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イヴ視点19
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「続きは帰ってからゆっくりユーリを味わいたい」
「えっ、あ…」
「それまで我慢するよ」
そう言って、上着を着るとユーリは慌てたように装飾品を手に持って俺に付けてくれる。
俺とユーリの指にはお揃いの指輪が光っていた。
ユーリを守る俺の分身、外れたら力が失ってしまうから大事にしてね。
玄関でユーリが「いってらっしゃい」と俺の家で待ってくれる、これほど幸福な事は二度とないだろう。
俺の幸せはユーリそのもの、ユーリがいるだけで幸せだ。
ユーリの手を取って、手のひらに口付けた。
「あっ…」
「行ってきます、ユーリ…迎えに行くまで家にいてね」
俺はそう言って家を出た。
ユーリを迎えに行く、何時に行くとは伝えていない。
俺が迎えに行くまでユーリは家を出れない。
こうして、ユーリは無意識に俺の手の中にいる。
優しく包んで守って、愛して愛して愛して…
俺のユーリを箱庭の中に閉じ込める。
事務作業のために城に入り、気になってすれ違った適当な騎士を呼び止めた。
ユーリがマティアスを覚えている、まさかマティアスの記憶が消えていないのか?
ちょうど呼び止めたのはマティアスの部下の男だった。
マティアスの事で嘘を付く筈がない。
「あっ、聖騎士様!どうかされたんですか?」
「…マ……副騎士団長の事だけど」
「副騎士団長?もしかして決まったんですか?ずっと聖騎士様一人だけだったから私も気になっていたんですよ!」
「………いや、何でもない」
騎士はよく分かっていない顔をしていたが、俺に頭を下げて行った。
やっぱりマティアスの事を覚えていないみたいだ。
ユーリは特別なのか?魔物にも狙われているし…ユーリ自身に秘密があるのかもしれない。
でもマティアスを覚えている事を不思議に思っていない様子からユーリも分かっていないらしい。
…ユーリには嫌な記憶を消し去ってほしかったのに…もしかして、最初に炎で燃やしたあの騎士も覚えているのか?
ユーリの記憶にアイツらは必要ない、もっと俺の力を強めないと…
魔物がざわざわと足元をうろついていて、蹴るとすぐに消えた。
「イヴ様!!」
「…なんですか?」
「エマ様知りませんか!?」
またあの人は人の仕事を増やす、こっそりとため息を吐く。
エマ様の騎士になってから、余計な仕事を増やす。
判断を誤ったかと思いながら、エマ様のお付きのメイドに急かされて一緒に探す事になった。
ユーリを迎えに行くのは遅くなってからだな。
でも、俺を待ってくれるユーリを想像するだけで顔がにやけてしまう。
エマ様は城の書庫で本を読んでいた。
騒ぐ事ではなかったが、お付きのメイドに行く場所くらい伝えろとメイドが俺に言えと小声で話していた。
なんで俺が…という気持ちだが「エマ様はイヴ様の言う事は聞きますから!」と目を輝かしていた。
適当に言って仕事に戻ろうとエマ様に伝えた。
エマ様の読んでいる本は聖騎士の神話が書かれている本だった。
「えっ、あ…」
「それまで我慢するよ」
そう言って、上着を着るとユーリは慌てたように装飾品を手に持って俺に付けてくれる。
俺とユーリの指にはお揃いの指輪が光っていた。
ユーリを守る俺の分身、外れたら力が失ってしまうから大事にしてね。
玄関でユーリが「いってらっしゃい」と俺の家で待ってくれる、これほど幸福な事は二度とないだろう。
俺の幸せはユーリそのもの、ユーリがいるだけで幸せだ。
ユーリの手を取って、手のひらに口付けた。
「あっ…」
「行ってきます、ユーリ…迎えに行くまで家にいてね」
俺はそう言って家を出た。
ユーリを迎えに行く、何時に行くとは伝えていない。
俺が迎えに行くまでユーリは家を出れない。
こうして、ユーリは無意識に俺の手の中にいる。
優しく包んで守って、愛して愛して愛して…
俺のユーリを箱庭の中に閉じ込める。
事務作業のために城に入り、気になってすれ違った適当な騎士を呼び止めた。
ユーリがマティアスを覚えている、まさかマティアスの記憶が消えていないのか?
ちょうど呼び止めたのはマティアスの部下の男だった。
マティアスの事で嘘を付く筈がない。
「あっ、聖騎士様!どうかされたんですか?」
「…マ……副騎士団長の事だけど」
「副騎士団長?もしかして決まったんですか?ずっと聖騎士様一人だけだったから私も気になっていたんですよ!」
「………いや、何でもない」
騎士はよく分かっていない顔をしていたが、俺に頭を下げて行った。
やっぱりマティアスの事を覚えていないみたいだ。
ユーリは特別なのか?魔物にも狙われているし…ユーリ自身に秘密があるのかもしれない。
でもマティアスを覚えている事を不思議に思っていない様子からユーリも分かっていないらしい。
…ユーリには嫌な記憶を消し去ってほしかったのに…もしかして、最初に炎で燃やしたあの騎士も覚えているのか?
ユーリの記憶にアイツらは必要ない、もっと俺の力を強めないと…
魔物がざわざわと足元をうろついていて、蹴るとすぐに消えた。
「イヴ様!!」
「…なんですか?」
「エマ様知りませんか!?」
またあの人は人の仕事を増やす、こっそりとため息を吐く。
エマ様の騎士になってから、余計な仕事を増やす。
判断を誤ったかと思いながら、エマ様のお付きのメイドに急かされて一緒に探す事になった。
ユーリを迎えに行くのは遅くなってからだな。
でも、俺を待ってくれるユーリを想像するだけで顔がにやけてしまう。
エマ様は城の書庫で本を読んでいた。
騒ぐ事ではなかったが、お付きのメイドに行く場所くらい伝えろとメイドが俺に言えと小声で話していた。
なんで俺が…という気持ちだが「エマ様はイヴ様の言う事は聞きますから!」と目を輝かしていた。
適当に言って仕事に戻ろうとエマ様に伝えた。
エマ様の読んでいる本は聖騎士の神話が書かれている本だった。
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