129 / 182
甲賀衆の忍び
しおりを挟む
佐和山城から出陣した信長率いる織田軍は、南近江国の六角家へと攻め入った。
総勢六万の兵をもってすれば、まず負けはない――しかし信長は油断などしなかった。
百年近く前、六角家を討伐しようとした将軍が陣中で病死した例もある。
そのときに活躍――暗躍したのが甲賀衆であった。
「殿。甲賀衆が六角家の兵と共に、和田山城に籠っているようです」
「で、あるか……」
池田恒興の報告に、陣中にて思案を巡らす信長。
傍に控えていた丹羽長秀が皆を代表して「いかがなさいますか?」と問う。
「六角家の兵はともかく、甲賀衆は厄介だ。兵糧や水に毒など入れられたら戦どころではなくなる」
「では、和田山城は遠巻きに兵糧攻めいたしますか?」
池田の問いに首を振る信長。
陣の中心に敷かれた南近江国の地図を眺めつつ「和田山城は無視せよ」と命じた。
「わざわざ敵の防備が固まっているところに攻め入るのは上策ではない」
「となりますと……どこを攻めますか?」
「……箕作城だな。ここを落とせば和田山城と六角家の本拠地である観音寺城を分断できる」
信長は「佐久間と丹羽、そして猿」と三人の将に言う。
「お前たちで落としてこい。なるべく早くな」
この主命に諸将はどよめいた。
佐久間と丹羽は家老だから命じられて当然だが、まさか藤吉郎のような身分の軽い者が抜擢されるのは意外だったからだ。
「かしこまりました。丹羽殿、木下、参ろう」
佐久間は文句一つ言わずに丹羽と藤吉郎を促した。
丹羽も心得たように従い、藤吉郎は内心、動揺しつつ後に続いた。
残された将にも次々と指示が伝わる。
「……利家はどうした?」
信長がふと、この場に利家がいないことに気づく。
すると同じ赤母衣衆の毛利新介が「実はここに来る道中のことですが」と申し上げた。
「甲賀衆らしき者を見かけたらしく、殿の身を守るために遅れてくると……」
「なに? あやつめ、気を使い過ぎだ」
甲賀衆は油断ならない。
しかし、利家ならば平気だろう。
むしろ同情すら覚える。
そう判断し、信長は指示を続けた。
◆◇◆◇
「おい。そこのお前」
昼過ぎ、日がまだ高い頃だった。
利家が話しかけたのは、岩に腰かけている旅人の装いをした男だった。
腰には刀を差していない。だから武家ではないことが分かる。
「……なんだ貴様は?」
明らかに鎧姿の利家に返す言葉ではなかった。
徐々に旅人の殺気が高まっているのが伝わってくる。
「やっぱり、忍びかよ。面倒だな」
「だったら話しかけなければいいだろう」
「そうはいかねえ。そんな殺気立っている野郎が、何もしでかさないわけがない」
旅人は岩から立ち上がり、すうっと横に移動する。
利家も同じく移動した。互いに戦いやすい場所を選んでいるのだろう。
そうして二人が向かったのは膝まで草が伸びている草原だった。
「貴様は名のある武将と見た。名は?」
「前田又左衛門利家……槍の又左つったら分かるか?」
「なんと。赤母衣衆筆頭の勇士か」
旅人は驚いたように目を開いたが、一切動揺していなかった。
それどころか懐から苦無を取り出した。
「貴様を殺せば値千金だな」
「はっ。俺は値段を付けられるほど、安い男じゃねえぜ?」
利家は携えていた槍の先を旅人――忍びに向ける。
忍びは「他に武士はいないようだが」と言葉を続けた。
「一人きりで戦うのか?」
「何か問題でもあるか?」
「いや、好都合だと思っただけ――だ!」
いきなり持っていた苦無を投げる忍び。
武士とは違い、卑怯卑劣な手段を使う彼ららしい不意打ちだった。
しかし利家は冷静に槍で払った。
地面に苦無が突き刺さる。
利家はさてここからどうするか考える。
目の前の忍びは槍の間合いに入らず、遠くから攻撃するだろう。
近づこうにも苦無の牽制で難しい。
奴の苦無が無くなるまで持久戦するか……いや、時間がかかりすぎる。
「……そういや、初めて見るな」
利家は物珍しそうに苦無を拾う。
忍びは「投げるつもりか?」と苦笑した。
「訓練を受けていないお前では真っすぐ飛ぶことすら叶わないぞ?」
「そうだな。でもま、やってみるか――」
そう言って、投球動作に入る利家。
せせら笑う忍びに向かって――思いっきり投げた!
その投げられた苦無の速さは尋常ではなく、真っすぐに忍びへと一直線に迫る!
「くっ――」
予想外の速度に忍びは焦りながらなんとか避けた。
その隙を突いて利家が接近する。
「――ふっ!」
投げられたのは二本の苦無。
真横に並んでいる――利家は屈んだ。
そうしなければ、苦無の間に張られた鉄線で首を落とされただろう。
忍びは後方に下がりつつ、利家の足の速さに驚いていた。
普通に走ったら追い付かれることは必定だった。
まきびしでも巻いて逃げるか――
忍びは戦う者ではなく忍ぶ者である。
ゆえに敵前逃亡は恥でもなんでもなかった。
それに『前田利家は油断ならない』という情報は今後の六角家や甲賀衆にとって重要だろう。
「逃げられると――思うなあ!」
びゅん! と風を切りながら投げられたそれに忍びは当たってしまった。
しかも後頭部だった。前後不覚となる。
投げられたのは槍で、しかも槍投げの要領ではなく、槍自体が横回転した滅茶苦茶な投げ方だった。
「くう……!」
槍先や石突ではなく、槍の中心あたりだったのが幸いし、忍びは持っていた煙幕玉を投げられた。もくもくと煙る草原。下手に進むと危ないと思った利家は煙幕を避けつつ後方に下がった。
そして煙幕が晴れたころには、忍びはいなくなっていた。
「初めて忍びと戦ったが、あんなのがごろごろいるのか……」
改めて厄介に感じた利家。
投げた槍を回収して溜息をつく。
「新介たちに任せておけって言っておいて逃がすとは。情けねえぜ」
◆◇◆◇
「で、あるか。お前が逃がしてしまうとは。よほどの忍びだと言える」
本陣に戻った利家は仔細を報告すると、信長は愉快そうに笑った。
そして「逃がしたことは気にするな」と気遣いを見せる。
「六角家を滅ぼせば甲賀衆は解散してしまうだろう」
「そうですね。決着を付けられなかったのは残念ですが」
「ところで、お前に命じたいことがある」
信長の主命を聞くとなって、利家は姿勢を正した。
「赤母衣衆を率いて猿の援軍をせよ」
「藤吉郎のですか? 佐久間様や丹羽様ではなく?」
「あやつの兵が一番少ないしな。それに軍師である半兵衛もいる。良い策を聞けるだろうよ」
利家は「かしこまりました」と頷いて赤母衣衆の面々がいる陣へと向かう。
信長は「相変わらず気持ちの良い奴だ」と笑った。
「友とはいえ、出世された格下の者の援軍に、嫌がりもせず向かうとは。分かっているのかどうか分からんが。とにかく男気のある奴だ」
◆◇◆◇
「ひどくやられましたな。頭のこぶはなかなか引きませぬぞ」
「分かっている。あの野郎、滅茶苦茶だ。武士らしくない」
先ほどの忍びが根城に帰り、治療を受けていた。
施しているのは年配の男だが、どうも忍びのほうが身分が高いらしい。
丁寧な治療を受けながら「あのまま戦っていたら負けていた」と忍びは言う。
「本当に危なかった……」
「あなた様ほどの手練れにそこまで言わすとは。織田家の武士はお強いのですね」
「あの前田だけが特別だと信じたいな」
「そうでしょうとも。それに、お得意の鉄砲があれば……」
「偵察のつもりだったからな。それならば暗殺のつもりで行けば良かった」
忍びは悔しそうにしている。
年配の男が「終わりましたぞ」と告げる。
「今度会ったときは、必ず借りを返す……」
「執念深いですな。それでこそ、名人と謡われたお方ですぞ――」
年配の男は畏敬を込めて忍びの名を呼ぶ。
「――杉谷善住坊殿」
総勢六万の兵をもってすれば、まず負けはない――しかし信長は油断などしなかった。
百年近く前、六角家を討伐しようとした将軍が陣中で病死した例もある。
そのときに活躍――暗躍したのが甲賀衆であった。
「殿。甲賀衆が六角家の兵と共に、和田山城に籠っているようです」
「で、あるか……」
池田恒興の報告に、陣中にて思案を巡らす信長。
傍に控えていた丹羽長秀が皆を代表して「いかがなさいますか?」と問う。
「六角家の兵はともかく、甲賀衆は厄介だ。兵糧や水に毒など入れられたら戦どころではなくなる」
「では、和田山城は遠巻きに兵糧攻めいたしますか?」
池田の問いに首を振る信長。
陣の中心に敷かれた南近江国の地図を眺めつつ「和田山城は無視せよ」と命じた。
「わざわざ敵の防備が固まっているところに攻め入るのは上策ではない」
「となりますと……どこを攻めますか?」
「……箕作城だな。ここを落とせば和田山城と六角家の本拠地である観音寺城を分断できる」
信長は「佐久間と丹羽、そして猿」と三人の将に言う。
「お前たちで落としてこい。なるべく早くな」
この主命に諸将はどよめいた。
佐久間と丹羽は家老だから命じられて当然だが、まさか藤吉郎のような身分の軽い者が抜擢されるのは意外だったからだ。
「かしこまりました。丹羽殿、木下、参ろう」
佐久間は文句一つ言わずに丹羽と藤吉郎を促した。
丹羽も心得たように従い、藤吉郎は内心、動揺しつつ後に続いた。
残された将にも次々と指示が伝わる。
「……利家はどうした?」
信長がふと、この場に利家がいないことに気づく。
すると同じ赤母衣衆の毛利新介が「実はここに来る道中のことですが」と申し上げた。
「甲賀衆らしき者を見かけたらしく、殿の身を守るために遅れてくると……」
「なに? あやつめ、気を使い過ぎだ」
甲賀衆は油断ならない。
しかし、利家ならば平気だろう。
むしろ同情すら覚える。
そう判断し、信長は指示を続けた。
◆◇◆◇
「おい。そこのお前」
昼過ぎ、日がまだ高い頃だった。
利家が話しかけたのは、岩に腰かけている旅人の装いをした男だった。
腰には刀を差していない。だから武家ではないことが分かる。
「……なんだ貴様は?」
明らかに鎧姿の利家に返す言葉ではなかった。
徐々に旅人の殺気が高まっているのが伝わってくる。
「やっぱり、忍びかよ。面倒だな」
「だったら話しかけなければいいだろう」
「そうはいかねえ。そんな殺気立っている野郎が、何もしでかさないわけがない」
旅人は岩から立ち上がり、すうっと横に移動する。
利家も同じく移動した。互いに戦いやすい場所を選んでいるのだろう。
そうして二人が向かったのは膝まで草が伸びている草原だった。
「貴様は名のある武将と見た。名は?」
「前田又左衛門利家……槍の又左つったら分かるか?」
「なんと。赤母衣衆筆頭の勇士か」
旅人は驚いたように目を開いたが、一切動揺していなかった。
それどころか懐から苦無を取り出した。
「貴様を殺せば値千金だな」
「はっ。俺は値段を付けられるほど、安い男じゃねえぜ?」
利家は携えていた槍の先を旅人――忍びに向ける。
忍びは「他に武士はいないようだが」と言葉を続けた。
「一人きりで戦うのか?」
「何か問題でもあるか?」
「いや、好都合だと思っただけ――だ!」
いきなり持っていた苦無を投げる忍び。
武士とは違い、卑怯卑劣な手段を使う彼ららしい不意打ちだった。
しかし利家は冷静に槍で払った。
地面に苦無が突き刺さる。
利家はさてここからどうするか考える。
目の前の忍びは槍の間合いに入らず、遠くから攻撃するだろう。
近づこうにも苦無の牽制で難しい。
奴の苦無が無くなるまで持久戦するか……いや、時間がかかりすぎる。
「……そういや、初めて見るな」
利家は物珍しそうに苦無を拾う。
忍びは「投げるつもりか?」と苦笑した。
「訓練を受けていないお前では真っすぐ飛ぶことすら叶わないぞ?」
「そうだな。でもま、やってみるか――」
そう言って、投球動作に入る利家。
せせら笑う忍びに向かって――思いっきり投げた!
その投げられた苦無の速さは尋常ではなく、真っすぐに忍びへと一直線に迫る!
「くっ――」
予想外の速度に忍びは焦りながらなんとか避けた。
その隙を突いて利家が接近する。
「――ふっ!」
投げられたのは二本の苦無。
真横に並んでいる――利家は屈んだ。
そうしなければ、苦無の間に張られた鉄線で首を落とされただろう。
忍びは後方に下がりつつ、利家の足の速さに驚いていた。
普通に走ったら追い付かれることは必定だった。
まきびしでも巻いて逃げるか――
忍びは戦う者ではなく忍ぶ者である。
ゆえに敵前逃亡は恥でもなんでもなかった。
それに『前田利家は油断ならない』という情報は今後の六角家や甲賀衆にとって重要だろう。
「逃げられると――思うなあ!」
びゅん! と風を切りながら投げられたそれに忍びは当たってしまった。
しかも後頭部だった。前後不覚となる。
投げられたのは槍で、しかも槍投げの要領ではなく、槍自体が横回転した滅茶苦茶な投げ方だった。
「くう……!」
槍先や石突ではなく、槍の中心あたりだったのが幸いし、忍びは持っていた煙幕玉を投げられた。もくもくと煙る草原。下手に進むと危ないと思った利家は煙幕を避けつつ後方に下がった。
そして煙幕が晴れたころには、忍びはいなくなっていた。
「初めて忍びと戦ったが、あんなのがごろごろいるのか……」
改めて厄介に感じた利家。
投げた槍を回収して溜息をつく。
「新介たちに任せておけって言っておいて逃がすとは。情けねえぜ」
◆◇◆◇
「で、あるか。お前が逃がしてしまうとは。よほどの忍びだと言える」
本陣に戻った利家は仔細を報告すると、信長は愉快そうに笑った。
そして「逃がしたことは気にするな」と気遣いを見せる。
「六角家を滅ぼせば甲賀衆は解散してしまうだろう」
「そうですね。決着を付けられなかったのは残念ですが」
「ところで、お前に命じたいことがある」
信長の主命を聞くとなって、利家は姿勢を正した。
「赤母衣衆を率いて猿の援軍をせよ」
「藤吉郎のですか? 佐久間様や丹羽様ではなく?」
「あやつの兵が一番少ないしな。それに軍師である半兵衛もいる。良い策を聞けるだろうよ」
利家は「かしこまりました」と頷いて赤母衣衆の面々がいる陣へと向かう。
信長は「相変わらず気持ちの良い奴だ」と笑った。
「友とはいえ、出世された格下の者の援軍に、嫌がりもせず向かうとは。分かっているのかどうか分からんが。とにかく男気のある奴だ」
◆◇◆◇
「ひどくやられましたな。頭のこぶはなかなか引きませぬぞ」
「分かっている。あの野郎、滅茶苦茶だ。武士らしくない」
先ほどの忍びが根城に帰り、治療を受けていた。
施しているのは年配の男だが、どうも忍びのほうが身分が高いらしい。
丁寧な治療を受けながら「あのまま戦っていたら負けていた」と忍びは言う。
「本当に危なかった……」
「あなた様ほどの手練れにそこまで言わすとは。織田家の武士はお強いのですね」
「あの前田だけが特別だと信じたいな」
「そうでしょうとも。それに、お得意の鉄砲があれば……」
「偵察のつもりだったからな。それならば暗殺のつもりで行けば良かった」
忍びは悔しそうにしている。
年配の男が「終わりましたぞ」と告げる。
「今度会ったときは、必ず借りを返す……」
「執念深いですな。それでこそ、名人と謡われたお方ですぞ――」
年配の男は畏敬を込めて忍びの名を呼ぶ。
「――杉谷善住坊殿」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
戦国鍛冶屋のスローライフ!?
山田村
ファンタジー
延徳元年――織田信長が生まれる45年前。
神様の手違いで、俺は鹿島の佐田村、鍛冶屋の矢五郎の次男として転生した。
生まれた時から、鍛冶の神・天目一箇神の手を授かっていたらしい。
直道、6歳。
近くの道場で、剣友となる朝孝(後の塚原卜伝)と出会う。
その後、小田原へ。
北条家をはじめ、いろんな人と知り合い、
たくさんのものを作った。
仕事? したくない。
でも、趣味と食欲のためなら、
人生、悪くない。
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
初恋の先生と結婚する為に幼稚園児からやり直すことになった俺
NOV
恋愛
俺の名前は『五十鈴 隆』 四十九歳の独身だ。
俺は最近、リストラにあい、それが理由で新たな職も探すことなく引きこもり生活が続いていた。
そんなある日、家に客が来る。
その客は喪服を着ている女性で俺の小・中学校時代の大先輩の鎌田志保さんだった。
志保さんは若い頃、幼稚園の先生をしていたんだが……
その志保さんは今から『幼稚園の先生時代』の先輩だった人の『告別式』に行くということだった。
しかし告別式に行く前にその亡くなった先輩がもしかすると俺の知っている先生かもしれないと思い俺に確認しに来たそうだ。
でも亡くなった先生の名前は『山本香織』……俺は名前を聞いても覚えていなかった。
しかし志保さんが帰り際に先輩の旧姓を言った途端、俺の身体に衝撃が走る。
旧姓「常谷香織」……
常谷……つ、つ、つねちゃん!! あの『つねちゃん』が……
亡くなった先輩、その人こそ俺が大好きだった人、一番お世話になった人、『常谷香織』先生だったのだ。
その時から俺の頭のでは『つねちゃん』との思い出が次から次へと甦ってくる。
そして俺は気付いたんだ。『つねちゃん』は俺の初恋の人なんだと……
それに気付くと同時に俺は卒園してから一度も『つねちゃん』に会っていなかったことを後悔する。
何で俺はあれだけ好きだった『つねちゃん』に会わなかったんだ!?
もし会っていたら……ずっと付き合いが続いていたら……俺がもっと大事にしていれば……俺が『つねちゃん』と結婚していたら……俺が『つねちゃん』を幸せにしてあげたかった……
あくる日、最近、頻繁に起こる頭痛に悩まされていた俺に今までで一番の激痛が起こった!!
あまりの激痛に布団に潜り込み目を閉じていたが少しずつ痛みが和らいできたので俺はゆっくり目を開けたのだが……
目を開けた瞬間、どこか懐かしい光景が目の前に現れる。
何で部屋にいるはずの俺が駅のプラットホームにいるんだ!?
母さんが俺よりも身長が高いうえに若く見えるぞ。
俺の手ってこんなにも小さかったか?
そ、それに……な、なぜ俺の目の前に……あ、あの、つねちゃんがいるんだ!?
これは夢なのか? それとも……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる