元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

一ノ瀬 彩音

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「いいや、元の国に帰れれば、それでいい」
そういうなりミリア達の待つ国に転移をするのでした。
元に戻るのに必要なものを渡された俺は無事に自分の家に戻れそうだなと思いホッとする。
ちなみに その転移のアイテムを使う際に必要な魔力は俺の中に宿る膨大な力の一部を
譲渡したので 問題はないだろう。
元に戻った後にミリアからプレゼントを貰った。
俺がこの前ミリアへの誕生日プレゼントを買えなかったことに対して罪悪感を覚えていたから
なんだけど、そんなに喜んでもらえるとこっちも嬉しい限りだよ。俺は思わず嬉しくなって、
ミケを抱きしめる力が強くなり、つい強く抱きしめすぎたからか、
苦しんでしまい すぐに離してあげたよ。俺は慌てて謝ったのだがミケの方は特に問題はないみたいなので
安心したよ。
しかし俺はこの時知らなかった……まさか これから起こることになるとは……
俺はこれからの生活を楽しみながら過ごしていたのだったが……そんな日々を過ごしている最中に
突然現れたのは、
巨大な台風だった。
「あれはやばいな……」
俺が呟くと同時に俺は城を出る。外は既に風が吹き荒れている上に雨も降り始めたのか
ポツリポツリといった感じで地面に水滴が叩きつけられる。
俺が城を飛び出した時にちょうどタイミング良くアリアも出てきていて、
「どうしたんですか!?」
って聞かれたので答えようとしたら……強風によって飛ばされそうになる。
そして俺は咄嵯に掴まった物が木なので、その状態で何とか持ち堪えると俺は彼女に
大丈夫だということを伝えた。
それからしばらくしてから俺は元の位置に戻ると、そこにはすでにセリアナの姿があり、
そして彼女の手を握るようにして握りしめているのはアリアである。
そしてセリアナから話を聞いたところによると やはり彼女も天候の悪化に気づいていて
アリアと一緒に外に出たとのことだっだが、
セリアナの方はどうやらアリアの方から強引に連れ出されたようだ。セリアナの握っている
手をアリアの方から強引に引き剥がすとそのままアリアがセリアナの事をぎゅっと抱きしめたのである。
そしてアリアは俺にもセリアナの体を優しく抱きしめてほしいということを伝えるので、
言われた通りに俺はセリアナの体を強く抱きしめてあげる。
そしてしばらくするとセリアナが泣き出してしまい そして俺はセリアナが落ち着くまで
抱きしめ続けてあげていたので、
その様子を見ていたアリアが 俺に抱きしめられている状態の 彼女を嫉妬の眼差しで見ていることに
気付かないままであった。
そして セリアナは落ち着いてからようやく自分がどのような状態なのか把握できて来たのだろう。
「あぁー!!!!!」
という叫び声を上げてしまったので、 当然のことではあるが 俺とアリアの二人は
耳を抑えてしまうのであった。
そしてその後、俺はアリアに事情を説明すると納得をしてもらえたのか
今度は俺のことを抱きしめて頭を撫でてくれるのであった。
俺はアリアに抱きしめられるのが好きだからとても幸せな気持ちになるので、
俺は しばらくの間されるがままの状態になっていた。
アリアの胸の柔らかさが伝わってきて心地良いから ずっとこうしていたいなと
思っていると いつの間にか俺が抱き締めた状態になっている という状況に
俺はようやく気づくのであった。
俺は恥ずかしさで いっぱいになりつつも、なんとかアリアから離れることに成功したが、
アリアの方が俺をまだ捕まえたいような目つきをしていたのは気のせいではないだろう……。
そしてアリアに俺は気になったことを聞いた。
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