あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解

第8幕 イリス偏第20話 暴食皇帝達× Stage.8-18 そして×まじない偏依存case40/《アーケディア》 偏 dress:38

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 第8幕 イリス偏第20話 暴食皇帝達
「おかわり」
「追加」
「ラーメンは口に合いそうかな?」
『あう』
《トランサーケージ》での夕食、千眼が追い付かないとヴァルキアとヴリトゥユの目の前で唐揚げを揚げ続ける、揚げた端から彼らの胃に入り崇幸はスキルで出した袋ラーメンの味噌や醤油を茹でて茹で卵とチャーシューに炒めた野菜を乗せて出せば崇幸から使い方を教えて貰い箸を使いこなすヴァルキアと既に率達から教えて貰っていたヴリトゥユが音を立てて蓮華を使い麺を豪快に啜っていた……よく食べる。
「この袋ラーメンも買わせて貰う」
「ああ、構わないが食べすぎはよくない…?そういえば体に害がある部分は取り除かれているから構わないか」
「そうだな…ゆきも食べると良い」
「そうだな、頂きます。食べたら交代するよ、余ったら明日に回すかサンドイッチにしよう。イカロス達も味はどうだ?」
『おいしいですよー』
『煮卵…チャーシュー欲しい』
イカロスとミノスも崇幸が出したソファに座りラーメンを食べている、気に入った炭酸ジュースと唐揚げも食べて締めにはライスと隣に置いていた。
「崇幸、この唐揚げは油が良質な物だな。帝国にも入れたい」
「なら、《商業エリア》で店があるからそこで買うといい」
「崇幸、この唐揚げを皇国で売るには許可は必要か?」
「いや、いらないぞ。これもおいしいけどレモンを掛けたり衣の味を変えたり作り方は様々だから、大河君から料理の本を借りておくよ」
「揚げた…まだ食うか?」
『貰う』
ヴァルキアが油の良さに気づきヴリトゥユはこれは皇国で広めるべきだと許可を求める、千眼が揚げたてを置けば瞬く間に消え追加を揚げていく……よく食べるな…という感想を千眼は抱いた…。

 Stage.8-18 そして×まじない偏依存case40
「っち、あーだりぃな」
「そう思うのであればイリス殿をどうにかするのに手を貸したらどうです?《選択の意思》を造った者には逃げられましたし」
「は、誰があんな奴んとこ行くかよ。ほっとけ、タナトスとかが動いてんだろ。あのクソ野郎とは昔に不戦協定をあいつが結んでいるからな、殺してくれんならそれはそれで良い」
コーカスのお茶の店の2階、椅子に座りどかりと両足をテーブルに乗せるカンビにコーカスは薄く笑みを浮かべた。
「《選択の意思》を造った奴らはは暇つぶしだろ、あの機関はアンを挑発しただけだな」
「大掛かりな挑発ですね、いなくなったのでこれでいいでしょう。死者も出ましたが」
「は、この街はアンの玩具だろ」
「ああ、そうでしたね」
カンビが…いやカンビの姿をした序列第12位蒐刻魔王のその2と自ら名乗るあの少年へとカンビの姿が変わる、コーカスは肩を竦め少年はつまらなさそうにしている。
「俺は行くぞ、用はここにはねぇ。あっちの見物でもする、あの船とんでもねぇもん積んでるからな」
「晴海さんが来るので、此処になるべくいるようにして下さいね」
「は?あのガキの為になんで俺が……っち、分体をおいていく」
「そうして下さい、さ、明日から働きましょうね。カンビ支店長」
「あーだりぃ!クソ」
少年が立ち上がり去ろうとするのを引き留める、少年は顔を顰めて指を鳴らしカンビが地面から現れコーカスは満足げに頷いて見送った…。

「これ…皆これで…」
「晴海ちゃん…」
「舵さん…たくさんの人が傷ついて…死んで…こんな物の為に…」
「でもね、晴海ちゃん。こういう物にすがりたい助けて貰いたい、良い方へ物事が運ぶようにって願う人達の気持ちは分かる。俺も日本にいた時は苦しかった…どうすればよくなるのか、仕事の事とか…」
夜、孤児院の静かな食堂で晴海は使用回数が終了した《選択の意思》を眺めていれば、ホットミルクを造ってくれた舵がコップを前に置いて向かいに座った。
「うん…でも死ぬなんて…みんな幸せになってなんか…」
「うん…そうだね。それは結局選んだその人の責任で…悲しいけれど失われた命は帰っては来ない。これを造った人は人が幸せになろうが不幸になろうがどうでも良くてこれをバラまいて人が一喜一憂しているのを楽しんでいるんだと思う」
「…酷いよ、そんなの」
舵の言葉に晴海はコップを眺める、空が待っているからグローリー宅に行かないと…こんな感情と浮かない表情では皆が心配するから行けない、イザラとイデアも今は《カテラント帝国》で治療中で会えないから余計気分は沈む。
「よし、それ飲んだら俺と一緒に寝よ!それで明日空ちゃんに会いに行こう」
「…うん」
「さ、ミルク飲んで」
沈む晴海に提案し晴海も頷く、明日は必ず笑顔で空を迎えに行くだから今日は…舵と寝よう、ミルクを飲んで晴海は立って空いている孤児院の部屋へと舵と向かった…。

《アーケディア》 偏 dress:38  やりすぎ
『やりすぎ』
「そうかな」
「そんな事ありませんわ、とても素敵なダンジョンですわ」
「あー魔物気合入れ過ぎた…かも?」
『あれでは?罠が厳し過ぎたか』
『全部』
佳月、結羅、チェカ、ウズラが全員から言われた言葉にはてと首を傾げる、完成したダンジョンに挑んだ懐記以外の面々からの苦情が相次いだ。
「子ども向けのダンジョンで何故ピンクの長い足のない魔物が牙を向く?泣くだろう」
「それもだが、あの人形はなんだ?背中に手を8本も生やし、全ての手に持つ剣は全て業物、足は車輪…あれでは退避が厳しい上に手8本全て同時に破壊しなければすぐに自動回復……面白かった」
イシュターからは子ども向けのダンジョンの魔物、マユラからは大人用のダンジョンの魔物の強さが無常だと言うがどこか楽しそうだった。
「で、なんだあの宝箱は?開けたら矢が出て来たぞ」
「もう、こっちは毒だよー怖っ」
「あの線に触れたら矢が出て来るのは気配察知が無ければ厳しいぞ」
「攻略させる気ある…?」
フォン、フェシェスタ、ギーギス、ノイズは呆れかえりナチェとジラとイフタークは迷路みたいな鉱石ダンジョンで盛大に迷子になってリタイアした。
「あの敵とかじゃなくて謎かけ?なんか集めて出口探すって…ダンジョンか?」
「腹が空いた…懐記、餅。あそこに行くなら食料大事」
ジラはなんとも言えない表情を浮かべ、イフタークは懐記から焼いた餅を貰って食べる。
「ダンジョンは面白いと思います…あのままで難易度を下げます……かなり下げます」
外神から珍しく否定的な意見、ダンジョンはあの工程で難易度を下げると伝え、佳月達は頷いた。
「あ、でも今の難易度のダンジョン貰おうかな。俺の収納に入れておく、《アストマーズ》とか《アヴィラタン》に良いと思う」
「分かりました、《アタラクシア》にも送ります。ダンジョンのドロップ品も良い物ですし」
佳月が折角のダンジョンなのでそのままの物は引き取り、異界に渡すというので外神が頷いた。
「なら、お化け屋敷ダンジョンも造れば良かったですわね」
「ホラーダンジョンも後で造ろう」
「なにそれ!いいね」
『興味がそそられる名称だ」
「あーなんかやばそうな響きー」
恐怖系のダンジョンを造ろうと盛り上がる佳月達、不穏な響きにフェシェスタは目を細める。
この後造られる通称《ホラーダンジョン》マニアに長い年月愛され、異界毎にコンセプトが変わる事になるのは大分先の話し…。




あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP05 風呂は24時間
「これずっと入れる風呂じゃん?すげーいつでも入れる…服洗いたい…でも替えのふくないし」
いきなり出来た風呂から上がると猿達が身体を風魔法?で乾かしてくれ、石鹸はないが身体がさっぱりして嬉しい、汚れた服を着るのは嫌だが替えがないからとまた着る。
赤猿が果物を持って来てくれ赤い皮の果物を受け取り、猿がそのままかぶりつくので真似して食べるとトマトみたいな味がして美味しい、他の猿達をみていれば塩の魚が気に入ったのか皆黒い包丁で瓢箪を削って塩の皮を作っている。
「これうまい」
『きゃきゃ』
「ありがと…」
トマトを食べて眠気がやって来るので、もういいか寝ようと葉っぱで纏めた家に適当に入り目を閉じれば猿が葉っぱの毛布を掛けてくれ唯苳は眠りに就いた…。

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