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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
問題発症解決編010幕 死者傀儡×第025話 メバウルズと孤児院/第25話 異界 《アユズラーグ》編 10幕 有意義な物達
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問題発症解決編010幕 死者傀儡
「ゆき…下がってくれ…」
「千眼さん…あれは一体…」
「死者だ…傀儡魔法で動いている…」
崇幸と千眼で建物の中に入って目に入ったのは血に塗れた死体、その先には白い顔で佇み真珠色の球体と円柱の装置を撫でてカイム達がいる方面へと攻撃が放たれる。
「どうやって止める?」
『崇幸様、千眼様、彼方は問題ありません。蒐集家から術者の身体の術式を壊し装置を収納へ入れる様にとの事です、術者を行動停止にした場合自爆魔法が発動するとの事です』
「分かった…ゆき…私がやる」
「ああ…」
崇幸が死者の貌を見る、白目迄灰色染まった動く死体崇幸は早く眠らせてやりたいと千眼に託す、千眼は風早の指示に従い蝶を死者の元へ飛ばし身体を這う文字を蝶で上書きしていく。
「……」
『ハナレロ』
「っ…」
「千眼さん?」
身体の文字を書き換えていた千眼がハッとし崇幸を連れて転移し小屋から離れる、小屋の扉が開かれ死者達が動きちらに近づいてくる。
『崇幸様、蒐集家から試してみて欲しい事があると。崇幸様の傀儡魔法で上書きが可能かどうか試して欲しいとの事です。術者の死者傀儡は魔術が直接身体に書かれている為出来ないとの事です』
「分かった、やってみよう。蒐集家さんとタナトスさんの方はどうだ?」
『……焼いて弔いました、殺されていた者達は犯罪組織の者達、その場で弔えば良いとタナトス様からです。操者として動かされていた者達が貴族なので操者だけ回収が出来れば良いと』
「ああ、そうか…傀儡魔法発動」
風早からの連絡と報告に崇幸は頷き、小屋から出てくる死者達に傀儡魔法を掛ける…千眼はその光景を眺めながら小屋の術者の術式を書き換え、装置を蝶に回収させて収納にしまう。
崇幸は意識を死者達に向け傀儡魔法を発動する、崇幸の魔力の流れが死者傀儡の術を呑み込む、魔術を魔法に上書きするイメージを行い死者達の活動が停止した。
「上書きが出来た…ようだ」
「成功したな」
千眼もほっとし崇幸達は死者達をその場で寝かせて千眼の魔法で焼いていく、崇幸は手を合わせて冥福を祈る、悪人とてこんな死に方をして訳はない、千眼は崇幸を見つめ先程の耳に届いた声に…懐かしさと…申し訳なさを感じた…。
「親父!無事か?」
「相手は?」
「怪我は?」
「帰った…平気…」
地上に戻ったグローリーにテーデ達が駆け寄る、グローリーは大丈夫だと頷いて何かを言い掛けようとしたが、タナトス達と大河達が同時に戻る。
「死んでる連中にも死者傀儡の簡易的な者掛けてやがった、陰湿な奴だな」
「燃やして終わりですね、後は残った者達に居場所を吐かせれば良い。私は戻ります」
「俺も帰る、今夜はアコミア達の所に帰る」
「グローリー達も戻ってくれ、今夜は助かった。行方不明事件はこれで片付いた、後は居場所を吐かせる」
チカとタナトスとテーデは帰ると言い、戻った大河はグローリー達に戻る様に言いったが子ども達が気になるグローリーだけ残りイザラとイデアを魔人の子どもと少女の兄弟達と共に帰した。
「売り飛ばした奴隷商は2つ、拠点は北と不明だ。それと個人、傭兵に売り飛ばしたそうだ。傭兵に売り飛ばした子どもは魔人で間違いない」
「どこ?」
「傭兵の行方は不明だ」
「北の方には俺が行く」
「俺も行くよ」
「では私も同行します」
デュスノアがの騒動の中それなりに子ども達を売り払った大人達を傷め付けて吐かせた情報だ、金欲しさに売った子ども達の後の事など知った事はでないといわんばかりの態度にデュスノアは余計に痛めつけておいたと言う。
カイムとヤハネとヴィッセは北へ向かう、ストフスやジヴァはハインとワグナーと共に不明の方の奴隷商をカイトニーとトーナウ達と探る事にする。
「では残りの傭兵の件はこちらで行方を捜す、この国の傭兵ならば調べられるだろう」
「どうもーパスヴァと言いますー皇帝から面倒事押し付けられたねー、あ、魔神皇だーどもー」
グレスナーが訪れしょこと後ろから小柄な青年が現れ、パスヴァと名乗り挨拶をしグローリーに手を振った。
「陛下からは事件に関しても早期解決と共にお前達のある程度の権限は認められている、好きにしろという事だ」
「そうそう、俺も協力するよー」
引き続き殺人事件を追い、売られた子供達の行方を追う為の話し合いが行われた。
第025話 メバウルズと孤児院
『ありがとー』
「たくさん食べてね」
朝、バウルズの招待で千歳とラジカは孤児院へと赴き、コーカスは他の商会との約束があると分かる。
メバウルズと侍従と軽装の騎士と女給だけを連れ馬車を降りたメバウルズに案内さた孤児院は建物は古いが清潔で、庭には畑がありよく手入れが行き届いているようだった。
年配の院長と挨拶を交わし、食料と幾らかの寄付を行い何度も感謝をされ寄付した果物とチーズとモギのミルクが早速朝食に並び子ども達は礼を伝えて嬉しそうに食べていく。
手紙に書かれていた通りにメバウルズに誘われ共に朝食を摂る、焼き立てのパンと畑で採れた野菜のスープと食べられる野草を炒めた物に千歳が寄付した物が並ぶ、質素な様に見えて量は充分ある、味は塩と香辛料を使い、孤児院の朝食としては充分な様子だ。
メバウルズも子ども達と一緒に見えない眼だがそれを感じさせない優雅な手つきで食べていく、優しい王だ臣下や民が彼を愛している、それが伝わる……それと同時に血生臭い事件が起こっているのも事実だが…事件等はどんな平和な場所にだってあると千歳は割り切る事にした。
「そんな…本当によろしいんでしょうか?」
「ええ、是非お願いします。収益は全て孤児院の運営費に充てて下さい」
「ありがたい事です、教育まで…」
朝食が終わり商談の場を設けてくれたメバウルズは城へと戻り、千歳とラジカは院長と職員達に無人販売の管理と売り上げを寄付する旨を伝えて託す。
子どもった達に《トイタナ》での教育も受けて貰いたい提案や希望すれば《コレメキバ学院》に通う事も出来ると言えば増々ありがたいと何度も頭を下げる。
「本当に恵まれています、陛下と皆様に感謝を」
店の説明や見学等含め、子ども達と職員を連れて店に向かう事にした。
「陛下の症状は?」
「いつもどおりです」
「では、今迄通りこの国に適度に罪人を流す様に」
「承知しました」
「やれやれ、罪人を定期的に殺さねば呪いが発症するとは面倒な事だ」
「それで平和な国ですから、安い物です」
「ふ……平和ね」
第25話 異界 《アユズラーグ》編 10幕 有意義な物達
引き続き街を散策する懐記達、着いたのはとある豪邸貴族の屋敷らしい。
「すっげ、城じゃん」
「これ、いいね!まるごと貰おうー」
「おけ、中見てみよ」
フォンとフェシェスタと懐記が聳える塀と門の外から転移で中に入る、城をそのまま博物館にしたような人が住んでいたような感じはしない建物だ。
「なんだ、この敷物ふかふかしてるな」
「金掛かってるー」
「そうね、厨房いこ」
「おー」
懐記が興味あるのは厨房だ、広すぎるのでスキルのマッピングを出して目の前に出た画面を現在地から厨房迄を確認し進んでいく。
「初めて使ったけど、便利だわ」
「俺らの世界って単純な建てんばっかって事だな」
「カジノタワーとかは分り易いもんね、案内あるし」
「そうね、ここだわ。へぇ綺麗なもんじゃん」
1階の少し歩いた先突き当りの扉の奥、天井から吊るされた野菜や腸詰に棚に置かれたチーズの塊、瓶に入れられた調味料達、壁に吊るされた調理器具は新品の様だった。
「時間を止めてるし、浄化掛けてるから綺麗ね」
「これ冷蔵庫じゃね、肉だらけだ」
「酒は何処かな」
石畳の厨房の大きな木の箱、フォンが触ると扉が開きひんやりとした冷気と共にぎっしりと詰まった肉が並ぶ。
フェシェスタは酒は何処かと色々な扉を開けていく、いくつもある扉は保存庫のようで壺の中には長期保存できる食料が置かれていた。
「あ、酒樽みーけ。のんじゃお、うまー」
奥の扉を開ければ酒樽と酒瓶が並び早速瓶を出してコルクを風魔法で獲り出し飲んでみれば芳醇な香りと、焼けるような濃い酒が喉を通りすぎフェシェスタは喜んだ。
「俺も飲む、あー濃いな」
「度数高めね、割ったら美味しいんじゃない?食料全部入れて屋敷収納しよ」
「はーい」
「いいぞ」
酒をフォンが収納袋に全て納め、フェシェスタは酒瓶片手に上機嫌だった。
「ゆき…下がってくれ…」
「千眼さん…あれは一体…」
「死者だ…傀儡魔法で動いている…」
崇幸と千眼で建物の中に入って目に入ったのは血に塗れた死体、その先には白い顔で佇み真珠色の球体と円柱の装置を撫でてカイム達がいる方面へと攻撃が放たれる。
「どうやって止める?」
『崇幸様、千眼様、彼方は問題ありません。蒐集家から術者の身体の術式を壊し装置を収納へ入れる様にとの事です、術者を行動停止にした場合自爆魔法が発動するとの事です』
「分かった…ゆき…私がやる」
「ああ…」
崇幸が死者の貌を見る、白目迄灰色染まった動く死体崇幸は早く眠らせてやりたいと千眼に託す、千眼は風早の指示に従い蝶を死者の元へ飛ばし身体を這う文字を蝶で上書きしていく。
「……」
『ハナレロ』
「っ…」
「千眼さん?」
身体の文字を書き換えていた千眼がハッとし崇幸を連れて転移し小屋から離れる、小屋の扉が開かれ死者達が動きちらに近づいてくる。
『崇幸様、蒐集家から試してみて欲しい事があると。崇幸様の傀儡魔法で上書きが可能かどうか試して欲しいとの事です。術者の死者傀儡は魔術が直接身体に書かれている為出来ないとの事です』
「分かった、やってみよう。蒐集家さんとタナトスさんの方はどうだ?」
『……焼いて弔いました、殺されていた者達は犯罪組織の者達、その場で弔えば良いとタナトス様からです。操者として動かされていた者達が貴族なので操者だけ回収が出来れば良いと』
「ああ、そうか…傀儡魔法発動」
風早からの連絡と報告に崇幸は頷き、小屋から出てくる死者達に傀儡魔法を掛ける…千眼はその光景を眺めながら小屋の術者の術式を書き換え、装置を蝶に回収させて収納にしまう。
崇幸は意識を死者達に向け傀儡魔法を発動する、崇幸の魔力の流れが死者傀儡の術を呑み込む、魔術を魔法に上書きするイメージを行い死者達の活動が停止した。
「上書きが出来た…ようだ」
「成功したな」
千眼もほっとし崇幸達は死者達をその場で寝かせて千眼の魔法で焼いていく、崇幸は手を合わせて冥福を祈る、悪人とてこんな死に方をして訳はない、千眼は崇幸を見つめ先程の耳に届いた声に…懐かしさと…申し訳なさを感じた…。
「親父!無事か?」
「相手は?」
「怪我は?」
「帰った…平気…」
地上に戻ったグローリーにテーデ達が駆け寄る、グローリーは大丈夫だと頷いて何かを言い掛けようとしたが、タナトス達と大河達が同時に戻る。
「死んでる連中にも死者傀儡の簡易的な者掛けてやがった、陰湿な奴だな」
「燃やして終わりですね、後は残った者達に居場所を吐かせれば良い。私は戻ります」
「俺も帰る、今夜はアコミア達の所に帰る」
「グローリー達も戻ってくれ、今夜は助かった。行方不明事件はこれで片付いた、後は居場所を吐かせる」
チカとタナトスとテーデは帰ると言い、戻った大河はグローリー達に戻る様に言いったが子ども達が気になるグローリーだけ残りイザラとイデアを魔人の子どもと少女の兄弟達と共に帰した。
「売り飛ばした奴隷商は2つ、拠点は北と不明だ。それと個人、傭兵に売り飛ばしたそうだ。傭兵に売り飛ばした子どもは魔人で間違いない」
「どこ?」
「傭兵の行方は不明だ」
「北の方には俺が行く」
「俺も行くよ」
「では私も同行します」
デュスノアがの騒動の中それなりに子ども達を売り払った大人達を傷め付けて吐かせた情報だ、金欲しさに売った子ども達の後の事など知った事はでないといわんばかりの態度にデュスノアは余計に痛めつけておいたと言う。
カイムとヤハネとヴィッセは北へ向かう、ストフスやジヴァはハインとワグナーと共に不明の方の奴隷商をカイトニーとトーナウ達と探る事にする。
「では残りの傭兵の件はこちらで行方を捜す、この国の傭兵ならば調べられるだろう」
「どうもーパスヴァと言いますー皇帝から面倒事押し付けられたねー、あ、魔神皇だーどもー」
グレスナーが訪れしょこと後ろから小柄な青年が現れ、パスヴァと名乗り挨拶をしグローリーに手を振った。
「陛下からは事件に関しても早期解決と共にお前達のある程度の権限は認められている、好きにしろという事だ」
「そうそう、俺も協力するよー」
引き続き殺人事件を追い、売られた子供達の行方を追う為の話し合いが行われた。
第025話 メバウルズと孤児院
『ありがとー』
「たくさん食べてね」
朝、バウルズの招待で千歳とラジカは孤児院へと赴き、コーカスは他の商会との約束があると分かる。
メバウルズと侍従と軽装の騎士と女給だけを連れ馬車を降りたメバウルズに案内さた孤児院は建物は古いが清潔で、庭には畑がありよく手入れが行き届いているようだった。
年配の院長と挨拶を交わし、食料と幾らかの寄付を行い何度も感謝をされ寄付した果物とチーズとモギのミルクが早速朝食に並び子ども達は礼を伝えて嬉しそうに食べていく。
手紙に書かれていた通りにメバウルズに誘われ共に朝食を摂る、焼き立てのパンと畑で採れた野菜のスープと食べられる野草を炒めた物に千歳が寄付した物が並ぶ、質素な様に見えて量は充分ある、味は塩と香辛料を使い、孤児院の朝食としては充分な様子だ。
メバウルズも子ども達と一緒に見えない眼だがそれを感じさせない優雅な手つきで食べていく、優しい王だ臣下や民が彼を愛している、それが伝わる……それと同時に血生臭い事件が起こっているのも事実だが…事件等はどんな平和な場所にだってあると千歳は割り切る事にした。
「そんな…本当によろしいんでしょうか?」
「ええ、是非お願いします。収益は全て孤児院の運営費に充てて下さい」
「ありがたい事です、教育まで…」
朝食が終わり商談の場を設けてくれたメバウルズは城へと戻り、千歳とラジカは院長と職員達に無人販売の管理と売り上げを寄付する旨を伝えて託す。
子どもった達に《トイタナ》での教育も受けて貰いたい提案や希望すれば《コレメキバ学院》に通う事も出来ると言えば増々ありがたいと何度も頭を下げる。
「本当に恵まれています、陛下と皆様に感謝を」
店の説明や見学等含め、子ども達と職員を連れて店に向かう事にした。
「陛下の症状は?」
「いつもどおりです」
「では、今迄通りこの国に適度に罪人を流す様に」
「承知しました」
「やれやれ、罪人を定期的に殺さねば呪いが発症するとは面倒な事だ」
「それで平和な国ですから、安い物です」
「ふ……平和ね」
第25話 異界 《アユズラーグ》編 10幕 有意義な物達
引き続き街を散策する懐記達、着いたのはとある豪邸貴族の屋敷らしい。
「すっげ、城じゃん」
「これ、いいね!まるごと貰おうー」
「おけ、中見てみよ」
フォンとフェシェスタと懐記が聳える塀と門の外から転移で中に入る、城をそのまま博物館にしたような人が住んでいたような感じはしない建物だ。
「なんだ、この敷物ふかふかしてるな」
「金掛かってるー」
「そうね、厨房いこ」
「おー」
懐記が興味あるのは厨房だ、広すぎるのでスキルのマッピングを出して目の前に出た画面を現在地から厨房迄を確認し進んでいく。
「初めて使ったけど、便利だわ」
「俺らの世界って単純な建てんばっかって事だな」
「カジノタワーとかは分り易いもんね、案内あるし」
「そうね、ここだわ。へぇ綺麗なもんじゃん」
1階の少し歩いた先突き当りの扉の奥、天井から吊るされた野菜や腸詰に棚に置かれたチーズの塊、瓶に入れられた調味料達、壁に吊るされた調理器具は新品の様だった。
「時間を止めてるし、浄化掛けてるから綺麗ね」
「これ冷蔵庫じゃね、肉だらけだ」
「酒は何処かな」
石畳の厨房の大きな木の箱、フォンが触ると扉が開きひんやりとした冷気と共にぎっしりと詰まった肉が並ぶ。
フェシェスタは酒は何処かと色々な扉を開けていく、いくつもある扉は保存庫のようで壺の中には長期保存できる食料が置かれていた。
「あ、酒樽みーけ。のんじゃお、うまー」
奥の扉を開ければ酒樽と酒瓶が並び早速瓶を出してコルクを風魔法で獲り出し飲んでみれば芳醇な香りと、焼けるような濃い酒が喉を通りすぎフェシェスタは喜んだ。
「俺も飲む、あー濃いな」
「度数高めね、割ったら美味しいんじゃない?食料全部入れて屋敷収納しよ」
「はーい」
「いいぞ」
酒をフォンが収納袋に全て納め、フェシェスタは酒瓶片手に上機嫌だった。
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