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第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第01話 仕事仕事/第1話異界へ来た
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第01話 仕事仕事
「蒐集家さん、異界から此処へ戻る方法を教えて欲しい」
「ああ、外神さんと魔王がいれば然程難しくはないでしょう」
「此方から戻す方法は?」
「無理ですと言いたい所ですが、着いた世界によります」
「そうか…神々…分かりそうかな?」
『いえまだ分かりません』
『探ってはいるが…掴めない』
「千歳さん、焦る必要は無いですよ」
「そうだね…せめてどこの世界に行ったのか消息、無事かどうか知りたいのだけれど…」
現在《空船》は空の旅を続け中継器を置きながら次の人工妖精の血で造られた薬を撒いた者の標的がいる《ヴワムス王国》の国王グステナ・コキントス・ヴワムスの元へ向かう途中だった、外神達がいた大陸は遙か先、グローリーは外神の《ゼロ商会》が運営する孤児院の魔人の子ども達とは連絡を取り合い急ぐ気配はなく、千歳達に合わせてくれているので最終的な目標はそう急ぐ物ではないのが幸いだった。
「外神さんが無事かどうかはナビさん達で分りますよ。何かあれば影響が出るでしょう」
『千歳ちゃ~ん、風早お兄様とナビちゃんは置いて行かれたのが悔しいみたいよ~セレちゃんとエクちゃんのゴーレム達を使ってなんとか連絡を取ろうとしているから大丈夫よ』
『はいー大丈夫です!千歳さんマスターは無事です!』
「ありがとう、識さんゲーテ君」
大河は識とゲーテに礼を言い仕事へ戻る、タナトス達と療養街の件をミカイ、トワン達と話し合い細かな調整を行いに向かった。
「よし、療養街の大まかな建物とかは出来たな。タナトスさんのオフィスを先に運んで欲しいな。風早君」
『……はい、承知しました。神々に依頼を掛けます』
「気を落とすなよ、大丈夫風早君達ならすぐに行ける。向こうで魔力を使って大きくしてくれ」
『はい、必ず。承知しました』
「そろそろ、店が始まるかな?崇幸見に行くついでに飯にしよう」
「そーそー腹減った」
「行こ…崇幸」
《黒鳶》の会議室、崇幸、千眼、ヤクハ、イザラとイデア達が療養街の大まかな建物や周辺の環境を決めて一息着いて、詠斗達の元へ行く事にする。
オベリスカとグローリーとエスティア達は《ノゼバ》の民の元へ行き手伝いをしているので、このメンバーで様子を見に行く事にした。
「よし、お店を始めよう」
「緊張しなくて大丈夫ですよ」
「列の整理とかは出来てますから」
「は、はい」
《エンビ》の店が間も無くオープンする、外の客達は物珍しさと興味本位、噂が噂を呼び客が大挙して来たが先に列を切って、今日の客は200名と決めている最後尾でラウラスとトゥナーが今日はもうここで終わりだと説明している、今の所塩しか売っていないのでこの騒ぎもすぐに収まるだろうと思っている。
「そろそろ、開ける?」
「うん、そうだね。晴海くんは空と二階でチグリス達と明日の塩の準備をお願い」
「分かった」
「それでは開けますよ」
綴の掛け声に《鋼の足》が腹を括った、最初の説明でアコミアとキッフが少人数ずつ案内するので緊張した面持ちで向かい入れた。
『い、いらっしゃいませ!』
第1話異界へ来た
「ん、空に雲が走ってこちらに向かってくる…異界からのお客様かな……」
「そうなの旦那?なら会いに行ってみようよ、なぁマゥ。友達になってくれるかもよ」
森に石を組み上げなんとなく建てた家から頭上を仰ぐ羽飾りを付けた帽子を被る男と黒い羽を生やした馬マゥを撫でる淡い栗色の髪と瞳の青年がワクワクした様子で追いかけようと言う、この世界《アストマーズ》は良くも悪くも一定の事以外は無関心な世界だった。
「まぁ、私も商人だし。異界の物を仕入れてみるのは面白いかもな」
「買い取るお金ある?」
「あはは……そんなにないよ」
「だよねぇ」
互いに笑い合う2人、せっかくだからとマゥを連れて流れた先へ行ってみる事にした。
「あまり《アタラクシア》と変わらなそう……いや、この世界は……」
空間が異界へと《黒鳶》の操作室を運ぶ、空間の裂け目が閉じてゆっくりと空から流れるように落ちていく、外神が外を鑑定を掛けながら眺めて行けば《アタラクシア》とそう変わらないと言いつつも…成程と思いながら森のなだらかな場所へ着地した。
「ん、ま無事に着いて良かったんじゃん」
「へぇ、俺達がいた世界と雰囲気は変わら無さそうだけどな」
「……この世界は…」
懐記やジラは外を眺めつつ、イシュターはこの世界の気配に首を傾げた。
「皆さん、今この世界の言語と文字が分るようにしますね」
「へぇ、千ちゃんみたいな感じ?アクセにしてくれんの?」
「はい、僕と懐記さんイシュターさん、ギーギスさんとナチェさんは無くても問題ないようです。エクトさんセレネさんは…お昼寝ですね」
「お、そうか」
「目と耳…イヤリングかカフスにします、ウズラさんは首飾りにしますね」
「俺はピアスでも良いけど?」
「あーピアッサーなら出せる」
「なに?ピアスって」
「俺のこれ」
「あー懐記のいいね。俺もそれが良い。なくならなさそうだし」
「うん、僕もそれがいい」
「あー俺もそっちで頼むわ」
外神が魔石を出して言語解読スキルを込めていく、ジラは空いてない方の耳を出し、チャカとノイズとフォンもピアスを希望する。
「分かりました、フェシェスタさん達は耳飾りとカフスどちらにしますか」
「見本はこれね、こんな感じ。ピアス痛いけど良い?」
「ありがとうございます、懐記さん」
「ん」
「私はカフスだな」
「私も」
「ん~俺はこれー」
懐記が手持ちの物をスキルで出して一応痛みはあると言えば全員納得し、好みの位置を確認しジラ達の耳をピアッサーで開けていく外神がすぐに着けられるように作ったピアスを身体に影響が出ないよう調整した。
マユラとシュリは細かい細工を施した銀のカフスを選ぶ、フェシェスタは黒い薔薇の耳飾りを選んでこれにして貰う。
「誰か来ましたね」
「ん?派手な帽子のイケメンとマロンブラウンの髪と眼のイケメンだわ、後翼の生えた馬?」
「……話しをしてみても構わないか?」
「イシュターっち一緒に行こ」
「俺も行く」
「俺も行くよ」
懐記が窓から覗けば2人の男と黒い翼の生えた馬、イシュターが何かを思い会話をしたいというのでギーギスとナチェも同行する事にいた…。
「蒐集家さん、異界から此処へ戻る方法を教えて欲しい」
「ああ、外神さんと魔王がいれば然程難しくはないでしょう」
「此方から戻す方法は?」
「無理ですと言いたい所ですが、着いた世界によります」
「そうか…神々…分かりそうかな?」
『いえまだ分かりません』
『探ってはいるが…掴めない』
「千歳さん、焦る必要は無いですよ」
「そうだね…せめてどこの世界に行ったのか消息、無事かどうか知りたいのだけれど…」
現在《空船》は空の旅を続け中継器を置きながら次の人工妖精の血で造られた薬を撒いた者の標的がいる《ヴワムス王国》の国王グステナ・コキントス・ヴワムスの元へ向かう途中だった、外神達がいた大陸は遙か先、グローリーは外神の《ゼロ商会》が運営する孤児院の魔人の子ども達とは連絡を取り合い急ぐ気配はなく、千歳達に合わせてくれているので最終的な目標はそう急ぐ物ではないのが幸いだった。
「外神さんが無事かどうかはナビさん達で分りますよ。何かあれば影響が出るでしょう」
『千歳ちゃ~ん、風早お兄様とナビちゃんは置いて行かれたのが悔しいみたいよ~セレちゃんとエクちゃんのゴーレム達を使ってなんとか連絡を取ろうとしているから大丈夫よ』
『はいー大丈夫です!千歳さんマスターは無事です!』
「ありがとう、識さんゲーテ君」
大河は識とゲーテに礼を言い仕事へ戻る、タナトス達と療養街の件をミカイ、トワン達と話し合い細かな調整を行いに向かった。
「よし、療養街の大まかな建物とかは出来たな。タナトスさんのオフィスを先に運んで欲しいな。風早君」
『……はい、承知しました。神々に依頼を掛けます』
「気を落とすなよ、大丈夫風早君達ならすぐに行ける。向こうで魔力を使って大きくしてくれ」
『はい、必ず。承知しました』
「そろそろ、店が始まるかな?崇幸見に行くついでに飯にしよう」
「そーそー腹減った」
「行こ…崇幸」
《黒鳶》の会議室、崇幸、千眼、ヤクハ、イザラとイデア達が療養街の大まかな建物や周辺の環境を決めて一息着いて、詠斗達の元へ行く事にする。
オベリスカとグローリーとエスティア達は《ノゼバ》の民の元へ行き手伝いをしているので、このメンバーで様子を見に行く事にした。
「よし、お店を始めよう」
「緊張しなくて大丈夫ですよ」
「列の整理とかは出来てますから」
「は、はい」
《エンビ》の店が間も無くオープンする、外の客達は物珍しさと興味本位、噂が噂を呼び客が大挙して来たが先に列を切って、今日の客は200名と決めている最後尾でラウラスとトゥナーが今日はもうここで終わりだと説明している、今の所塩しか売っていないのでこの騒ぎもすぐに収まるだろうと思っている。
「そろそろ、開ける?」
「うん、そうだね。晴海くんは空と二階でチグリス達と明日の塩の準備をお願い」
「分かった」
「それでは開けますよ」
綴の掛け声に《鋼の足》が腹を括った、最初の説明でアコミアとキッフが少人数ずつ案内するので緊張した面持ちで向かい入れた。
『い、いらっしゃいませ!』
第1話異界へ来た
「ん、空に雲が走ってこちらに向かってくる…異界からのお客様かな……」
「そうなの旦那?なら会いに行ってみようよ、なぁマゥ。友達になってくれるかもよ」
森に石を組み上げなんとなく建てた家から頭上を仰ぐ羽飾りを付けた帽子を被る男と黒い羽を生やした馬マゥを撫でる淡い栗色の髪と瞳の青年がワクワクした様子で追いかけようと言う、この世界《アストマーズ》は良くも悪くも一定の事以外は無関心な世界だった。
「まぁ、私も商人だし。異界の物を仕入れてみるのは面白いかもな」
「買い取るお金ある?」
「あはは……そんなにないよ」
「だよねぇ」
互いに笑い合う2人、せっかくだからとマゥを連れて流れた先へ行ってみる事にした。
「あまり《アタラクシア》と変わらなそう……いや、この世界は……」
空間が異界へと《黒鳶》の操作室を運ぶ、空間の裂け目が閉じてゆっくりと空から流れるように落ちていく、外神が外を鑑定を掛けながら眺めて行けば《アタラクシア》とそう変わらないと言いつつも…成程と思いながら森のなだらかな場所へ着地した。
「ん、ま無事に着いて良かったんじゃん」
「へぇ、俺達がいた世界と雰囲気は変わら無さそうだけどな」
「……この世界は…」
懐記やジラは外を眺めつつ、イシュターはこの世界の気配に首を傾げた。
「皆さん、今この世界の言語と文字が分るようにしますね」
「へぇ、千ちゃんみたいな感じ?アクセにしてくれんの?」
「はい、僕と懐記さんイシュターさん、ギーギスさんとナチェさんは無くても問題ないようです。エクトさんセレネさんは…お昼寝ですね」
「お、そうか」
「目と耳…イヤリングかカフスにします、ウズラさんは首飾りにしますね」
「俺はピアスでも良いけど?」
「あーピアッサーなら出せる」
「なに?ピアスって」
「俺のこれ」
「あー懐記のいいね。俺もそれが良い。なくならなさそうだし」
「うん、僕もそれがいい」
「あー俺もそっちで頼むわ」
外神が魔石を出して言語解読スキルを込めていく、ジラは空いてない方の耳を出し、チャカとノイズとフォンもピアスを希望する。
「分かりました、フェシェスタさん達は耳飾りとカフスどちらにしますか」
「見本はこれね、こんな感じ。ピアス痛いけど良い?」
「ありがとうございます、懐記さん」
「ん」
「私はカフスだな」
「私も」
「ん~俺はこれー」
懐記が手持ちの物をスキルで出して一応痛みはあると言えば全員納得し、好みの位置を確認しジラ達の耳をピアッサーで開けていく外神がすぐに着けられるように作ったピアスを身体に影響が出ないよう調整した。
マユラとシュリは細かい細工を施した銀のカフスを選ぶ、フェシェスタは黒い薔薇の耳飾りを選んでこれにして貰う。
「誰か来ましたね」
「ん?派手な帽子のイケメンとマロンブラウンの髪と眼のイケメンだわ、後翼の生えた馬?」
「……話しをしてみても構わないか?」
「イシュターっち一緒に行こ」
「俺も行く」
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