっと声をかけた。
言ってから気づく。
この呼び方を、声に出すのは本当に久しぶりだった。
澪の指が止まる。
静かにスマホを伏せて、顔を上げた。
「……なんだ?」
その声も、いつもより少しだけ低かった。
「……俺、ちゃんと……澪ちゃんの恋人になれたかな……」
言った瞬間、後悔しかけた。
けれど、もう戻れない。
この気持ちは、俺のなかで確かに育ってしまったから。
澪は何も言わなかった。
ただ無言で、立ち上がってこちらへ来る。
そして——
俺の顎を、静かに掴んだ。
視線が合う。
その目には怒りも、支配も、同情もなかった。
ただ——俺を確認するような、ひどく静かな光だけがあった。
そして、そのまま澪は——口付けてきた。
拒まなかった。
拒もうなんて、思わなかった。
触れた唇は、温かくて、少し震えていた。
(……そうだよ。俺はもう、ずっとこれを……)
ようやく、たどり着いたんだ。
キスが終わると、澪は俺の頬に手を添えて、低く訊いた。
「……今、嫌だと感じたか?」
「……ううん。全く。」
少しの迷いもなかった。
俺がそう答えると、澪はほんの一瞬だけ、目を伏せて——それから微かに笑った。
「俺は……恋人じゃないやつに、こんなことしない」
「——…そう、だね。……大好きだよ、澪ちゃん。」
その言葉に、澪の目がゆっくりと細められた。
その目は、もう狂気に濁ってもいないし、誰かを睨むこともなかった。
ただ——
誰よりも、深く優しく、俺を抱きしめるように笑っていた。
「———、……ずっと、……その言葉が欲しかった。」
***
この瞬間のために、俺はどれだけ遠回りをしたんだろうな。
あいつを騙して、追いかけて、縛って、壊して、繋ぎ止めて——
でも、結局のところ。
こいつの口から出たたった一言で、全部報われた気がしてる。
「……大好きだよ、澪ちゃん。」
その言葉を受け取ったとき、
俺のなかの“加害者”が音もなく死んだ。
ああ、ようやく俺は……やっと手に入れたんだ。
“俺だけを選んでくれる恋人”を。
窓の外では、夕陽がにじむように沈んでいく。
部屋の中では、もう光も影も関係ない。
だって、ここはもうふたりだけの世界だから。
孝の“ごめん”を、澪は“ありがとう”に変える。
澪の“壊してしまった”を、孝は“生まれ変わった”に変えた。
たとえ誰が、これを異常だと言おうと、もう関係ない。
孝はもう、澪以外を、選べない。
澪もまた、孝を、手放さない。
これが、俺たちの“幸せ”。
——完——
いつからか、朝が来るのが怖くなくなった。
いつからなんて、もう覚えてない。怖いなんて感覚さえ、どこかに置き去りになっている気がする。
気づけば季節が変わっていた。カーテンの隙間から覗く陽射しの色も、外を歩く生徒の制服も、変わっている。
だけど、俺の日々は変わらない。
澪が起きると、俺も目を開ける。
身支度も食事も、俺はもう何ひとつ自分でしない。澪がやってくれる。
髪を整えられ、制服を着せられ、スプーンで口元に運ばれる飯を噛んで飲み込む。
昔なら恥ずかしかったかもしれない。惨めだとも思ったかもしれない。
でも今は、それを“嬉しい”と感じる自分がいる。
(……澪ちゃんは、優しい)
俺を生かしてくれている。
俺に触れて、名前を呼んで、笑いかけてくれる。
ほんの少しでも動揺があれば気づいて、声をかけてくれる。
怖いことはあった。思い出したくないことも、いっぱいある。
でも、今の澪ちゃんは違う。
俺が“いい子”でいる限り、あんなことはもうしない。
大丈夫。
俺はもう、ちゃんとわかってる。
「愛される」って、こういうことなんだ。
洗面台の前で顔を洗っていると、鏡に映った自分の姿が目に入る。
澪ちゃんにセットされた清潔な髪、前髪は整えられて顔の半分を覆っていた″防壁″はもうない。
ふいに——思い出す。
あのとき。
風紀委員室で、澪ちゃんが俺を見つけてくれたとき。
「お前……前のほうが明るかったな」
そう言って困った顔で笑ってた、あの澪ちゃんの顔。
(……俺、澪ちゃんのこと、壊しちゃったんだな)
やっと気づいた頃には、もう取り返しがつかなくて。
澪ちゃんが、俺のために壊れてくれた。
だから今度は、俺が澪ちゃんの“幸せ”にならなきゃいけないんだ。
——それが、俺の償いだ。
廊下をひとり歩くのは、久しぶりだった。
今日は澪ちゃんが委員長に呼ばれてる。俺は早めに寮に戻る予定で、寄り道していた。
角を曲がったところで、不意に足が止まる。
「———ぁ、久しぶり」
聞き覚えのある声に、心臓が跳ねた。
そこに立っていたのは、根津美咲だった。
同じ学園の生徒。
生徒会。Bクラス。
そして———
俺が、渇望した人。
「……っ……」
咄嗟に、声が出なかった。
いや、違う。
声は喉の奥で震えてる。だけど出したら——澪ちゃんに気づかれる。
“あの時”みたいに、また壊される。
何より——
(……話してしまったら、俺が……)
俺が、逃げようとしちゃうかもしれない。
美咲の顔は心配そうだった。前みたいに軽口を叩くでもなく、ただ俺を見ていた。
その瞳が優しすぎて、涙が出そうになる。
でもダメだ。
見られちゃいけない。
知ってもらっちゃいけない。
風紀委員長にバレたら、
澪ちゃんにバレたら、
俺が、希望を持ったら、
「……ごめん。俺に……話しかけないで……」
自分の声が震えているのが分かった。
言った瞬間、美咲の顔に動揺が浮かぶ。
でも俺はもう振り返らない。
逃げるように、駆け出す。
——怖かった。
でも、それ以上に怖かったのは、
(……俺が、また“こっち”以外の場所を探そうとすること)
澪ちゃんの部屋に戻れば、何も考えなくていい。
俺の居場所は、もうそこにしかないんだ。
澪ちゃんのそばにいれば、ちゃんと“生きていられる”。
それだけで、いい。
それで、充分。
俺はもう、澪ちゃん以外の世界を探すことができない。
そう“思い込むこと”が、俺を救ってくれる。
***
放課後、俺は少し遅くなって寮の部屋に戻った。
澪ちゃんは、もう帰ってきていた。
いつもと同じように、制服を脱ぎ、ソファに座ってスマホをいじっている。
ドアが開いたことにも反応しなかった。きっと俺の足音を聞き分けたんだろう。
それだけで、なぜか安心した。
……おかしいな。
前の俺はこの部屋から“逃げ出すこと”ばかり考えていたのに。
今は、ここが——帰る場所だ。
「……澪ちゃん」
俺は、そっと声をかけた。
言ってから気づく。
この呼び方を、声に出すのは本当に久しぶりだった。
澪の指が止まる。
静かにスマホを伏せて、顔を上げた。
「……なんだ?」
その声も、いつもより少しだけ低かった。
「……俺、ちゃんと……澪ちゃんの恋人になれたかな……」
言った瞬間、後悔しかけた。
けれど、もう戻れない。
この気持ちは、俺のなかで確かに育ってしまったから。
澪は何も言わなかった。
ただ無言で、立ち上がってこちらへ来る。
そして——
俺の顎を、静かに掴んだ。
視線が合う。
その目には怒りも、支配も、同情もなかった。
ただ——俺を確認するような、ひどく静かな光だけがあった。
そして、そのまま澪は——口付けてきた。
拒まなかった。
拒もうなんて、思わなかった。
触れた唇は、温かくて、少し震えていた。
(……そうだよ。俺はもう、ずっとこれを……)
ようやく、たどり着いたんだ。
キスが終わると、澪は俺の頬に手を添えて、低く訊いた。
「……今、嫌だと感じたか?」
「……ううん。全く。」
少しの迷いもなかった。
俺がそう答えると、澪はほんの一瞬だけ、目を伏せて——それから微かに笑った。
「俺は……恋人じゃないやつに、こんなことしない」
「——…そう、だね。……大好きだよ、澪ちゃん。」
その言葉に、澪の目がゆっくりと細められた。
その目は、もう狂気に濁ってもいないし、誰かを睨むこともなかった。
ただ——
誰よりも、深く優しく、俺を抱きしめるように笑っていた。
「———、……ずっと、……その言葉が欲しかった。」
***
この瞬間のために、俺はどれだけ遠回りをしたんだろうな。
あいつを騙して、追いかけて、縛って、壊して、繋ぎ止めて——
でも、結局のところ。
こいつの口から出たたった一言で、全部報われた気がしてる。
「……大好きだよ、澪ちゃん。」
その言葉を受け取ったとき、
俺のなかの“加害者”が音もなく死んだ。
ああ、ようやく俺は……やっと手に入れたんだ。
“俺だけを選んでくれる恋人”を。
窓の外では、夕陽がにじむように沈んでいく。
部屋の中では、もう光も影も関係ない。
だって、ここはもうふたりだけの世界だから。
孝の“ごめん”を、澪は“ありがとう”に変える。
澪の“壊してしまった”を、孝は“生まれ変わった”に変えた。
たとえ誰が、これを異常だと言おうと、もう関係ない。
孝はもう、澪以外を、選べない。
澪もまた、孝を、手放さない。
これが、俺たちの“幸せ”。
——完——
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