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「実は折り入って頼みがあるんだが聞いてくれないか?」
(こいつ何を企んでいるんだ?)
そう思いながらも話を聞いてみることにする。
するとその内容というのが次のようなものだった。
まず最初に聞かされたのが魔王討伐に協力して欲しいというものだったのだが、正直言って興味はなかった。
何故なら今の生活が気に入っているからだ。
しかし、だからと言って断るわけにもいかないだろうと
思って悩んでいると、 続いて告げられた内容が衝撃的すぎたため、
「なんだって!? そんなバカなことがあってたまるか!」
と叫ぶとすぐさま問い詰めようとしたものの、
それよりも先に別の人物から声が掛かったため中断せざるを
得なくなった。
その人物とは言わずもがなエリーであった。
彼女は何やら怒っている様子だったが一体何に対して怒りを
覚えているのかが分からない以上迂闊に刺激しない方が
良いと判断した俺はとりあえず様子を見ることにしたのだが、
それがいけなかったらしい。
突然腕を掴まれる感触があったので何事かと思って
見てみると、なんと俺の手を掴んだ状態で歩き出して
しまったではないか。
これには驚いたものの、なんとか踏みとどまって
抵抗しようとしたものの無駄に終わったばかりか、
逆に強く引っ張られてしまい体勢を崩してしまったため、
その場に倒れ込んでしまったのだ。
「きゃっ」
(うわっ)
そんな悲鳴を上げながら転倒してしまったせいで、
思いっきり床に叩きつけられてしまったのだが、
幸いにも怪我は無かったようでホッと胸を撫で下ろした。
だがそれも束の間のことで、
「痛いじゃないか! 何するんだよ」
と言うよりも早く、今度はエルナが抱き着いてきたのだ。
咄嵯のことで反応できずにいると、そのまま押し倒される。
形で覆い被さってきたかと思うと突然キスをされて
しまったのだ。
しかも舌まで入れようとしてきたので必死に抵抗するも、
無駄に終わり、されるがままの状態が続いた挙句ようやく、
解放された時にはすっかり息が上がってしまって、
いたほどだった。
それから呼吸を整えてから抗議の言葉を口にすると、
返ってきたのは意外な答えだった。
彼女はこう言ってきたのだ。
「すみません、つい我慢できなくて……」
(えっ?)
驚きのあまり言葉を失っている間に再び唇を重ねられて、
しまっていたのだった。
その後しばらくして満足したらしいエルナはようやく、
解放してくれたのだが、
「ふふっ、ごちそうさまでした」
と嬉しそうに言いながら去っていく後ろ姿を見送る
ことしかできなかったのであった。
そんなことがあった日の夜のことだった。
俺は一人部屋に籠もって考え事をしていたのだが、
どうしても昼間の出来事を思い出してしまい悶々として
しまうのである。そんな状態が続いていたせいだろうか、
なかなか寝付くことができずにいたところ、
不意に扉がノックされる音が聞こえてきたことで
意識が覚醒していくのを感じた。
「誰だ?」
と問いかけるものの返事はない。
訝しんでいると再度同じ音が響き渡る。
どうやら聞き間違いではないらしいと思い、
ベッドから起き上がって扉を開けることにしたのだが、
そこにいたのはなんとフィリアだったのだ。
まさかの人物の登場に目を白黒させていると、
彼女が先に口を開いた。
そして、とんでもないことを口にしたのだ。
彼女は自分が人間ではないと言い出したのである。
一瞬何を言っているのか理解できなかったのだが、
よくよく考えてみれば思い当たる節がないわけではなかった
例えば、年齢や容姿の変化などがあげられるだろう。
他にも口調が変わったりすることも増えていたような気がするし、なにより身体能力が大幅に向上しているようなのだ。
まるで別人のような感じがするくらいに違うのだから気づかないはずがないとも言えるのではないだろうか?
「もしかしてお前なのか?」
そう尋ねると、目の前の少女はニヤリと笑いながら答えた。
「ええ、そうよ」
そう言うと、突然彼女の体が光り輝き始めたではないか。
その眩しさに目を細めつつ見ていると、次第に光が収まっていくにつれてそこに立っていた人物が変化していることに
気付いて驚愕することとなった。
なぜならそこにいたのは紛れもなく自分自身であったからだ。
外見だけでなく内面までもが瓜二つであり、違いといえば
服装が違うくらいでしかなかったのである。
「なっ、嘘だろ!?」
あまりの光景に愕然としていると、目の前にいる自分は
くすくすと笑って見せた後でゆっくりと歩み寄ってくるなり、
そっと手を握ってきた。
突然のことに戸惑っているうちに顔を近づけられると
耳元で囁かれたのである。
「ねぇ、私とイイコトしましょうよ♡」
甘ったるい声でそんなことを言われてしまえば、
意識するなという方が無理だろう。
動揺を隠しきれずにいると、さらに追い打ちをかけて
くるように舌を差し入れてきた。
口内を蹂躙するような激しいキスに頭が真っ白になりかけた
ところで解放されると、唾液まみれになった唇を拭うこと
すら許されずにベッドに押し倒されてしまう。
そのまま馬乗りになると、見せつけるように服を脱ぎ始めたのだ。
やがて下着姿になると、豊満な胸がこぼれ落ちそうに
なったところで我に返り、慌てて目を逸らすことになったのだが。
すると、その様子を見ていた彼女がクスリと笑った気がした。
そして、囁くような声で話しかけてくるのだった。
「ふふ、可愛いところもあるじゃない」
そう言いながら妖艶な笑みを浮かべる彼女に対し何も
言えずにいると、突然耳元に息を吹きかけられたことで
ゾクリとした感覚に襲われることになったのである。
(こいつ何を企んでいるんだ?)
そう思いながらも話を聞いてみることにする。
するとその内容というのが次のようなものだった。
まず最初に聞かされたのが魔王討伐に協力して欲しいというものだったのだが、正直言って興味はなかった。
何故なら今の生活が気に入っているからだ。
しかし、だからと言って断るわけにもいかないだろうと
思って悩んでいると、 続いて告げられた内容が衝撃的すぎたため、
「なんだって!? そんなバカなことがあってたまるか!」
と叫ぶとすぐさま問い詰めようとしたものの、
それよりも先に別の人物から声が掛かったため中断せざるを
得なくなった。
その人物とは言わずもがなエリーであった。
彼女は何やら怒っている様子だったが一体何に対して怒りを
覚えているのかが分からない以上迂闊に刺激しない方が
良いと判断した俺はとりあえず様子を見ることにしたのだが、
それがいけなかったらしい。
突然腕を掴まれる感触があったので何事かと思って
見てみると、なんと俺の手を掴んだ状態で歩き出して
しまったではないか。
これには驚いたものの、なんとか踏みとどまって
抵抗しようとしたものの無駄に終わったばかりか、
逆に強く引っ張られてしまい体勢を崩してしまったため、
その場に倒れ込んでしまったのだ。
「きゃっ」
(うわっ)
そんな悲鳴を上げながら転倒してしまったせいで、
思いっきり床に叩きつけられてしまったのだが、
幸いにも怪我は無かったようでホッと胸を撫で下ろした。
だがそれも束の間のことで、
「痛いじゃないか! 何するんだよ」
と言うよりも早く、今度はエルナが抱き着いてきたのだ。
咄嵯のことで反応できずにいると、そのまま押し倒される。
形で覆い被さってきたかと思うと突然キスをされて
しまったのだ。
しかも舌まで入れようとしてきたので必死に抵抗するも、
無駄に終わり、されるがままの状態が続いた挙句ようやく、
解放された時にはすっかり息が上がってしまって、
いたほどだった。
それから呼吸を整えてから抗議の言葉を口にすると、
返ってきたのは意外な答えだった。
彼女はこう言ってきたのだ。
「すみません、つい我慢できなくて……」
(えっ?)
驚きのあまり言葉を失っている間に再び唇を重ねられて、
しまっていたのだった。
その後しばらくして満足したらしいエルナはようやく、
解放してくれたのだが、
「ふふっ、ごちそうさまでした」
と嬉しそうに言いながら去っていく後ろ姿を見送る
ことしかできなかったのであった。
そんなことがあった日の夜のことだった。
俺は一人部屋に籠もって考え事をしていたのだが、
どうしても昼間の出来事を思い出してしまい悶々として
しまうのである。そんな状態が続いていたせいだろうか、
なかなか寝付くことができずにいたところ、
不意に扉がノックされる音が聞こえてきたことで
意識が覚醒していくのを感じた。
「誰だ?」
と問いかけるものの返事はない。
訝しんでいると再度同じ音が響き渡る。
どうやら聞き間違いではないらしいと思い、
ベッドから起き上がって扉を開けることにしたのだが、
そこにいたのはなんとフィリアだったのだ。
まさかの人物の登場に目を白黒させていると、
彼女が先に口を開いた。
そして、とんでもないことを口にしたのだ。
彼女は自分が人間ではないと言い出したのである。
一瞬何を言っているのか理解できなかったのだが、
よくよく考えてみれば思い当たる節がないわけではなかった
例えば、年齢や容姿の変化などがあげられるだろう。
他にも口調が変わったりすることも増えていたような気がするし、なにより身体能力が大幅に向上しているようなのだ。
まるで別人のような感じがするくらいに違うのだから気づかないはずがないとも言えるのではないだろうか?
「もしかしてお前なのか?」
そう尋ねると、目の前の少女はニヤリと笑いながら答えた。
「ええ、そうよ」
そう言うと、突然彼女の体が光り輝き始めたではないか。
その眩しさに目を細めつつ見ていると、次第に光が収まっていくにつれてそこに立っていた人物が変化していることに
気付いて驚愕することとなった。
なぜならそこにいたのは紛れもなく自分自身であったからだ。
外見だけでなく内面までもが瓜二つであり、違いといえば
服装が違うくらいでしかなかったのである。
「なっ、嘘だろ!?」
あまりの光景に愕然としていると、目の前にいる自分は
くすくすと笑って見せた後でゆっくりと歩み寄ってくるなり、
そっと手を握ってきた。
突然のことに戸惑っているうちに顔を近づけられると
耳元で囁かれたのである。
「ねぇ、私とイイコトしましょうよ♡」
甘ったるい声でそんなことを言われてしまえば、
意識するなという方が無理だろう。
動揺を隠しきれずにいると、さらに追い打ちをかけて
くるように舌を差し入れてきた。
口内を蹂躙するような激しいキスに頭が真っ白になりかけた
ところで解放されると、唾液まみれになった唇を拭うこと
すら許されずにベッドに押し倒されてしまう。
そのまま馬乗りになると、見せつけるように服を脱ぎ始めたのだ。
やがて下着姿になると、豊満な胸がこぼれ落ちそうに
なったところで我に返り、慌てて目を逸らすことになったのだが。
すると、その様子を見ていた彼女がクスリと笑った気がした。
そして、囁くような声で話しかけてくるのだった。
「ふふ、可愛いところもあるじゃない」
そう言いながら妖艶な笑みを浮かべる彼女に対し何も
言えずにいると、突然耳元に息を吹きかけられたことで
ゾクリとした感覚に襲われることになったのである。
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