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第8部 晴れた空の下手を繋いで…
第18話 《アタラクシア》流夜の過ごし方 1
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「静かだな、夜の海をこんな風に見たのは始めてだ」
「なんだ、寝れないのか?」
「寝すぎた暫く寝る気は無い」
カレーとアイスを楽しみ各自家に戻り、詠斗達はイシュターと共に《アタラクシア号》の大部屋で寝る事にし、現在起きているのは千華、懐記、ジラ、イシュターだけだった。
「ふうん、なら今から俺とラウンジ行くか?奢るぞ」
「ラウンジ?」
「酒飲める店、ジラっち行くなら燻製の感想聞いといて」
「了解、てか懐記と千華行かない?美人を肴に酒のみたいんだけど」
「折角の誘いだ行かせて貰おうか」
「美人ならそこにいるじゃん、今から崇幸っちのとこ行って様子見てくるわ」
「私は舵の様子を見てきましょう、あの赤子の事も気になりますから」
千眼の眼鏡を掛けてバイク雑誌を眺めていたジラが寝転がっていたソファから起き上がり、イシュターをカジノタワーのラウンジに誘い懐記と千華を誘うがフラれてしまいイシュターを連れてカジノタワーのラウンジに転移した。
「いらっしゃいませ、お席はいつもの場所で構いませんか?」
「よお、ああカウンターでいい」
「ではあちらへどうぞ」
扉の前に転移すれば音も無く扉が開かれ、白いシャツに黒いベストにネクタイ姿の男が出迎え奥のバーテンダーのいるカウンターに通され並んで座る。
イシュターの存在に窓際の程好い距離感と静けさで酒を各々楽しんでいた客達が息を呑んで視線を向けるが、すぐに元の雰囲気に戻った。
「行儀の良い客達だな」
「ここではどんな客でも詮索しないのが決まりだ」
「そうか、確かにそのようだ」
「マスターいつもの、それと懐記から燻製はどうってさ」
「承知しました、燻製は大変好評ですね。土産に購入したいとお客様達から言われます、工房の完成が楽しみですね」
「上々って事ね」
カウンターの下の冷蔵庫からよく冷えた瓶入りのミルクをグラスに注ぎ2人の前に置き、涼しげな器に燻製チーズと木の実、細かく割いた燻製肉を盛り2人の間に置いた。
今夜のバーテンダーは《ガルディア》の住民の1人で元冒険者で、スーツ姿が映える物静かな男だった。
「美味いな」
「だろ?マスター次は俺のボトルのカウンの100年物を頼む」
「飲み方はジラ様はいつものにしますか?お連れ様は?」
「同じ物を…良いのか?カウンは希少だ」
「ん?ああ、最近うち専属の造酒家がカウンを育てる事が出来るかし工事もあるから、手に入り安いからな。100年物とかは俺達の特権だけど」
バーテンダーがロックグラスに丸い氷を入れ、ジラのボトルのカウン酒を注いで2人の前に置いた。
「じゃカンパイ」
「綺麗だ…かんぱい?」
「詠斗達の世界でグラスとグラスを合わせて、酒飲む時の挨拶のようなもん」
「そうか、乾杯」
「ん」
「これは……美味だ」
「だろ」
イシュターがカウン酒の美味さに目を細め、燻製チーズを食べ口元を綻ばせる、そうしているとチグリスと纏う色合いは同じだが美しさはイシュターの方に軍配が上がる。
「詠斗達が来て楽しい事ばかりだからな、アンタも息子と楽しめ、チグリスは楽しんでいるぞ」
「……見たかった、息子が産まれた瞬間も育つ過程も…私は愚かだ…千年…古代種…龍であっても永過ぎる」
「そうだろうな…これから側で見てればいいだろ?」
「……ん」
「次は蜂蜜酒頼む、ロックで」
「承知しました」
イシュターの声に力は無い、ジラが酒を追加し燻製のつまみも追加され、夜が空けるまで呑み明かした…。
「ただいま…」
「ここがグローリー達の家か良い家だな」
「靴脱いで」
「ああ…すごいな、ゴーレムやヒヨコに紙人形?でコイツらは?色々混じってるな」
「可愛いだろ?みんなグリ達の家族だぞ」
「かわいい?かどうかはまあ、かわいいとは思う、だが1体1体の魔力がすごいな」
「うん?おとたん!」
「うーぱぱー」
転移すればまたヒヨコが産まれ奥へ行く、崇幸が可愛いだろうと言えばウォルゾガが首を傾げ、グローリーとウォルゾガに抱えられた子供達が手を伸ばしている。
「みんな家族…」
「彼はどうだ?」
「普通」
「そうか」
「彼?他にも誰かいるのか?」
「紹介した後説明するよ」
居間に向かえば畳に座ってゴーレム達の身体に絵を描いている男がちらりとグローリー達を見てまたゴーレムの身体に絵を描くのを続けていた。
「ただいま…タナトス」
「ただいま」
「久しぶりだな」
「………魔人の子供なぞ何処で作ったんです?」
「作ってない…来た」
「そうですか、どうでも良いですが」
「顔はキレイだが、無愛想な兄さんだな」
「訳ありでな、此処から出さないようにしている。情報を吐くまで…な」
「出ようと思って出れられる場所じゃないみたいだからな」
「そう」
「みんなおかえり…新しい子達だよ。赤ちゃんはベルン様の所にいるから明日挨拶に言ってね」
ちょうど3匹の元合成獣も戻り、グローリーが子供達を床に降ろして合成獣達が嬉しそうに子供達に寄っていく。
「うーん?」
「うー」
子供達も嬉しそうに抱きしめている、崇幸とウォルゾガは寝床を整える為にイザラに任せてグローリー達の部屋に向かった。
「布団でグローリーとイザラとウォルゾガとあの子達だと少しせまいか」
「さっきの彼は?」
「ん?居間で寝ているみたいだな」
「そうか、ま、訳ありは何処にでもいるからな。確かにみんなで寝るのにはせまいか。俺は何処でもいいが」
「崇幸っち、来たわ」
「お、懐記君。部屋を増やすか広げるかだな」
「ん、此処はグローリーの部屋だし。寝室広めなの作るわ」
「ああ」
「すごいな」
「まあ、ね」
グローリーとイザラの部屋で合流した懐記、魔力操作で8畳分の部屋を作り布団と毛布と枕を並べて居間に戻る。
「へぇ、可愛いじゃん」
懐記がタナトスが絵を描いたゴーレムを抱き上げ、草を描いたゴーレムを撫でてやる。
「……ここではない牢獄へ移して貰えません?」
「いいけど?次はニジェルガっちの寝室だけど?」
「……此処で」
「そ」
タナトスから別な場所への移動の希望を提示するが、懐記からの移動先を聞いて内心舌打ちして引き下がった。
魔神の家か皇帝の寝室か、どちらも嫌だが2人きりになるタイミングが多いニジエルガの寝室よりかはこちらの方がまだマシだろう。
「話せば自由になれるが?」
「話す事などない」
「ならここにいてもらう、グローリー君いいな?」
「うん、話すまでいてもらう」
「だそうだ」
「…………………」
タナトスはもう口を開かなかった、子供達を連れて寝室へ向かう、懐記がカレーをタナトスの前に置き後はおりがみの子供達とヒヨコ達とゴーレムに任せた。
「寝よう」
「うん」
「うー」
「おやすみ」
「おやすみ、明日も懐記の所で料理教わるか」
「ん、バイト代出すわ。おやすみ」
「また子供用品作って持ってくるから、おやすみ」
『おやすみ』
崇幸と左胸に留まる千眼と千歳とで、皆がいる場所へと戻った…。
「なんだ、寝れないのか?」
「寝すぎた暫く寝る気は無い」
カレーとアイスを楽しみ各自家に戻り、詠斗達はイシュターと共に《アタラクシア号》の大部屋で寝る事にし、現在起きているのは千華、懐記、ジラ、イシュターだけだった。
「ふうん、なら今から俺とラウンジ行くか?奢るぞ」
「ラウンジ?」
「酒飲める店、ジラっち行くなら燻製の感想聞いといて」
「了解、てか懐記と千華行かない?美人を肴に酒のみたいんだけど」
「折角の誘いだ行かせて貰おうか」
「美人ならそこにいるじゃん、今から崇幸っちのとこ行って様子見てくるわ」
「私は舵の様子を見てきましょう、あの赤子の事も気になりますから」
千眼の眼鏡を掛けてバイク雑誌を眺めていたジラが寝転がっていたソファから起き上がり、イシュターをカジノタワーのラウンジに誘い懐記と千華を誘うがフラれてしまいイシュターを連れてカジノタワーのラウンジに転移した。
「いらっしゃいませ、お席はいつもの場所で構いませんか?」
「よお、ああカウンターでいい」
「ではあちらへどうぞ」
扉の前に転移すれば音も無く扉が開かれ、白いシャツに黒いベストにネクタイ姿の男が出迎え奥のバーテンダーのいるカウンターに通され並んで座る。
イシュターの存在に窓際の程好い距離感と静けさで酒を各々楽しんでいた客達が息を呑んで視線を向けるが、すぐに元の雰囲気に戻った。
「行儀の良い客達だな」
「ここではどんな客でも詮索しないのが決まりだ」
「そうか、確かにそのようだ」
「マスターいつもの、それと懐記から燻製はどうってさ」
「承知しました、燻製は大変好評ですね。土産に購入したいとお客様達から言われます、工房の完成が楽しみですね」
「上々って事ね」
カウンターの下の冷蔵庫からよく冷えた瓶入りのミルクをグラスに注ぎ2人の前に置き、涼しげな器に燻製チーズと木の実、細かく割いた燻製肉を盛り2人の間に置いた。
今夜のバーテンダーは《ガルディア》の住民の1人で元冒険者で、スーツ姿が映える物静かな男だった。
「美味いな」
「だろ?マスター次は俺のボトルのカウンの100年物を頼む」
「飲み方はジラ様はいつものにしますか?お連れ様は?」
「同じ物を…良いのか?カウンは希少だ」
「ん?ああ、最近うち専属の造酒家がカウンを育てる事が出来るかし工事もあるから、手に入り安いからな。100年物とかは俺達の特権だけど」
バーテンダーがロックグラスに丸い氷を入れ、ジラのボトルのカウン酒を注いで2人の前に置いた。
「じゃカンパイ」
「綺麗だ…かんぱい?」
「詠斗達の世界でグラスとグラスを合わせて、酒飲む時の挨拶のようなもん」
「そうか、乾杯」
「ん」
「これは……美味だ」
「だろ」
イシュターがカウン酒の美味さに目を細め、燻製チーズを食べ口元を綻ばせる、そうしているとチグリスと纏う色合いは同じだが美しさはイシュターの方に軍配が上がる。
「詠斗達が来て楽しい事ばかりだからな、アンタも息子と楽しめ、チグリスは楽しんでいるぞ」
「……見たかった、息子が産まれた瞬間も育つ過程も…私は愚かだ…千年…古代種…龍であっても永過ぎる」
「そうだろうな…これから側で見てればいいだろ?」
「……ん」
「次は蜂蜜酒頼む、ロックで」
「承知しました」
イシュターの声に力は無い、ジラが酒を追加し燻製のつまみも追加され、夜が空けるまで呑み明かした…。
「ただいま…」
「ここがグローリー達の家か良い家だな」
「靴脱いで」
「ああ…すごいな、ゴーレムやヒヨコに紙人形?でコイツらは?色々混じってるな」
「可愛いだろ?みんなグリ達の家族だぞ」
「かわいい?かどうかはまあ、かわいいとは思う、だが1体1体の魔力がすごいな」
「うん?おとたん!」
「うーぱぱー」
転移すればまたヒヨコが産まれ奥へ行く、崇幸が可愛いだろうと言えばウォルゾガが首を傾げ、グローリーとウォルゾガに抱えられた子供達が手を伸ばしている。
「みんな家族…」
「彼はどうだ?」
「普通」
「そうか」
「彼?他にも誰かいるのか?」
「紹介した後説明するよ」
居間に向かえば畳に座ってゴーレム達の身体に絵を描いている男がちらりとグローリー達を見てまたゴーレムの身体に絵を描くのを続けていた。
「ただいま…タナトス」
「ただいま」
「久しぶりだな」
「………魔人の子供なぞ何処で作ったんです?」
「作ってない…来た」
「そうですか、どうでも良いですが」
「顔はキレイだが、無愛想な兄さんだな」
「訳ありでな、此処から出さないようにしている。情報を吐くまで…な」
「出ようと思って出れられる場所じゃないみたいだからな」
「そう」
「みんなおかえり…新しい子達だよ。赤ちゃんはベルン様の所にいるから明日挨拶に言ってね」
ちょうど3匹の元合成獣も戻り、グローリーが子供達を床に降ろして合成獣達が嬉しそうに子供達に寄っていく。
「うーん?」
「うー」
子供達も嬉しそうに抱きしめている、崇幸とウォルゾガは寝床を整える為にイザラに任せてグローリー達の部屋に向かった。
「布団でグローリーとイザラとウォルゾガとあの子達だと少しせまいか」
「さっきの彼は?」
「ん?居間で寝ているみたいだな」
「そうか、ま、訳ありは何処にでもいるからな。確かにみんなで寝るのにはせまいか。俺は何処でもいいが」
「崇幸っち、来たわ」
「お、懐記君。部屋を増やすか広げるかだな」
「ん、此処はグローリーの部屋だし。寝室広めなの作るわ」
「ああ」
「すごいな」
「まあ、ね」
グローリーとイザラの部屋で合流した懐記、魔力操作で8畳分の部屋を作り布団と毛布と枕を並べて居間に戻る。
「へぇ、可愛いじゃん」
懐記がタナトスが絵を描いたゴーレムを抱き上げ、草を描いたゴーレムを撫でてやる。
「……ここではない牢獄へ移して貰えません?」
「いいけど?次はニジェルガっちの寝室だけど?」
「……此処で」
「そ」
タナトスから別な場所への移動の希望を提示するが、懐記からの移動先を聞いて内心舌打ちして引き下がった。
魔神の家か皇帝の寝室か、どちらも嫌だが2人きりになるタイミングが多いニジエルガの寝室よりかはこちらの方がまだマシだろう。
「話せば自由になれるが?」
「話す事などない」
「ならここにいてもらう、グローリー君いいな?」
「うん、話すまでいてもらう」
「だそうだ」
「…………………」
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「寝よう」
「うん」
「うー」
「おやすみ」
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