あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら

第033話 アンの孤児院にてⅧ/第033話 《アシュエット》偏 草原と石

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 第033話 アンの孤児院にてⅧ
「ああ、それは…貴方が回収していたんですか?」
「ええ、回収しておきました……どうせしょうか?」
「これは何だ?手帳か」
「これは蒐集家殿の自称研究家が遺した研究資料ですね」
「分かった、お前と同盟を組もう」
「うん、そうだね、それがいい。部屋はカジノタワーでいいかな。店を構えるなら規則を守って下さい」
手帳を見て蒐集家はソファに深く座り目を細める、大河が食いつきその前から同盟を受け入れるつもりだったので苦笑いを浮かべ、大河は手帳を受け取り何処に住んで貰おうか考えていえれば音もなくイーグルの首筋に鈍く光るナイフが当てられ背後から鋭い目つきのツアースがいてラジカ達も驚いた。
「久しぶりですね、ツアース。どうしたんですか?そんなに殺気だって」
「貴様、私の婿殿の弟君を売ったと聞いた。何処に売った?イーグル」
「はは、ツアース、貴方私よりか若いでしょう?耄碌したんでしょうか?貴方の息子の婿でしょう?」
「私の婿でもある」
「なにを言っているんです?貴方はそういう冗談を言わないでしょう?」
「本当ですよ、ちなみに孫のトラング殿の伴侶でもあるんですよ、カトゥーシュカ殿は」
愉快そうにイーグルがツアースに挨拶し、カトゥーシュカを自身の婿と言うので更に楽しそうにしているがコーカスの発言でぴたりと止まった。
「貴方、何をしているんです?息子と孫の伴侶……それもおかしな話しですが、息子と孫の伴侶に横恋慕したんですか?貴方が?」
「そうだ、私は第3夫人だアガニータが第2夫人だ」
「……何を言っているんです?貴方ガーランバラーダの前長とやらかしているでしょう?アガニータも現長と」
「関係ない、私の婿はカトゥーシュカ殿だ」
「まあ、ガーランバラーダの血族の件は良いとして、座って下さい、ツアース」
「断る」
「座って下さい、話しをするだけです」
「帰る」
「待ちなさい」
「嫌だ」
「ツアース、貴方がガーランバラーダに恋をしたのはどうでもいい。貴方はドルメキオンの長ですよ?その立場で息子と孫より伴侶としての序列を下げるなど何を考えているのでしょうか?」
「好きで愛しているからこれでいい」
「くだらない、貴方が好き?愛?」
「私は貴様から恋情を学ばなかったからな」
「ええ、私もつい最近恋情を学びました。賛成はしませんが………名付け親としては…複雑ですよ?」
「ふん、名付けた程度で親面するな。私の婿に近づくな」
イーグルが蟀谷を押さえて何とも言えない表情を浮かべている、ツアースは至って真面目な表情で言い捨て転移石で去って行く、終始唖然としている面々に何事も無かったかのようにイーグルは笑った…。

第033話 《アシュエット》偏 草原と石
「草原になった……」
「これって…本当に神様の領域だよなー」
足元に広がる草原ところころ転がる石、エラも蒼夜も終始驚きっぱなしでいるが空も明るく人々の表情の明るさにまあ、良い事だと思い川も作られ魚も放流され、外神は淡々と終わりましたと告げる。
「お疲れ様、こんなすごい事して身体はなんともないの?こういう内部って複雑でしょ、外の世界に造るのと訳が違うし…」
「一度異界全体を書き換えたので難しくはないです…《ローレスエリア》…無法地帯と呼ばれていますがとても整った場所だと思います」
「そうなんだ、外神君が言うならそうなんだろうけど…外神君て……」
「おーい魚さばくの手伝ってくれー」
「分かった」
「はい」
蒼夜がやや引き気味で労うが外神は人形めいた容貌で口を開く、先ほどやってのけた書き換えを何でもない風に言い《ローレスエリア》が実は理路整然とした物だと感じたと告げ蒼夜が口を開こうとした時にギーギスに呼ばれ向かう、エラは空を見上げしばしそこに留まっていた。

「フライは酒に合う」
「はあ、やっぱり醤油ってさいこうだよなー」
交代でフライを揚げたり焼いたりしつつ、佳月はフライで辛口の酒を飲み蒼夜は醤油を付けて噛み締めて味わう、もう二度と食べられないと思っていた物ばかりだった、懐記がおかわりを運んでくれ揚げたてのサクサクした食感や魚の骨で出汁を取った味噌汁や刺身の甘さを感じた。
住民や子ども達には魚は生ではなく火を通して食べるように伝え、出汁の取り方や骨は砕いて肥料として畑に撒くようになど伝えた。
「お、おい!なんだ!ここ」
「ここって08エリアじゃ」
「なんだあの建物!」
そうして賑やかな魚パーティをしていると冒険者パーティらしい3人組が口をあんぐり開けてこちらを見ているので食事を出しがてら説明をする事にした…。







あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~売れない男は異世界で夢を見るけど現実も見る~
track.061 食べてみよう
「お、良い感じなようだな。またクッキー生地を竈に入れて…こっちが少し冷ましてから食べよう」
「これがクッキーかーうまそう」
「ジャムの物がおいしそうですね」
「あっあ」
竈から木の平らなスコップのような物で天板を取り出しきつね色に焼けたクッキーを皆で眺め、興味津々な様子だが熱いので少し冷ましてからする。
「スープもパンも焼いたし、ピクルスを出して肉も沢山焼いたし…ジャムも追加で作ったし、よし、晩飯にしようか」
出来た料理を今食べる分を残し収納空間に入れて貰って食べ始める、硬いパンを焼いて肉とピクルスを挟み野菜と豆のスープと果物という普段通りのメニューだがみんなで作ったのでとても美味しく感じた。
「うん、ピクルス良く漬かっているな。うまい」
「肉とパンと合いますね」
「固いパンも焼いたらうまいよ」
「あーあ」
「アルト、美味しいか?」
「あっ」
アルトも夢中で食べスープも美味しそうに食べているが、クッキーにばかり目がいくので鍔騎が笑ってクッキーも食べさせれば、美味しかったのかもっと食べたがる。
「気に入ったのか?ほら」
「あっあ」
「美味しいです!このジャムが入ったものが特に」
「うん、うまい。こっちの木の実のやつも干し肉のやつもうまい」
「良かった、また後で沢山焼こう」
サックもガブも目を輝かせ夢中で食べている、鍔騎も食べてみるが以外におかずクッキーが美味しい、我ながら良い発見をしたとクッキーを摘まめば最初に焼いた物はもうない、鍔騎は沢山焼いていつでも摘まめるようにしようと笑った…。
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