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死を厭い、死を悼む
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お市さまの家族の命を助けたいという願いは、僕では到底叶えられないものだった。
何故ならただの足軽でしかない僕が懇願したところで、大殿も信行さまも聞き入れるわけがない。もちろん御ふた方は僕のことを知っているけど、友人でもなければ直臣ですらない。ただの家来である藤吉郎の家来の言うことなど聞くわけもない。
「お市さま、御言葉ですが、僕にはできません……」
正直に申し上げるとお市さまは不思議そうに「どうしてですか?」と訊ねた。
「あなたはお兄さま方の知り合いでしょう?」
「しかし身分が違います」
ますます不思議そうな顔をするお市さま。
「身分? 身分ってなんですか?」
このとき僕は気づいた。お市さまは世の中をよくお知りになられてない。武士がいて、商人がいて、百姓がいるってことを知らないんだ。自分が敬われる立場だってことも、僕が西遊記を知らない低い立場だってことも分かっていないんだ。
だから二人の兄の話に出たというだけで、僕を大殿や信行さまと対等に話せる立場にあると思いこんでいるのだ。
僕に向かって丁寧に話しかけている時点で気づくべきだった――
「その、僕は、大殿の直臣ではなく、信行さまの家来でもなく……」
「よく分からないのですが、恒興、雲之介さんではいけませんか?」
池田さまは頭を下げつつ「そのようでございますな」と短く答えた。
「そうですか。それは困りましたね……」
憂鬱そうな顔をするお市さまに僕はなんと言えばいいのか分からなかった。
この人は九才なんだ。世間知らずの子供なんだ。
だから物事を単純に考えてしまう――
「では信長お兄さまに、信行お兄さまと戦うのをやめるように頼みましょう。それしかないですね」
「……それが可能なのですか?」
「分かりません。でもしないで後悔するくらいなら、やってお兄さまに叱られたほうがいいです」
そしてお市さまは侍女に訊ねた。
「信長お兄さまはいつお帰りになられますか?」
「戦ですから、なんとも言えませぬ」
「そうですか……早く帰ってきてほしいです」
表情をころころ変えるお市さま。僕はできれば願いを叶えたかった。それに兄弟同士で争うのも殺し合うのも止めたかった。
でも僕にはできない。身分が及ばないし、藤吉郎のように弁舌で説得できる器量もない。
僕は――無力だった。
「お市さま。この者にもう用はないのでしたら、退出させますが」
池田さまの言葉に「そうですね。ご苦労様でした」と僕に頭を下げた。
「また何かあればお呼びいたします」
「わ、分かりました……」
「それでは、また」
僕と池田さまはお市さまの部屋を後にした。
部屋から出る際、とても美しい笑顔で見送ってくださって、またも心を奪われた。
「悪かったな。お市さまのわがままを聞いてくれてな」
城内を歩きながら池田さまが僕を労うように言った。首を振って「いえとんでもないです」と答えた。
「お市さまと話して分かったと思うが、あの方はまだ幼い。まだ上下関係というものがいまいち分からんのだ」
「それは分かります」
「大殿も信行さまもお市さまには甘いのだ。だから世間知らずの姫になってしまった」
そしてふと池田さまは立ち止まった。右手には庭があり、空には満月が見えた。
「大殿の援軍は間に合わん。道三は死ぬだろう」
「…………」
「おぬしは大殿と信行さま、両方に面識があるのだったな」
「はい。そうですが……」
池田さまは厳しい顔で言った。
「どちらかは、確実に死ぬ」
「……池田さま」
「覚悟しろ。それが戦国の習いなのだから」
僕は急に胸が締め付けられる思いがした。
城門を出て、池田さまと別れた後、自分の長屋に戻る。
満月を見ながら、呟く。
「ああ、嫌だな……」
兄弟同士で殺し合うなんて。
翌日。
大殿が無事に尾張に帰ってきた。
でも道三は死んでしまったらしい。
援軍を送ったけど、間に合わなかったようだ。
「大殿はがっかりしているそうだが、わしには好機よ」
藤吉郎は武具の手入れを自分の長屋でしながら言う。僕も鎧の手入れを手伝っていた。
「好機? どういうこと?」
「戦が起これば出世する機会が増えるということよ」
僕は「人が死ぬんだよ」と思わず言ってしまった。
藤吉郎は「人はいずれ死ぬ」と答えた。
「わしも戦は嫌いだがな。しかし出世することで戦わぬ戦ができる」
「戦わぬ戦? よく分からないけど」
「言葉で説き伏せるのよ。ま、おぬしには難しい話か」
「子供扱いしないでくれ」
藤吉郎は「そういえばもう元服してもおかしくない歳だな」と手を止めて言った。もう手入れは終わったのだ。
「そろそろ元服するか。名も改めないとな」
「いや元服はするけど、名は改めないよ」
「うん? どうしてだ?」
「雲之介って名前、結構気に入っているからさ」
藤吉郎に向かって何かを言おうとしたときだった。
長屋の扉が開いて、前田さまが血相を変えてやってきた。
「藤吉郎、手伝ってくれ!」
「どうかしましたかな。前田さま」
「大殿の行方が分からないんだ!」
藤吉郎の顔色が変わる。僕も同じく変わってしまった。
「なんですと!? まさか――」
「とにかく探すのを手伝ってくれ!」
藤吉郎は前田さまの後に続いて出て行く。
「雲之介! おぬしも探してくれ!」
「わ、分かった」
二人が出て行った後、大殿の身に何があったのかと考えて。
そして何となく政秀寺が頭に浮かんだ。
政秀寺に着くと、沢彦和尚が他の僧と一緒に外で立っていた。
「沢彦和尚! 何かあったのですか?」
「おお。雲之介。久しぶりですね」
沢彦和尚は困った顔で僕に言う。
「信長様が人払いして寺の中に閉じこもっていましてね。しばらく寺の者は入るなと言われたのです」
「……寺の中に大殿が居るのですね」
少しだけ安心した僕。でも何か胸騒ぎがして、寺の中に入ろうとする。
「雲之介! 誰も入るなと――」
「僕は寺の者ではないですから、大丈夫です」
屁理屈だけど、誰も止める者は居なかった。
寺の本堂で、大殿は本尊に向かって正座をしていた。
「大殿――」
「……誰も入るなと言ったはずだが」
「僕は、寺の者ではありません」
大殿は喉の奥で笑って「ならば仕方あるまいな」と言った。
「だが今すぐ出て行け。一人になりたい」
「……大殿。皆が探しております」
「出て行かぬと斬るぞ」
「……一緒に清洲城に帰りましょう」
大殿は「……言ったからな」と立ち上がった。
振り返ったその顔は、涙で濡れていた。
「お、大殿――」
「舅殿が亡くなった」
大殿は心の内を吐露し始めた。
「何故だろうな。俺が認めた人はすぐに居なくなる。親父殿も平手の爺も。そして舅殿も」
「…………」
「もっと語りたいことがあったのだ。国のことや家来のこと。大きなことも小さなことも語りたかった。なのに何故、皆死んでしまう……」
大殿は僕に近づいた。そして刀を抜く。
「主君の弱き心を知ってしまった家臣は斬らねばならぬ。この信長の心情を知ってしまったのなら、生かしておかぬ。冥途の土産に我が心を教えてやったわ」
僕は真っ直ぐ大殿の目を見た。
ああ、僕はここで死ぬのだなと何となく思った。
「猿には無礼討ちしたと伝えておく。雲之介、お前は猿に伝えることはあるか?」
「……ついて行けなくてごめんって伝えてくだされば」
そしてそっと目を閉じた。
覚悟は決まっていた。
だけど――
「何故、逃げぬ? 何故、抗わぬ?」
大殿は――僕を斬らなかった。
「何故、泣いている?」
僕は――泣いていた。
大殿の心に触れたことで、大殿の孤独を感じたことで――
「……もうよい」
大殿は刀を納めた。そして僕の横を通り抜ける。
「清洲に戻る。これからの対策を打たねばならぬ。お前もついて来い」
大殿のその言葉は、とても暖かくて――
「……分かりました」
それしか言えないくらい、優しかった。
何故ならただの足軽でしかない僕が懇願したところで、大殿も信行さまも聞き入れるわけがない。もちろん御ふた方は僕のことを知っているけど、友人でもなければ直臣ですらない。ただの家来である藤吉郎の家来の言うことなど聞くわけもない。
「お市さま、御言葉ですが、僕にはできません……」
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「あなたはお兄さま方の知り合いでしょう?」
「しかし身分が違います」
ますます不思議そうな顔をするお市さま。
「身分? 身分ってなんですか?」
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だから二人の兄の話に出たというだけで、僕を大殿や信行さまと対等に話せる立場にあると思いこんでいるのだ。
僕に向かって丁寧に話しかけている時点で気づくべきだった――
「その、僕は、大殿の直臣ではなく、信行さまの家来でもなく……」
「よく分からないのですが、恒興、雲之介さんではいけませんか?」
池田さまは頭を下げつつ「そのようでございますな」と短く答えた。
「そうですか。それは困りましたね……」
憂鬱そうな顔をするお市さまに僕はなんと言えばいいのか分からなかった。
この人は九才なんだ。世間知らずの子供なんだ。
だから物事を単純に考えてしまう――
「では信長お兄さまに、信行お兄さまと戦うのをやめるように頼みましょう。それしかないですね」
「……それが可能なのですか?」
「分かりません。でもしないで後悔するくらいなら、やってお兄さまに叱られたほうがいいです」
そしてお市さまは侍女に訊ねた。
「信長お兄さまはいつお帰りになられますか?」
「戦ですから、なんとも言えませぬ」
「そうですか……早く帰ってきてほしいです」
表情をころころ変えるお市さま。僕はできれば願いを叶えたかった。それに兄弟同士で争うのも殺し合うのも止めたかった。
でも僕にはできない。身分が及ばないし、藤吉郎のように弁舌で説得できる器量もない。
僕は――無力だった。
「お市さま。この者にもう用はないのでしたら、退出させますが」
池田さまの言葉に「そうですね。ご苦労様でした」と僕に頭を下げた。
「また何かあればお呼びいたします」
「わ、分かりました……」
「それでは、また」
僕と池田さまはお市さまの部屋を後にした。
部屋から出る際、とても美しい笑顔で見送ってくださって、またも心を奪われた。
「悪かったな。お市さまのわがままを聞いてくれてな」
城内を歩きながら池田さまが僕を労うように言った。首を振って「いえとんでもないです」と答えた。
「お市さまと話して分かったと思うが、あの方はまだ幼い。まだ上下関係というものがいまいち分からんのだ」
「それは分かります」
「大殿も信行さまもお市さまには甘いのだ。だから世間知らずの姫になってしまった」
そしてふと池田さまは立ち止まった。右手には庭があり、空には満月が見えた。
「大殿の援軍は間に合わん。道三は死ぬだろう」
「…………」
「おぬしは大殿と信行さま、両方に面識があるのだったな」
「はい。そうですが……」
池田さまは厳しい顔で言った。
「どちらかは、確実に死ぬ」
「……池田さま」
「覚悟しろ。それが戦国の習いなのだから」
僕は急に胸が締め付けられる思いがした。
城門を出て、池田さまと別れた後、自分の長屋に戻る。
満月を見ながら、呟く。
「ああ、嫌だな……」
兄弟同士で殺し合うなんて。
翌日。
大殿が無事に尾張に帰ってきた。
でも道三は死んでしまったらしい。
援軍を送ったけど、間に合わなかったようだ。
「大殿はがっかりしているそうだが、わしには好機よ」
藤吉郎は武具の手入れを自分の長屋でしながら言う。僕も鎧の手入れを手伝っていた。
「好機? どういうこと?」
「戦が起これば出世する機会が増えるということよ」
僕は「人が死ぬんだよ」と思わず言ってしまった。
藤吉郎は「人はいずれ死ぬ」と答えた。
「わしも戦は嫌いだがな。しかし出世することで戦わぬ戦ができる」
「戦わぬ戦? よく分からないけど」
「言葉で説き伏せるのよ。ま、おぬしには難しい話か」
「子供扱いしないでくれ」
藤吉郎は「そういえばもう元服してもおかしくない歳だな」と手を止めて言った。もう手入れは終わったのだ。
「そろそろ元服するか。名も改めないとな」
「いや元服はするけど、名は改めないよ」
「うん? どうしてだ?」
「雲之介って名前、結構気に入っているからさ」
藤吉郎に向かって何かを言おうとしたときだった。
長屋の扉が開いて、前田さまが血相を変えてやってきた。
「藤吉郎、手伝ってくれ!」
「どうかしましたかな。前田さま」
「大殿の行方が分からないんだ!」
藤吉郎の顔色が変わる。僕も同じく変わってしまった。
「なんですと!? まさか――」
「とにかく探すのを手伝ってくれ!」
藤吉郎は前田さまの後に続いて出て行く。
「雲之介! おぬしも探してくれ!」
「わ、分かった」
二人が出て行った後、大殿の身に何があったのかと考えて。
そして何となく政秀寺が頭に浮かんだ。
政秀寺に着くと、沢彦和尚が他の僧と一緒に外で立っていた。
「沢彦和尚! 何かあったのですか?」
「おお。雲之介。久しぶりですね」
沢彦和尚は困った顔で僕に言う。
「信長様が人払いして寺の中に閉じこもっていましてね。しばらく寺の者は入るなと言われたのです」
「……寺の中に大殿が居るのですね」
少しだけ安心した僕。でも何か胸騒ぎがして、寺の中に入ろうとする。
「雲之介! 誰も入るなと――」
「僕は寺の者ではないですから、大丈夫です」
屁理屈だけど、誰も止める者は居なかった。
寺の本堂で、大殿は本尊に向かって正座をしていた。
「大殿――」
「……誰も入るなと言ったはずだが」
「僕は、寺の者ではありません」
大殿は喉の奥で笑って「ならば仕方あるまいな」と言った。
「だが今すぐ出て行け。一人になりたい」
「……大殿。皆が探しております」
「出て行かぬと斬るぞ」
「……一緒に清洲城に帰りましょう」
大殿は「……言ったからな」と立ち上がった。
振り返ったその顔は、涙で濡れていた。
「お、大殿――」
「舅殿が亡くなった」
大殿は心の内を吐露し始めた。
「何故だろうな。俺が認めた人はすぐに居なくなる。親父殿も平手の爺も。そして舅殿も」
「…………」
「もっと語りたいことがあったのだ。国のことや家来のこと。大きなことも小さなことも語りたかった。なのに何故、皆死んでしまう……」
大殿は僕に近づいた。そして刀を抜く。
「主君の弱き心を知ってしまった家臣は斬らねばならぬ。この信長の心情を知ってしまったのなら、生かしておかぬ。冥途の土産に我が心を教えてやったわ」
僕は真っ直ぐ大殿の目を見た。
ああ、僕はここで死ぬのだなと何となく思った。
「猿には無礼討ちしたと伝えておく。雲之介、お前は猿に伝えることはあるか?」
「……ついて行けなくてごめんって伝えてくだされば」
そしてそっと目を閉じた。
覚悟は決まっていた。
だけど――
「何故、逃げぬ? 何故、抗わぬ?」
大殿は――僕を斬らなかった。
「何故、泣いている?」
僕は――泣いていた。
大殿の心に触れたことで、大殿の孤独を感じたことで――
「……もうよい」
大殿は刀を納めた。そして僕の横を通り抜ける。
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