滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~

スサノワ

文字の大きさ
201 / 752
2:カブキーフェスタへの道

201:神域探訪、相談所建設とメイドさん

しおりを挟む
 ふぉん♪
『>ファストトラベル中
 >転送完了まで 00:02』

「きゃぁぁぁぁっ!?」
 うるせえ。
 一号いちごうに抱きかかえられた、侍女メイドさんがうるせえ。

 シュゴォォォォォォォ――――――――ン♪

 切り立つ岩場いわばがけうえに出た。
 ぞうはとても見晴みはららしの良い場所ばしょに、建っていた。

「こ、ここがあの、ギルドのうえに浮かんでいたほしなのかい!?」
「そうデす。ようコそ、神域惑星しんいキわくせいへ」

 それにしても、随分ずいぶん様変さまがわりしたな神域ここは。
 もり火山かざん巨大湖きょだいこかわ
 岩場いわば草原そうげんも、無数むすう点在てんざいしている。

 ギャーギャーギャーギャーギャギャギャッ――――♪
 ゴガァァァッ、ゴワァァ――――!
 ピィロロロロロロロォォォォ――――♪
 パォォォォォン――――♪

生き物がにゃーあ居るぞみゃん!?」
「マだ生態系せいタいけい構築こウちくすルにはイたっテいませんが――ガムラン周辺しゅウへんデ取れル生物せイぶつじゅンじタ動植物どうしょくブつ発生はっせイしたはずデす」
 わからん。

 カシャ――『(>_<)』
たくしちゃんのほしってことはさっ、やっぱり――〝美〟を体現たいげんしてるワケなんだけどさぁー♪ わっかるぅー、そこんところぉー
 わからねぇが、わかった。
例の美食同源をにゃんにゃんやー言いわけにしてみゃがみゃやうまい獲物がにゃにゃたくさん取れそうなにゃやにゃやみゃ狩り場が出来たにゃやーんみゃーんってことだろにゃがみゃが?」

ーともいうわねっ
 ヴォォーンとあたりをさぐるように飛んでいく――よくわからんしゃべたま

「わぁー、ここわぁどこですかっ!? いまけものの鳴きごえがしましたよ!?」
「にゃぅー♪」
 すとんと、下ろされるメイドさん。

「(まったく、一号いちごうだけじゃなくてオマケ・・・まで、ついて来ちまった。それと随分ずいぶんととちかいんだな、神域ここは)」
 超女神像ちょうめがみぞうが、かき消えてから――三秒さんびょうたずに、そと景色けしきがあらわれた。

「(れはそうよん。空間的くうかんてきにわぁ同じ座標軸上・・・・・・……地続じつづきですからねぇー。そんなこと)――じろり」
 二号おれ頭防具シシガニャン・へっど裏側うらがわ
 迅雷ジンライ収納魔法しゅうのうまほう中身なかを見たりできる、画面がめんなか
 梅干うめぼだい五百乃大角いおのはらが、闖入者二号メイドさんにらみ付ける。
 もちろん、闖入者ちんにゅうしゃ一号いちごyは、シシガニャン一号いちごうだ。

 カシャ――『(◎_◎)』
「――じろり」
 分け身カーソル視線しせん連動しつながってるのか、浮かぶたままでにらんでる――やめてやれ。
「ひぃ――!」
 おびえてるだろうが。
 彼女めいどさんが目をそらしたさきには――

「――じろり」
 馬鹿ばかでかいほう御神体ごしんたい――五百乃大角いおのはらぞうまでもが、彼女かのじょにらみ付けていた。
 ひざをつきこうべなみだながす、巨大きょだい御神体像いおのはらぞう
 ちいさい御神体ごしんたいが、そのままおおきくなった――各地かくちにある女神像めがみぞうの……変わりだねだ。

「な、なん神々こうごうしい――――むぎゅ!」
 それを見た給仕服メイドさんが、組んだ手をはなに押し当て、片膝かたひざをついた。
 実際じっさいには、まったくもって神々こうごうししい姿すがたなんかじゃないけど――ここは、だまっておいてやる。

「(そういや、あの手をはなに押し当てるヤツやらなかったけど、普通ふつう転移陣てんいじんに乗れたな?)」
 央都おうと大女神像だいめがみぞうから跳んでくるときは、やらないと置いてかれるって、おどされたのに。
本的きほんてきにはしてちょうだい。あんまりへん姿勢ポーズで乗ると事故じこらないとはかぎらないわぁよぉー、ウケケケケッ
 魔物まもののようなわらごえに、侍女じじょ口元くちもとが引きつってる。
 元侍女長もとじじょちょうリオレイニアから五百乃大角いおのはら実体じったいくらいは、聞かされてるのかとおもってたけど、そうでもないっぽい。

 そのまま、はなに手を押しあてつづけてる。
 信心深しんじんぶかくて結構けっこうだ。
 けど、どうしたものか。
「(どうする、彼女かのじょだけかえってもらうか?)」
「(無理むりだぉ! 転移てんいわぁ~一時間いちじかんのぉインターバル……ほとぼりをまさないと事故じこ危険きけんがぁ、ありますぅーのぉーで)……うしようかしらね
 くちを利いた五百乃大角いおのはらぞうに、ひとみかがやかせる侍女メイドさん。

「(そのぞう、またうごかせるのか?)」
ぅぎぎっぎいっ――――無理むりみたいねぇ
 かお以外いがい指一本ゆびいっぽんうごかせないと。
 なんかのやくに立ちそうだとおもったんだか――無理むりか。
「あーなんでもない、なんでもないのよぉー。おほほっほほっ?」」
 まあ、はからずも一号いちごうが付いて来ちまったから、そっちを便利べんり使つかってやるとして――どうした?

「(いやぁ、コッチの御神体ごしんたいからだほうが――うごいちゃったわよっ)」
 それほど自在じざいなんでも出来できるるわけでもねぇなぁ――かみなのに。

 いま五百乃大角いおのはら御神体ほんたいは、ガムランちょうに居る。
 ただでさえ二つの体マルチカーソルを、あやつっているのに――さらにもうひとつ足したら……想像そうぞうするだけでもこんがらかるから、無理むりもないかもだけど。

 カシャ――『(Θ_Θ)』
ゃあ、シガミー。早速さっそくだけど、そこのたいららなところいえを建ててもらえる

家を建てろだぁにゃにゃみゃ?」
 画面がめんなかに、ひろげられる図面ずめん
「にゃにゃみゃ♪」
 おれの問いかけを、いつもの大工仕事おねがいだとおもったらしい。

「にゃみゃーん――♪」
 ずごごどーん♪
「にゃみゃーん――♪」
 ごどどぼーん♪
「にゃみゃーん――♪」
 ごがばきずどん♪

「にゃにゃみゃ――♪」
 ちょっとした小屋こやが、たちどころに建った。
 小屋こやと言っても、きゅうシガミーてい三倍さんばいはある。

 ドアには看板かんばんが付いてて――
『ニゲル専用恋愛相談所』
 なんて書いてある。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。 音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、 幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。 魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。 そして再び出会う幼馴染。 彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。 もういい。 密かにやってた支援も打ち切る。 俺以外にも魔道具職人はいるさ。 落ちぶれて行く追放したパーティ。 俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記

ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
 ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。  そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。  【魔物】を倒すと魔石を落とす。  魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。  世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。

巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった

ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。 学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。 だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。 暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。 よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!? ……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい! そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。 赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。 「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」 そう、他人事のように見送った俺だったが……。 直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。 「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」 ――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

処理中です...