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邪神モーロックの都
その40
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メデューサ率いるペガサスの少女たちと怪鳥ハーピーの群れとの空中戦が王宮の上空で開始されたころ王宮内の広場の中心近くではペガサスの剣士レダと黄金将軍ジュドーとの一対一の決闘が続いていました。
「とおーっ!!!」
レダが常人離れした跳躍と共に放つ神速の剣撃が次々とジュドー将軍を襲います。
しかしー。
「なんのっ!!」
ジュドー将軍はレダのその凄まじい攻撃を手に持つ黄金槍で全てはじき返します。
さらにその黄金槍を激しく振るい返す刀てレダに攻撃を加えます。
ペガサスの剣で黄金将軍の槍による反撃を超反応で受け止め続けるレダ。
周囲では魔牛兵と反ムスカル派との激しい戰いが相変わらず続いています。
けれど、二人は周りの状況には全く目もくれず混戦が続く王宮内の広場にぽっかりと空いたスペースで一進一退の戦いを続けていました。
接近戦は病み上がりの自分にはやや不利だと判断したレダは黄金将軍の必殺の槍の一振りをかわすと後方に飛びすさり距離をとりました。
そしてペガサスの剣を真横に構えるとその剣先を超音速で振動させます。
それはレダが得意とするペガサス族に伝わる必殺剣「ペガサス流星剣」の構えでした。
しかしレダと少し距離をとって槍を構えるジュドー将軍は鬼の面の下からくぐもった声を出して笑います。
「ワハハハ、お主の必殺技がわたしに通用しないのは証明済よ。無駄な事をするのはやめるがいい」
そして手にした槍を大きく構えると以前レダの剣を叩き折りその身体に致命傷を与えた自分の必殺技を再び彼女に向かって放とうとします。
「今度こそ冥土に送ってやろう。くらえーっ、星砕くー」
その瞬間にジュドー将軍と距離をとって剣を構えるレダは高速振動させていたその手に持つ剣を大きく前方に振り抜きました。
「ペガサス彗星剣!!」
レダの振るった剣の先から放たれた衝撃波が光の束となってジュドー将軍を襲います。
これは無数の剣撃を打ち込む「流星剣」の威力を一つに束ねて相手に向かって解き放つという超絶の技であり、以前「流星剣」が全く通用しなかった黄金の神鎧をまとうジュドー将軍に対抗するためにレダが編み出した彼女の新たな必殺技でした。
剣先からまるで巨大なレーザーのように放たれた「彗星剣」の凄まじい衝撃波は技を出そうと槍を構えていたジュドー将軍の鎧で包まれた身体を斜めに切り裂きます。
「ぐあぁーっ!!!」
レダの放った「彗星剣」の凄まじい威力は今までどんな攻撃にも傷一つつかなかったジュドー将軍のまとうオリハルコンでできた黄金の鎧を打ち砕き無数のひび割れを生じさせました。
「ば、馬鹿なーっ!!」
無敵を誇っていた自分の鎧が無数のひび割れに覆われるのを見て驚愕するジュドー将軍。
そんな激しく動揺する将軍に対してレダはすぐに次なる攻撃を仕掛けます。
レダは何故か持っているペガサスの剣をその場に投げ捨てると眼前にうろたえて立つジュドー将軍の方へダッシュで駆け寄りました。
ジュドー将軍に向かって全速力で駆け寄りながら叫ぶレダ。
「このぐらいであなたを解放するわけにはいかないわっ!!」
レダの身に付けた黒色のビキニや肩パッドなどが弾け飛びました。
そして一瞬光に包まれた彼女は美しいペガサスの姿に変身していました。
ペガサスの姿になったレダはジュドー将軍に急接近するとその身体に密着しました。
そしてジュドー将軍の首にそのたくましい蹄のついた両脚を引っ掛けて挟み込み動かないように固定してしまいます。
「うぐっ!な、何をするーっ!!」
いきなりペガサスの両脚に首を挟まれ身動き出来なくなったジュドー将軍は恐怖のあまり叫びを上げます。
正面から首を馬の両脚で挟み込まれているため視界も完全に塞がれておりそれが将軍の恐怖に拍車をかけました。
ペガサスに変身したレダはそんなジュドー将軍の叫びを歯牙にもかけずその大きな白い翼を羽ばたかせて将軍の首を両脚で挟んで固定したまま空に向かって一直線に舞い上がりました。
「ぐあーっ!!い、一体何おーっ!!!」
レダのペガサスの両脚に首を挟まれたまま自分の身体が宙に浮くのを感じたジュドー将軍は更なる恐怖の叫びを上げます。
白いペガサスは自分の左右の前脚に将軍の首を挟んで固定しその身体をぶら下げたまま王宮広場の上に広がる青空に向かって高々と舞い上がります。
「おい、あれを見ろっ!!」
周囲で戦っていた両勢力の兵士や市民たちは将軍の身体をぶら下げたまま天高く昇ってゆくレダのペガサスの姿を見て争うのも忘れそれぞれが口々に叫び天を指差しています。
戰いをやめて互いに顔を見合わせて天を指差して叫ぶ兵士と市民たち。
しかしそんな彼らの目に映る天高く舞い上がっていたレダのペガサスはジュドー将軍の身体をぶら下げたまま上空の一点まで来ると急にその姿勢を反転させました。
レダはジュドー将軍の首を両方の前脚で締め付け拘束したままの姿勢で上昇させていた自身の身体を宙空で反転させると逆に地上に向かって急降下させたのです。
「ぐああぁーっ!!!」
ジュドー将軍は首を締め付けられながら宙に浮き上昇していた己れの身体が急に逆転したのを感じ驚きます。
そして今度は地上に向かい逆に引っ張られてしまい首を締め付けられる苦痛と落下していく恐怖のあまり絶叫した後で気を失います。
上昇していくレダのペガサスの姿を地上の広場で見上げていた人々は彼女が空中で方向転換し逆に自分たちの方に向かって落下して来るのを見るとパニックに陥り慌てふためきます。
まるで隕石のようにジュドー将軍の首を両脚で抱えたまま自分たちのいる地上に落下してくるレダのペガサスを前に右往左往し逃げまどう兵士や市民たち。
やがてレダのペガサスは両脚で捕らえたジュドー将軍と共に蜘蛛の子を散らすように誰もいなくなった王宮内の広場にぽっかりと空いたスペースに凄まじい轟音を響かせて落下しました。
<< ペガサス・メテオ・ジャッジメント!!!>>
レダがテレパシーで叫ぶ技名と共に王宮内の広場全体に凄まじい轟音が鳴り響きました。
それと共にレダたちが落下した地点を中心に地面を揺るがす衝撃波があたり一帯に伝わり周囲にいた兵士や市民たちの身体が一斉に吹き飛びます。
その衝突の激しさはムスカル王のいます水晶の塔をも大きく揺らすほどでした。
魔牛兵やそれと戦う反ムスカル派の兵士や市民たちそれにペガサス族やボンゴ族更には彼らに襲いかかる魔獣たちまでが一瞬争い合うのを忘れ何事が起こったのかといぶかしげに立ち尽くしています。
そして天にも届くような土煙がやがて収まると王宮内の広場の中央付近にはまるで本当に隕石が落ちたようにすり鉢状の大穴が空いていたのです。
まだ湯気みたいな白煙を上げる広場に空いたクレーターのようなその大穴を周辺にいる兵士や市民たちが恐る恐る覗き込みます。
するとそこにはー。
すり鉢状に空いたその大穴の深い底にぐったりと仰向けに倒れたボロボロになったジュドー将軍とその隣でスクッと立つレダの変身した白いペガサスの姿があったのです。
[続く]
「とおーっ!!!」
レダが常人離れした跳躍と共に放つ神速の剣撃が次々とジュドー将軍を襲います。
しかしー。
「なんのっ!!」
ジュドー将軍はレダのその凄まじい攻撃を手に持つ黄金槍で全てはじき返します。
さらにその黄金槍を激しく振るい返す刀てレダに攻撃を加えます。
ペガサスの剣で黄金将軍の槍による反撃を超反応で受け止め続けるレダ。
周囲では魔牛兵と反ムスカル派との激しい戰いが相変わらず続いています。
けれど、二人は周りの状況には全く目もくれず混戦が続く王宮内の広場にぽっかりと空いたスペースで一進一退の戦いを続けていました。
接近戦は病み上がりの自分にはやや不利だと判断したレダは黄金将軍の必殺の槍の一振りをかわすと後方に飛びすさり距離をとりました。
そしてペガサスの剣を真横に構えるとその剣先を超音速で振動させます。
それはレダが得意とするペガサス族に伝わる必殺剣「ペガサス流星剣」の構えでした。
しかしレダと少し距離をとって槍を構えるジュドー将軍は鬼の面の下からくぐもった声を出して笑います。
「ワハハハ、お主の必殺技がわたしに通用しないのは証明済よ。無駄な事をするのはやめるがいい」
そして手にした槍を大きく構えると以前レダの剣を叩き折りその身体に致命傷を与えた自分の必殺技を再び彼女に向かって放とうとします。
「今度こそ冥土に送ってやろう。くらえーっ、星砕くー」
その瞬間にジュドー将軍と距離をとって剣を構えるレダは高速振動させていたその手に持つ剣を大きく前方に振り抜きました。
「ペガサス彗星剣!!」
レダの振るった剣の先から放たれた衝撃波が光の束となってジュドー将軍を襲います。
これは無数の剣撃を打ち込む「流星剣」の威力を一つに束ねて相手に向かって解き放つという超絶の技であり、以前「流星剣」が全く通用しなかった黄金の神鎧をまとうジュドー将軍に対抗するためにレダが編み出した彼女の新たな必殺技でした。
剣先からまるで巨大なレーザーのように放たれた「彗星剣」の凄まじい衝撃波は技を出そうと槍を構えていたジュドー将軍の鎧で包まれた身体を斜めに切り裂きます。
「ぐあぁーっ!!!」
レダの放った「彗星剣」の凄まじい威力は今までどんな攻撃にも傷一つつかなかったジュドー将軍のまとうオリハルコンでできた黄金の鎧を打ち砕き無数のひび割れを生じさせました。
「ば、馬鹿なーっ!!」
無敵を誇っていた自分の鎧が無数のひび割れに覆われるのを見て驚愕するジュドー将軍。
そんな激しく動揺する将軍に対してレダはすぐに次なる攻撃を仕掛けます。
レダは何故か持っているペガサスの剣をその場に投げ捨てると眼前にうろたえて立つジュドー将軍の方へダッシュで駆け寄りました。
ジュドー将軍に向かって全速力で駆け寄りながら叫ぶレダ。
「このぐらいであなたを解放するわけにはいかないわっ!!」
レダの身に付けた黒色のビキニや肩パッドなどが弾け飛びました。
そして一瞬光に包まれた彼女は美しいペガサスの姿に変身していました。
ペガサスの姿になったレダはジュドー将軍に急接近するとその身体に密着しました。
そしてジュドー将軍の首にそのたくましい蹄のついた両脚を引っ掛けて挟み込み動かないように固定してしまいます。
「うぐっ!な、何をするーっ!!」
いきなりペガサスの両脚に首を挟まれ身動き出来なくなったジュドー将軍は恐怖のあまり叫びを上げます。
正面から首を馬の両脚で挟み込まれているため視界も完全に塞がれておりそれが将軍の恐怖に拍車をかけました。
ペガサスに変身したレダはそんなジュドー将軍の叫びを歯牙にもかけずその大きな白い翼を羽ばたかせて将軍の首を両脚で挟んで固定したまま空に向かって一直線に舞い上がりました。
「ぐあーっ!!い、一体何おーっ!!!」
レダのペガサスの両脚に首を挟まれたまま自分の身体が宙に浮くのを感じたジュドー将軍は更なる恐怖の叫びを上げます。
白いペガサスは自分の左右の前脚に将軍の首を挟んで固定しその身体をぶら下げたまま王宮広場の上に広がる青空に向かって高々と舞い上がります。
「おい、あれを見ろっ!!」
周囲で戦っていた両勢力の兵士や市民たちは将軍の身体をぶら下げたまま天高く昇ってゆくレダのペガサスの姿を見て争うのも忘れそれぞれが口々に叫び天を指差しています。
戰いをやめて互いに顔を見合わせて天を指差して叫ぶ兵士と市民たち。
しかしそんな彼らの目に映る天高く舞い上がっていたレダのペガサスはジュドー将軍の身体をぶら下げたまま上空の一点まで来ると急にその姿勢を反転させました。
レダはジュドー将軍の首を両方の前脚で締め付け拘束したままの姿勢で上昇させていた自身の身体を宙空で反転させると逆に地上に向かって急降下させたのです。
「ぐああぁーっ!!!」
ジュドー将軍は首を締め付けられながら宙に浮き上昇していた己れの身体が急に逆転したのを感じ驚きます。
そして今度は地上に向かい逆に引っ張られてしまい首を締め付けられる苦痛と落下していく恐怖のあまり絶叫した後で気を失います。
上昇していくレダのペガサスの姿を地上の広場で見上げていた人々は彼女が空中で方向転換し逆に自分たちの方に向かって落下して来るのを見るとパニックに陥り慌てふためきます。
まるで隕石のようにジュドー将軍の首を両脚で抱えたまま自分たちのいる地上に落下してくるレダのペガサスを前に右往左往し逃げまどう兵士や市民たち。
やがてレダのペガサスは両脚で捕らえたジュドー将軍と共に蜘蛛の子を散らすように誰もいなくなった王宮内の広場にぽっかりと空いたスペースに凄まじい轟音を響かせて落下しました。
<< ペガサス・メテオ・ジャッジメント!!!>>
レダがテレパシーで叫ぶ技名と共に王宮内の広場全体に凄まじい轟音が鳴り響きました。
それと共にレダたちが落下した地点を中心に地面を揺るがす衝撃波があたり一帯に伝わり周囲にいた兵士や市民たちの身体が一斉に吹き飛びます。
その衝突の激しさはムスカル王のいます水晶の塔をも大きく揺らすほどでした。
魔牛兵やそれと戦う反ムスカル派の兵士や市民たちそれにペガサス族やボンゴ族更には彼らに襲いかかる魔獣たちまでが一瞬争い合うのを忘れ何事が起こったのかといぶかしげに立ち尽くしています。
そして天にも届くような土煙がやがて収まると王宮内の広場の中央付近にはまるで本当に隕石が落ちたようにすり鉢状の大穴が空いていたのです。
まだ湯気みたいな白煙を上げる広場に空いたクレーターのようなその大穴を周辺にいる兵士や市民たちが恐る恐る覗き込みます。
するとそこにはー。
すり鉢状に空いたその大穴の深い底にぐったりと仰向けに倒れたボロボロになったジュドー将軍とその隣でスクッと立つレダの変身した白いペガサスの姿があったのです。
[続く]
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