303 / 1,104
第8部 晴れた空の下手を繋いで…
STAGE.3-2 真夜中
しおりを挟む
「んじゃま、今日はおひらきっつー事で~」
カジノの支配人を任されたトラングから本日の営業の終わりを告げられる、まだやりたい客達も一斉に帰り支度を始めていく。
「なあ、支配人明日営業あり?」
「あり」
「じゃ、知り合い連れてくるわ」
「お待ちしてる~」
「こちらもだ、それと商業エリアの出店の追加を頼みたい」
「オケオケ、風早ちゃ~ん」
『承知しました、明日商業エリアにお越し下さい』
「感謝する」
「明日、大会議室を借りたい。5時間程で、食事も軽食を頼みたい。20名分」
『承知しました、お待ちしております』
「こちらはカリノ酒を100本程購入したいのだが」
『明日の商業エリアの《トイの酒屋》にお越し下さい』
「承知した」
営業の終わりにトラングや風早に次回の予定を告げていく客が増えつつある、従業員達は片付けを行い客達を見送りトラングに挨拶をして各々の家と戻って行った。
「風早ちゃ~んダンジョンはもう神々が着手してるー?」
『はい、すでに階層を広げています』
「りょーかい、じゃ船に戻りますか」
「ああ、クーランターク達から焼いた魚を貰ったから部屋で食べよう」
「いいけど、結構そっちも賑わっていたって~」
「ああ、釣った魚を捌いてその場で食べられるからな、盛り上がった。明日はまた魚ダンジョンに行くとしよう」
カトゥーシュカが上の生け簀エリアから降りて来て、カジノタワーの本日の営業は完全終了となる。
「じゃ~帰ろ。おやすみ風早ちゃん」
「おやすみ」
『おやすみなさい』
「あ、これうま」
「うん、焼いたのは美味いな…。ダンジョンの魔法具のお陰で骨も無くていい」
船の客室でトラングとカトゥーシュカがクーランタークから貰った焼き魚を食べている、カトゥーシュカも懐記達から箸の使い方を教わり箸で丁寧に魚を解して食べ、トラングはシシャモの様な小さな魚の串焼きを食べて、適当な酒を飲んでいた。
トラングとカトゥーシュカはゴーシュの管理下に置かれているせいか一緒にいる時間が増えた、カトゥーシュカは最初こそ暴走しこの海域に棲む生物達に迷惑を掛けたが現在は大人しく、様々な雑務にトラングの補佐を行い過ごしている。
「食べたわ~ねむ」
「風呂は入らないのか」
「ん~運んで」
「分かった」
食べた物を片付け収納ショルダーバッグにしまい、眠そうにしているトラングを抱き抱えて部屋を出た。
「お疲れ、2人は今から風呂か?」
「はい、崇幸殿はどちらに?」
「今から舵の所だ」
ちょうど大浴場で風呂を済ませた崇幸と会い、さっぱりとした冷えたソーダのペットボトルを受けとり、崇幸を見送った。
「だる~あー服脱ぐのめんど」
「そのまま入る訳にもいかないか…」
カトゥーシュカがトラングの服を脱がせ、やっとトラングが髪や身体を洗い始めた。
「ふぃー」
「風呂で寝るのは良くないと懐記殿と綴殿が言っていた」
「ん~んー」
「おい」
「おきてる」
「そうか」
暖かい湯…北海の凍えそうな身を凍てつかせる海しか知らないカトゥーシュカには、この湯は余りにも優し過ぎる。
「はっ、そんな顔すんなら故郷に帰って気に入らない物全て破壊してくれば~そこそこあれだけ強ければ一族皆殺しも楽じゃん」
隣で眠そうに吐き捨てるトラング、それが出来たらまだ幼い兄弟達に自分が味わった経験をさせなくて済むのだろうか。
「悩む余地ありかよ、手伝ってやるよ」
「その時は1人でやるさ」
「へぇ、じゃ見物でもするわ」
「俺の故郷は冷たいぞ」
「別にいいよ、飽きたら転移して帰るし~」
「ああ、そうか…そうだな」
詠斗達の力を使えば一瞬だろう、遠い遠い故郷、いつかいつか…。
「出るか、トラング殿は?」
「だる、運んで」
「はぁ…」
風呂からトラングを抱え風魔法で乾かして浴場を出る、毎度毎度これだ、今日はさっさと寝よう…トラングが邪魔してこなければ…。
「舵…」
「崇幸兄、どうしたの?」
「ちょっと頼みがって、何ババ抜きしてるのか?」
「うん、やる?」
診療所の隣の余り眠れない住民達の為に設けられた談話室で、舵と千華と千眼と住民達がいくつかのグループに分かれトランプやオセロをして遊んでいた。
「ゆき…寝ないのか?」
「舵に頼んだら寝るさ、お前手先器用だよな?」
「まあ、人並みに」
「じゃ、この子達の修復頼んでも良いか?ホテル造りもあるし、お駄賃だすぞ。材料と道具あるから」
「いいよ、ずいぶん酷い状態だなー。かわいそうに」
ひび割れたタイタンよりも小さなゴーレムを何体か舵に預け、土や鉱物や細かくしたカルナラー石を舵に渡す。
「それってゴーレムかい?」
「俺らにもやらせてくれないか?家とか建てたり修繕なんかしていたからな、土や岩の扱いは慣れているからな」
「俺も土魔法持ちだぞー任せてみてくれ!」
他のテーブルでオセロをしていた住民達もぞろぞろと壊れたゴーレム達を見て胸を張る、崇幸は材料と道具とゴーレムを追加して託した。
「給料は払うから、頼んだ。綺麗にしてやってくれ…でもちゃんと寝てくれよ」
「ああ、綺麗にしてやるからなー」
「ゴーレムなんて初めてみたなー」
皆口々に感心して、崇幸は部屋に戻った。
『コンコン』
「ティス、どうぞ」
「ん、グリが夜食に皆に野菜とチーズ焼き作ったからお裾分けだと」
「いつもありがとうございます、座って下さい。お茶を淹れましょう」
「おー」
転移札でティスがライガルの執務室を訪れる、おりがみの子達やヒヨコがライガルの手伝いをしてグローリーの夜食をセッティングしてくれる。
「うちにいるやつらより、なんか上品だな」
「そうですか?よく働いてくれますよ、書類も転移で兄上の所に運んでくれますし」
ヒヨコが茶器を用意し、おりがみの子達が水と茶葉を準備している。
『いただきます』
準備が出来た所でチーズ焼きを食べる、収納に入れれば熱々の状態でたのしめるから便利だと改めてティスは思う。
「お前らも食うか」
「クッキーも出しましょう、皇城で作った物です。ナイル殿が来て作り方を教えたので、今なクッキーとアイスばかり出てきますよ。会議で領主達が作り方を聞いていますし」
「ま、どちらも美味いよな」
「ええ」
クッキーをつついて食べているがライガル達とは別のテーブルで食べている、ティス達の所のヒヨコやおりがみの子達は
同じテーブルで食べるが落ちたものをつつくは、喧嘩して奪い合っているわで騒々しい、挙げ句に産みの親のグローリーの言う事すら聞きはしない。
「あの奴隷商人はどうです?」
「だんまりだな」
「近々兄上が皇城へ召喚すると、最悪記憶を読み取るとの事です」
「へぇ、それで片付きゃいいがな」
「辿り着くのは難しいでしょうね、かなりの用心深さですから」
「兄上の大事な方の親族がいますし、早々に決着を着けたい所ですが…」
「難しいだろうな、グリの件もある」
ティスがクッキーを噛み砕く、ほんのりとした甘さで茶によく合う、そして何故だかここのヒヨコとおりがみの子達は気配を消していつの間にいなくなろうとするのをティスが何匹か捕まえて手元に置いとく、今度クラークラックを何匹か連れてくるかと画策した。
まだ2人だけの時間は嫌なのだ、今はまだ。
「ほら、食え」
「ティス…無理矢理は可哀想ですよ?明日は兄上達と一緒に《ホウラク》観光ですから」
「ああ、ゴーシュのジジイが妖精の商人連れて来たからな。ちょっとした騒ぎだったな。明日の方が良いだろ、ラージュが来るから」
「ラージュ陛下ですよ、そうですね。もう遅いですし、明日は同じ場所に向かいますから泊まって行きますか?」
「…ああ、お前らは俺と寝るぞ」
「私といつも寝てますから、皆さん私と寝ますよ」
「じゃ、半々な」
「仕方ありませんね、おやすみなさい」
「んーおやすみ」
伴侶としての関係は長いが希薄で、友人とも言えない。
2人きりでいられもしない、執務室を出てライガルは私室へ、ティスは客室へ向かった。
カジノの支配人を任されたトラングから本日の営業の終わりを告げられる、まだやりたい客達も一斉に帰り支度を始めていく。
「なあ、支配人明日営業あり?」
「あり」
「じゃ、知り合い連れてくるわ」
「お待ちしてる~」
「こちらもだ、それと商業エリアの出店の追加を頼みたい」
「オケオケ、風早ちゃ~ん」
『承知しました、明日商業エリアにお越し下さい』
「感謝する」
「明日、大会議室を借りたい。5時間程で、食事も軽食を頼みたい。20名分」
『承知しました、お待ちしております』
「こちらはカリノ酒を100本程購入したいのだが」
『明日の商業エリアの《トイの酒屋》にお越し下さい』
「承知した」
営業の終わりにトラングや風早に次回の予定を告げていく客が増えつつある、従業員達は片付けを行い客達を見送りトラングに挨拶をして各々の家と戻って行った。
「風早ちゃ~んダンジョンはもう神々が着手してるー?」
『はい、すでに階層を広げています』
「りょーかい、じゃ船に戻りますか」
「ああ、クーランターク達から焼いた魚を貰ったから部屋で食べよう」
「いいけど、結構そっちも賑わっていたって~」
「ああ、釣った魚を捌いてその場で食べられるからな、盛り上がった。明日はまた魚ダンジョンに行くとしよう」
カトゥーシュカが上の生け簀エリアから降りて来て、カジノタワーの本日の営業は完全終了となる。
「じゃ~帰ろ。おやすみ風早ちゃん」
「おやすみ」
『おやすみなさい』
「あ、これうま」
「うん、焼いたのは美味いな…。ダンジョンの魔法具のお陰で骨も無くていい」
船の客室でトラングとカトゥーシュカがクーランタークから貰った焼き魚を食べている、カトゥーシュカも懐記達から箸の使い方を教わり箸で丁寧に魚を解して食べ、トラングはシシャモの様な小さな魚の串焼きを食べて、適当な酒を飲んでいた。
トラングとカトゥーシュカはゴーシュの管理下に置かれているせいか一緒にいる時間が増えた、カトゥーシュカは最初こそ暴走しこの海域に棲む生物達に迷惑を掛けたが現在は大人しく、様々な雑務にトラングの補佐を行い過ごしている。
「食べたわ~ねむ」
「風呂は入らないのか」
「ん~運んで」
「分かった」
食べた物を片付け収納ショルダーバッグにしまい、眠そうにしているトラングを抱き抱えて部屋を出た。
「お疲れ、2人は今から風呂か?」
「はい、崇幸殿はどちらに?」
「今から舵の所だ」
ちょうど大浴場で風呂を済ませた崇幸と会い、さっぱりとした冷えたソーダのペットボトルを受けとり、崇幸を見送った。
「だる~あー服脱ぐのめんど」
「そのまま入る訳にもいかないか…」
カトゥーシュカがトラングの服を脱がせ、やっとトラングが髪や身体を洗い始めた。
「ふぃー」
「風呂で寝るのは良くないと懐記殿と綴殿が言っていた」
「ん~んー」
「おい」
「おきてる」
「そうか」
暖かい湯…北海の凍えそうな身を凍てつかせる海しか知らないカトゥーシュカには、この湯は余りにも優し過ぎる。
「はっ、そんな顔すんなら故郷に帰って気に入らない物全て破壊してくれば~そこそこあれだけ強ければ一族皆殺しも楽じゃん」
隣で眠そうに吐き捨てるトラング、それが出来たらまだ幼い兄弟達に自分が味わった経験をさせなくて済むのだろうか。
「悩む余地ありかよ、手伝ってやるよ」
「その時は1人でやるさ」
「へぇ、じゃ見物でもするわ」
「俺の故郷は冷たいぞ」
「別にいいよ、飽きたら転移して帰るし~」
「ああ、そうか…そうだな」
詠斗達の力を使えば一瞬だろう、遠い遠い故郷、いつかいつか…。
「出るか、トラング殿は?」
「だる、運んで」
「はぁ…」
風呂からトラングを抱え風魔法で乾かして浴場を出る、毎度毎度これだ、今日はさっさと寝よう…トラングが邪魔してこなければ…。
「舵…」
「崇幸兄、どうしたの?」
「ちょっと頼みがって、何ババ抜きしてるのか?」
「うん、やる?」
診療所の隣の余り眠れない住民達の為に設けられた談話室で、舵と千華と千眼と住民達がいくつかのグループに分かれトランプやオセロをして遊んでいた。
「ゆき…寝ないのか?」
「舵に頼んだら寝るさ、お前手先器用だよな?」
「まあ、人並みに」
「じゃ、この子達の修復頼んでも良いか?ホテル造りもあるし、お駄賃だすぞ。材料と道具あるから」
「いいよ、ずいぶん酷い状態だなー。かわいそうに」
ひび割れたタイタンよりも小さなゴーレムを何体か舵に預け、土や鉱物や細かくしたカルナラー石を舵に渡す。
「それってゴーレムかい?」
「俺らにもやらせてくれないか?家とか建てたり修繕なんかしていたからな、土や岩の扱いは慣れているからな」
「俺も土魔法持ちだぞー任せてみてくれ!」
他のテーブルでオセロをしていた住民達もぞろぞろと壊れたゴーレム達を見て胸を張る、崇幸は材料と道具とゴーレムを追加して託した。
「給料は払うから、頼んだ。綺麗にしてやってくれ…でもちゃんと寝てくれよ」
「ああ、綺麗にしてやるからなー」
「ゴーレムなんて初めてみたなー」
皆口々に感心して、崇幸は部屋に戻った。
『コンコン』
「ティス、どうぞ」
「ん、グリが夜食に皆に野菜とチーズ焼き作ったからお裾分けだと」
「いつもありがとうございます、座って下さい。お茶を淹れましょう」
「おー」
転移札でティスがライガルの執務室を訪れる、おりがみの子達やヒヨコがライガルの手伝いをしてグローリーの夜食をセッティングしてくれる。
「うちにいるやつらより、なんか上品だな」
「そうですか?よく働いてくれますよ、書類も転移で兄上の所に運んでくれますし」
ヒヨコが茶器を用意し、おりがみの子達が水と茶葉を準備している。
『いただきます』
準備が出来た所でチーズ焼きを食べる、収納に入れれば熱々の状態でたのしめるから便利だと改めてティスは思う。
「お前らも食うか」
「クッキーも出しましょう、皇城で作った物です。ナイル殿が来て作り方を教えたので、今なクッキーとアイスばかり出てきますよ。会議で領主達が作り方を聞いていますし」
「ま、どちらも美味いよな」
「ええ」
クッキーをつついて食べているがライガル達とは別のテーブルで食べている、ティス達の所のヒヨコやおりがみの子達は
同じテーブルで食べるが落ちたものをつつくは、喧嘩して奪い合っているわで騒々しい、挙げ句に産みの親のグローリーの言う事すら聞きはしない。
「あの奴隷商人はどうです?」
「だんまりだな」
「近々兄上が皇城へ召喚すると、最悪記憶を読み取るとの事です」
「へぇ、それで片付きゃいいがな」
「辿り着くのは難しいでしょうね、かなりの用心深さですから」
「兄上の大事な方の親族がいますし、早々に決着を着けたい所ですが…」
「難しいだろうな、グリの件もある」
ティスがクッキーを噛み砕く、ほんのりとした甘さで茶によく合う、そして何故だかここのヒヨコとおりがみの子達は気配を消していつの間にいなくなろうとするのをティスが何匹か捕まえて手元に置いとく、今度クラークラックを何匹か連れてくるかと画策した。
まだ2人だけの時間は嫌なのだ、今はまだ。
「ほら、食え」
「ティス…無理矢理は可哀想ですよ?明日は兄上達と一緒に《ホウラク》観光ですから」
「ああ、ゴーシュのジジイが妖精の商人連れて来たからな。ちょっとした騒ぎだったな。明日の方が良いだろ、ラージュが来るから」
「ラージュ陛下ですよ、そうですね。もう遅いですし、明日は同じ場所に向かいますから泊まって行きますか?」
「…ああ、お前らは俺と寝るぞ」
「私といつも寝てますから、皆さん私と寝ますよ」
「じゃ、半々な」
「仕方ありませんね、おやすみなさい」
「んーおやすみ」
伴侶としての関係は長いが希薄で、友人とも言えない。
2人きりでいられもしない、執務室を出てライガルは私室へ、ティスは客室へ向かった。
21
あなたにおすすめの小説
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~
ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【 完 結 】スキル無しで婚約破棄されたけれど、実は特殊スキル持ちですから!
しずもり
ファンタジー
この国オーガスタの国民は6歳になると女神様からスキルを授かる。
けれど、第一王子レオンハルト殿下の婚約者であるマリエッタ・ルーデンブルグ公爵令嬢は『スキル無し』判定を受けたと言われ、第一王子の婚約者という妬みや僻みもあり嘲笑されている。
そしてある理由で第一王子から蔑ろにされている事も令嬢たちから見下される原因にもなっていた。
そして王家主催の夜会で事は起こった。
第一王子が『スキル無し』を理由に婚約破棄を婚約者に言い渡したのだ。
そして彼は8歳の頃に出会い、学園で再会したという初恋の人ルナティアと婚約するのだと宣言した。
しかし『スキル無し』の筈のマリエッタは本当はスキル持ちであり、実は彼女のスキルは、、、、。
全12話
ご都合主義のゆるゆる設定です。
言葉遣いや言葉は現代風の部分もあります。
登場人物へのざまぁはほぼ無いです。
魔法、スキルの内容については独自設定になっています。
誤字脱字、言葉間違いなどあると思います。見つかり次第、修正していますがご容赦下さいませ。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
攻略. 解析. 分離. 制作. が出来る鑑定って何ですか?
mabu
ファンタジー
平民レベルの鑑定持ちと婚約破棄されたらスキルがチート化しました。
乙ゲー攻略?製産チートの成り上がり?いくらチートでもソレは無理なんじゃないでしょうか?
前世の記憶とかまで分かるって神スキルですか?
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる