6 / 47
第五話 概念付与
しおりを挟む
「このオルゴールに……何を、したんですか?」
澄み切ったオルゴールの音色が響く中、アリアの問いは静かだが俺の心臓を直接掴むような強さを持っていた。
その瞳にはもはや怯えや警戒の色はなく、ただ純粋な真理の探求者として俺という謎を射抜いていた。
「あ──っと、い、今のは──」
こんな自分でやっておいてあれだが、まずい。と咄嗟にそう思った。
冷静に考えればこの力は誰にも知られてはいけない。
それは、追放された日から俺が自分に課した唯一のルールだったはずじゃないか。
「な、なな、何もしてない、です、よ……?」
俺の声は、自分でも驚くほど上ずって震えていた。
必死でアリアから視線を逸らし、ありもしない天井のシミを数え始める。
「さ、触ってたら、偶然カチッて。ほら、古い機械って、そういうことありがちじゃ──」
言い訳をする俺に、アリアは氷のように冷たい視線を向け強制的に黙らせてきた。
彼女の無言の圧力に、俺の額から冷や汗がツーっと流れる。
長く感じる沈黙の後、彼女は深いため息をついた。
「……言い訳が、あまりにも稚拙です」
バッサリと切り捨てられる。
俺も、アリアの言う通りだと思う。
「砕けていた歯車が何の痕跡もなく繋がるのが偶然? 欠けていた部品が、寸分の狂いもなく再生するのが偶然ですって? ……その力は、一体何なのですか? 説明してください」
彼女の真剣な問いに、俺はもう逃げられないと悟った。
「……俺にも、よく分からないんだ」
俺は観念し深呼吸の後、話し始めた。
そして今一度、見つめ直してみた。
今まで目を逸らしてきた、俺の過去を。
「物心ついた頃から、できていた。俺は孤児院育ちで親の顔も知らないから、誰かに教わったわけでもない。ただ、物に触れて強く念じるとその『意味』や『特性』を少しだけ変えることができる。俺は、それを……『概念付与』と、心の中で呼んでる。でも、どうしてできるのか、どういう仕組みなのかは全く分からない。限界も、代償も……手探りなんだ。だから、下手に使うべきじゃないって……」
そう、だから隠してきた。
アルドレットたちに「子供じみた小細工」と笑われたこの力は、俺自身にとっても、得体の知れない不気味なものだったのだ。
だから、俺の力をアルドレットたちに証明するのが怖かったんだ。
「…………」
俺の告白を聞き終えたアリアは、しばらく黙って何かを考えていた。
そして、一つの事実を確認するように静かに口を開いた。
「……分かりました。それが、あなたの秘密の力なのですね」
彼女は一度頷くと、今度はもっとずっと真っ直ぐな瞳で、俺の心を見透かすように尋ねてきた。
「では、なぜ? そんな、誰にも知られたくない大事な力をなぜ私のために? ただの、壊れたオルゴールのために、使ったのですか?」
なぜ。
彼女のその問いが、俺の頭の中で何度も反響する。
そして同時に、先ほどの彼女の表情が脳裏に映し出された。
「……君が、悲しそうな顔をしていたから」
アリアはその言葉に意表を突かれたように大きく目を見開いた。
彼女の探究心に燃えていた瞳が、一瞬。揺らぐ。
「悲しそうな、顔……?」
「このオルゴールが、もう二度と鳴らないのが悲しいって顔をしてた、から」
俺の尻すぼみする語尾を皮切りに沈黙が訪れる。
まずいことを言っただろうか。あまりに子供じみた理由に、呆れられたかもしれない。
俺が恐る恐る彼女の顔を窺うと、アリアはただじっと俺の目を見ていた。
大きな眼鏡の奥の瞳は、探るようでもなく責めるようでもない。
ただ、何かを深く深く納得しようとしているように見えた。
やがて、彼女はゆっくりと口を開いた。
その声は、もう俺を尋問するような響きではない。
「……あなたの力は『手探り』なのですね」
彼女は、俺が先ほど言った言葉を確かめるように繰り返した。
その声は、俺を憐れむでも見下すでもない。
ただ純粋に、一つの事実として受け止めているようだった。
そしてその「手探り」という言葉が持つ本当の意味に、彼女自身が思い至ったのだろう。
大きな眼鏡の奥で、彼女の瞳がゆっくりとしかし確かな熱を帯びていく。
「すごい……。今のは世界の理そのものに干渉する、新たな術かもしれません……! これなら私の──」
アリアは興奮のあまり、無意識に俺との距離を詰めていた。
その熱に浮かされたような表情に、俺が少しだけ気圧されていると彼女はハッと我に返った。
そしてさっと顔を赤らめると、慌てて二、三歩後ろに下がり、こほん、とわざとらしい咳払いをする。
「い、いえ。その、学術的見地から見て非常に興味深い事例だと言いたかっただけでこのまま放置しておくのは知識に対する冒涜といいますか……!」
早口で、まるで自分に言い聞かせるように言うと彼女は眼鏡の位置をクイと直した。
だが、その耳がほんのり赤いのは隠せていない。
「で、ですから、その。わ、私に。あなたのその力のこと、もっと詳しく教えてくださらないでしょうか……? あ、あなたの迷惑にならなければ、ですが」
先ほどの勢いはどこへやら、最後の方は消え入りそうな声になっていた。
俺は、彼女のそんな人間らしい一面を見て、不思議と心が軽くなるのを感じた。
「……えとえと。詳しいことはまた今度、で! また明日、夜にでも詳しく話し合いましょう! 私も話さなければならないことがあるので……!」
その言葉に俺は頷く。と、くるりと三つ編みの髪が慌ただしく宙を舞って、彼女は俺の前から足早に姿を消した。
澄み切ったオルゴールの音色が響く中、アリアの問いは静かだが俺の心臓を直接掴むような強さを持っていた。
その瞳にはもはや怯えや警戒の色はなく、ただ純粋な真理の探求者として俺という謎を射抜いていた。
「あ──っと、い、今のは──」
こんな自分でやっておいてあれだが、まずい。と咄嗟にそう思った。
冷静に考えればこの力は誰にも知られてはいけない。
それは、追放された日から俺が自分に課した唯一のルールだったはずじゃないか。
「な、なな、何もしてない、です、よ……?」
俺の声は、自分でも驚くほど上ずって震えていた。
必死でアリアから視線を逸らし、ありもしない天井のシミを数え始める。
「さ、触ってたら、偶然カチッて。ほら、古い機械って、そういうことありがちじゃ──」
言い訳をする俺に、アリアは氷のように冷たい視線を向け強制的に黙らせてきた。
彼女の無言の圧力に、俺の額から冷や汗がツーっと流れる。
長く感じる沈黙の後、彼女は深いため息をついた。
「……言い訳が、あまりにも稚拙です」
バッサリと切り捨てられる。
俺も、アリアの言う通りだと思う。
「砕けていた歯車が何の痕跡もなく繋がるのが偶然? 欠けていた部品が、寸分の狂いもなく再生するのが偶然ですって? ……その力は、一体何なのですか? 説明してください」
彼女の真剣な問いに、俺はもう逃げられないと悟った。
「……俺にも、よく分からないんだ」
俺は観念し深呼吸の後、話し始めた。
そして今一度、見つめ直してみた。
今まで目を逸らしてきた、俺の過去を。
「物心ついた頃から、できていた。俺は孤児院育ちで親の顔も知らないから、誰かに教わったわけでもない。ただ、物に触れて強く念じるとその『意味』や『特性』を少しだけ変えることができる。俺は、それを……『概念付与』と、心の中で呼んでる。でも、どうしてできるのか、どういう仕組みなのかは全く分からない。限界も、代償も……手探りなんだ。だから、下手に使うべきじゃないって……」
そう、だから隠してきた。
アルドレットたちに「子供じみた小細工」と笑われたこの力は、俺自身にとっても、得体の知れない不気味なものだったのだ。
だから、俺の力をアルドレットたちに証明するのが怖かったんだ。
「…………」
俺の告白を聞き終えたアリアは、しばらく黙って何かを考えていた。
そして、一つの事実を確認するように静かに口を開いた。
「……分かりました。それが、あなたの秘密の力なのですね」
彼女は一度頷くと、今度はもっとずっと真っ直ぐな瞳で、俺の心を見透かすように尋ねてきた。
「では、なぜ? そんな、誰にも知られたくない大事な力をなぜ私のために? ただの、壊れたオルゴールのために、使ったのですか?」
なぜ。
彼女のその問いが、俺の頭の中で何度も反響する。
そして同時に、先ほどの彼女の表情が脳裏に映し出された。
「……君が、悲しそうな顔をしていたから」
アリアはその言葉に意表を突かれたように大きく目を見開いた。
彼女の探究心に燃えていた瞳が、一瞬。揺らぐ。
「悲しそうな、顔……?」
「このオルゴールが、もう二度と鳴らないのが悲しいって顔をしてた、から」
俺の尻すぼみする語尾を皮切りに沈黙が訪れる。
まずいことを言っただろうか。あまりに子供じみた理由に、呆れられたかもしれない。
俺が恐る恐る彼女の顔を窺うと、アリアはただじっと俺の目を見ていた。
大きな眼鏡の奥の瞳は、探るようでもなく責めるようでもない。
ただ、何かを深く深く納得しようとしているように見えた。
やがて、彼女はゆっくりと口を開いた。
その声は、もう俺を尋問するような響きではない。
「……あなたの力は『手探り』なのですね」
彼女は、俺が先ほど言った言葉を確かめるように繰り返した。
その声は、俺を憐れむでも見下すでもない。
ただ純粋に、一つの事実として受け止めているようだった。
そしてその「手探り」という言葉が持つ本当の意味に、彼女自身が思い至ったのだろう。
大きな眼鏡の奥で、彼女の瞳がゆっくりとしかし確かな熱を帯びていく。
「すごい……。今のは世界の理そのものに干渉する、新たな術かもしれません……! これなら私の──」
アリアは興奮のあまり、無意識に俺との距離を詰めていた。
その熱に浮かされたような表情に、俺が少しだけ気圧されていると彼女はハッと我に返った。
そしてさっと顔を赤らめると、慌てて二、三歩後ろに下がり、こほん、とわざとらしい咳払いをする。
「い、いえ。その、学術的見地から見て非常に興味深い事例だと言いたかっただけでこのまま放置しておくのは知識に対する冒涜といいますか……!」
早口で、まるで自分に言い聞かせるように言うと彼女は眼鏡の位置をクイと直した。
だが、その耳がほんのり赤いのは隠せていない。
「で、ですから、その。わ、私に。あなたのその力のこと、もっと詳しく教えてくださらないでしょうか……? あ、あなたの迷惑にならなければ、ですが」
先ほどの勢いはどこへやら、最後の方は消え入りそうな声になっていた。
俺は、彼女のそんな人間らしい一面を見て、不思議と心が軽くなるのを感じた。
「……えとえと。詳しいことはまた今度、で! また明日、夜にでも詳しく話し合いましょう! 私も話さなければならないことがあるので……!」
その言葉に俺は頷く。と、くるりと三つ編みの髪が慌ただしく宙を舞って、彼女は俺の前から足早に姿を消した。
31
あなたにおすすめの小説
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
スキル【土いじり】でパーティを追放された俺、開墾した畑からダンジョンが生えてきた。
夏見ナイ
ファンタジー
「役立たず」の烙印を押され、パーティを追放されたアルフォンス。彼のスキルは戦闘に不向きな【土いじり】。失意の彼は都会を離れ、辺境の地で静かに農業を営むことを決意する。
しかし、彼が畑を耕すと、そこから不思議なダンジョンが生えてきた!
ダンジョン内では、高級ポーションになる薬草や伝説の金属『オリハルコン』が野菜のように収穫できる。地味だと思われた【土いじり】は、実はこの『農園ダンジョン』を育てる唯一無二のチートスキルだったのだ。
噂を聞きつけ集まる仲間たち。エルフの美少女、ドワーフの天才鍛冶師……。気づけば彼の農園は豊かな村へ、そして難攻不落の要塞国家へと発展していく。
一方、彼を追放したパーティは没落の一途を辿り……。
これは、追放された男が最強の生産職として仲間と共に理想郷を築き上げる、農業スローライフ&建国ファンタジー!
婚約破棄された上に、追放された伯爵家三男カールは、実は剣聖だった!これからしっかり復讐します!婚約破棄から始まる追放生活!!
山田 バルス
ファンタジー
カールは学園の卒業式を終え、心の中で晴れやかな気持ちを抱えていた。長年の努力が実を結び、婚約者リリスとの結婚式の日が近づいていたからだ。しかし、その期待は一瞬で裏切られた。 「カール、私たちの婚約は解消するわ。」 リリスの冷たい声がカール…
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる