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052 生き残り
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本来は透けるような白い肌を持つエルフたちに対して、そのダークエルフと呼ばれる存在は姿形こそエルフそのものだが、まるで夜の闇のような黒い肌を持つという。
それがここ数年、夜な夜なあらわれては寝ている女王陛下の身体に入り込み、その体力を急激に奪い続けているのだそうだ。
「寝室の警護を固めるか、寝室そのものを外から入り込めない場所に移すのではダメなのかしら?」
シェリルのその疑問に、ミミアは首を振って答えた。
「ああ…我らエルフの侍女では奴に対応できん。それに寝室を移したところで、奴は空間魔術を使ってどこからでも入り込んでくるのだ」
レミーが顎に手をやって呟く。
「そのダークエルフがどこから来ているのかわかれば、来る前に叩けるんですけどね…」
その言葉に、ミミアが深くため息をついた。
「…いや、奴の寝床はわかっているのだ。しかし、そこを叩こうにも我らには有効な攻撃手段がない」
シェリルが首をかしげる。
「エルフなら強力な空間魔術で攻撃できるでしょう?」
ミミアがその切れ長な目をやや丸くする。
「人間の割によく知っているな。確かに我らエルフには、空間魔術を駆使した強力な攻撃で敵を駆逐できる者がかつて数多くいたそうだ。ただそれは、この約束の地にやって来る前までの世代の話だ。今の我らにその力は備わっていない」
モモとネネもその言葉に頷いている。
確かにこれまでの道中でも、モモとネネは戦闘には参加していなかった。俺と同じで平和主義者なだけかと思っていたが、そもそも攻撃手段がなかったということか。
この約束の地には外から敵が入ってくるようなことはない。
そのため戦う機会がなくなって、その力もまた失われたということだろう。
ミミアが説明を続ける。
「だからこそ、ダークエルフはその攻撃手段を持つ世代の最後の生き残りである女王陛下を真っ先に亡き者にしようとしているのだろう。病床にあらせられることをいいことに。しかし、お守りしようにも我らに戦う力はない。もし相手が空間魔術を使えない者ならば、私の空間魔術で森の外に転移させることはできるはずなのだが、奴にはそれも通用しないのだ…」
ミミアは悔しそうに拳を握った。
最後の生き残り。
つまり、この約束の地と呼ばれる隠れ里にやってくる前の世代のエルフは、もう女王陛下を残して全員すでに亡くなってしまったということか。
そのため、この里にいるエルフたちの中には戦う力を持つ者はいないと。
でもそれなら、俺たちがそのダークエルフを退治してくればいい。
簡単な話だ。
バーグルーラが小さめのあくびをひとつしてから言った。
<ならば我らが退治してきてやろう。場所はどこだ?>
ミミアが身構える。
「しゃ、喋るのか!それはなんだ、りゅ、竜か?」
俺が慌てて弁明する。
「え、ええ!竜なんですけど、すごくいいヤツで!悪さとかはしないので安心してください!」
しかしミミアの狼狽はおさまらない。
「い、いや、そうではない。竜は我らエルフの守り神と言われている。ただ、この目で見るのが初めてで驚いただけだ……そうか、しかし、こんなに小さいものだったか…」
今のバーグルーラは体長10cm。テーブルの上で長い尻尾を器用に丸めており、猫のようにペロペロとスープを飲んでいる。
「あ、これは今、こちらのシシリーの空間魔術で小さくなってるだけなんですよ」
そう言って俺に紹介されたシシリーに視線を向けて、ミミアが改めて驚きの表情を見せた。
「く、空間魔術だと!?」
モモとネネの間に座るララリルも、驚きを隠せない様子だ。
「もしやとは思ったけど、まさかその小さい子が、エルフなの…?」
小さい子。
確かにシシリーは、エルフにしては背が低く小柄だ。
そういえば年齢を聞いたことはないが、人間でいえば12歳くらいの見た目だ。
まだエルフでいえば子供の年齢ということなのだろうか。
一同の注目を集めるシシリーは、ただ目を伏せたまま唇を結んでいる。
そういえばこの隠れ里にやってきてから一言も喋っていない。
何か思うところがあるのだろうか。
押し黙るシシリーに代わって俺が説明する。
「あの、シシリーはこのバーグルーラと一緒に迷宮の中にいて…」
しかし俺のその説明の途中で、「いいから」とシシリーが遮った。
「早くそのダークエルフの居場所を教えて」
今までのシシリーからは考えられないほど強い口調だった。
ミミアはそれに気圧されたように答える。
「あ、ああ。奴の居場所は里の外れの礼拝堂の地下。我らエルフの共同墓地だ」
墓地。
い、行きたくねぇ~………。
…………………………………………
しかし、俺のその想いも虚しく、ガタッと席を立ち大食堂を飛び出したシシリーを追って、俺たちは里の外れの礼拝堂にやって来てしまった。
外はすっかり夜だった。
メンバーは案内役のミミアを先頭に、そのすぐ後ろにシシリー、その頭上を飛ぶバーグルーラ、レミー、シェリル、そして俺だ。
モモとネネは、ララリルとともに女王陛下リリアンのもとにいる。
「せ、せめて昼にしようよ!何も、こんな遅い時間じゃなくてもさ!」
墓地に行くというのに、わざわざ夜に行く必要もないじゃないか。
おばけが出たらどうするんだ。
しかし俺の想いは、今度はミミアの証言によって、またしても虚しく打ち砕かれる。
「いや、夜でないとダメなのだ。礼拝堂の司祭が地下の墓地で夜中にダークエルフが出現するのを何度も目撃している。奴は墓地で姿をあらわすと途端に空間魔術で女王陛下のもとへ転移してしまう。その後の行方は誰にもわからない。つまり奴を叩けるのは夜、この墓地で出現し、女王陛下のもとへ転移するまでのわずかな間だけだ」
礼拝堂の司祭を務めるというエルフが俺たちに紹介されて軽くお辞儀する。
司祭もスラリとした美しい女性だが、どこか陰がある印象だ。
「ダークエルフ討伐にむかわれるとのこと、皆様のご無事をお祈りします。ですが、仮に追い詰めることができたとしても、空間魔術で逃げられてしまうのでは…?」
確かにその通りだ。
俺たちはその辺の細かい作戦も立てず、女王の屋敷を飛び出したシシリーに引っ張られるようにして来てしまったのだ。
しかしシシリーが強く言い切った。
「大丈夫、アタシに任せて。ダークエルフの倒し方は知ってるから」
それがここ数年、夜な夜なあらわれては寝ている女王陛下の身体に入り込み、その体力を急激に奪い続けているのだそうだ。
「寝室の警護を固めるか、寝室そのものを外から入り込めない場所に移すのではダメなのかしら?」
シェリルのその疑問に、ミミアは首を振って答えた。
「ああ…我らエルフの侍女では奴に対応できん。それに寝室を移したところで、奴は空間魔術を使ってどこからでも入り込んでくるのだ」
レミーが顎に手をやって呟く。
「そのダークエルフがどこから来ているのかわかれば、来る前に叩けるんですけどね…」
その言葉に、ミミアが深くため息をついた。
「…いや、奴の寝床はわかっているのだ。しかし、そこを叩こうにも我らには有効な攻撃手段がない」
シェリルが首をかしげる。
「エルフなら強力な空間魔術で攻撃できるでしょう?」
ミミアがその切れ長な目をやや丸くする。
「人間の割によく知っているな。確かに我らエルフには、空間魔術を駆使した強力な攻撃で敵を駆逐できる者がかつて数多くいたそうだ。ただそれは、この約束の地にやって来る前までの世代の話だ。今の我らにその力は備わっていない」
モモとネネもその言葉に頷いている。
確かにこれまでの道中でも、モモとネネは戦闘には参加していなかった。俺と同じで平和主義者なだけかと思っていたが、そもそも攻撃手段がなかったということか。
この約束の地には外から敵が入ってくるようなことはない。
そのため戦う機会がなくなって、その力もまた失われたということだろう。
ミミアが説明を続ける。
「だからこそ、ダークエルフはその攻撃手段を持つ世代の最後の生き残りである女王陛下を真っ先に亡き者にしようとしているのだろう。病床にあらせられることをいいことに。しかし、お守りしようにも我らに戦う力はない。もし相手が空間魔術を使えない者ならば、私の空間魔術で森の外に転移させることはできるはずなのだが、奴にはそれも通用しないのだ…」
ミミアは悔しそうに拳を握った。
最後の生き残り。
つまり、この約束の地と呼ばれる隠れ里にやってくる前の世代のエルフは、もう女王陛下を残して全員すでに亡くなってしまったということか。
そのため、この里にいるエルフたちの中には戦う力を持つ者はいないと。
でもそれなら、俺たちがそのダークエルフを退治してくればいい。
簡単な話だ。
バーグルーラが小さめのあくびをひとつしてから言った。
<ならば我らが退治してきてやろう。場所はどこだ?>
ミミアが身構える。
「しゃ、喋るのか!それはなんだ、りゅ、竜か?」
俺が慌てて弁明する。
「え、ええ!竜なんですけど、すごくいいヤツで!悪さとかはしないので安心してください!」
しかしミミアの狼狽はおさまらない。
「い、いや、そうではない。竜は我らエルフの守り神と言われている。ただ、この目で見るのが初めてで驚いただけだ……そうか、しかし、こんなに小さいものだったか…」
今のバーグルーラは体長10cm。テーブルの上で長い尻尾を器用に丸めており、猫のようにペロペロとスープを飲んでいる。
「あ、これは今、こちらのシシリーの空間魔術で小さくなってるだけなんですよ」
そう言って俺に紹介されたシシリーに視線を向けて、ミミアが改めて驚きの表情を見せた。
「く、空間魔術だと!?」
モモとネネの間に座るララリルも、驚きを隠せない様子だ。
「もしやとは思ったけど、まさかその小さい子が、エルフなの…?」
小さい子。
確かにシシリーは、エルフにしては背が低く小柄だ。
そういえば年齢を聞いたことはないが、人間でいえば12歳くらいの見た目だ。
まだエルフでいえば子供の年齢ということなのだろうか。
一同の注目を集めるシシリーは、ただ目を伏せたまま唇を結んでいる。
そういえばこの隠れ里にやってきてから一言も喋っていない。
何か思うところがあるのだろうか。
押し黙るシシリーに代わって俺が説明する。
「あの、シシリーはこのバーグルーラと一緒に迷宮の中にいて…」
しかし俺のその説明の途中で、「いいから」とシシリーが遮った。
「早くそのダークエルフの居場所を教えて」
今までのシシリーからは考えられないほど強い口調だった。
ミミアはそれに気圧されたように答える。
「あ、ああ。奴の居場所は里の外れの礼拝堂の地下。我らエルフの共同墓地だ」
墓地。
い、行きたくねぇ~………。
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しかし、俺のその想いも虚しく、ガタッと席を立ち大食堂を飛び出したシシリーを追って、俺たちは里の外れの礼拝堂にやって来てしまった。
外はすっかり夜だった。
メンバーは案内役のミミアを先頭に、そのすぐ後ろにシシリー、その頭上を飛ぶバーグルーラ、レミー、シェリル、そして俺だ。
モモとネネは、ララリルとともに女王陛下リリアンのもとにいる。
「せ、せめて昼にしようよ!何も、こんな遅い時間じゃなくてもさ!」
墓地に行くというのに、わざわざ夜に行く必要もないじゃないか。
おばけが出たらどうするんだ。
しかし俺の想いは、今度はミミアの証言によって、またしても虚しく打ち砕かれる。
「いや、夜でないとダメなのだ。礼拝堂の司祭が地下の墓地で夜中にダークエルフが出現するのを何度も目撃している。奴は墓地で姿をあらわすと途端に空間魔術で女王陛下のもとへ転移してしまう。その後の行方は誰にもわからない。つまり奴を叩けるのは夜、この墓地で出現し、女王陛下のもとへ転移するまでのわずかな間だけだ」
礼拝堂の司祭を務めるというエルフが俺たちに紹介されて軽くお辞儀する。
司祭もスラリとした美しい女性だが、どこか陰がある印象だ。
「ダークエルフ討伐にむかわれるとのこと、皆様のご無事をお祈りします。ですが、仮に追い詰めることができたとしても、空間魔術で逃げられてしまうのでは…?」
確かにその通りだ。
俺たちはその辺の細かい作戦も立てず、女王の屋敷を飛び出したシシリーに引っ張られるようにして来てしまったのだ。
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