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番外編 アディス・前世 愛別離苦
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※魔物との戦闘があるので苦手な方は自衛をお願いします。
『───というわけで、君は私の番いなんだよ』
『・・・・・・はぁ』
アレから場所を移して、今いるところは王城内にある近衛騎士団長の執務室。
一応、二人きりになるときっと暴走するだろうということで、近衛騎士団長の補佐官の人が一人と近衛騎士が二人、同席している。
座っているのは私と近衛騎士団長だけで他の三人は何時でも団長に飛びかかれるように彼の後ろと横に立っているんだけど。
まあ確かに襲われたら咄嗟に手が出るのは確実で、謁見の間みたいに私が吹き飛ばしたらこの部屋は間違いなく破壊されると思うので気持ちは分かる。
───で、話を聞くと、私には分からない感覚だが近衛騎士団長には私が謁見の間の扉の前に立った頃からすでに自分の番いだと分かっていたそうで。
『それで陛下と宰相閣下に先にざっくりと、君が私の番いだから謁見後に話をしたいと申し出たわけ』
『それであの人払いというわけでしたか。あの、近衛騎士団長殿は───』
『エヴァルド』
『───はい?』
『番いなんだから名前で呼んで? はい、エヴァルド。言ってごらん?』
話の途中で遮られて何かと思えば、ソコ? いやまあ、私も番い関係の知識は一通りあるから彼の言うことも分かるけれども・・・・・・。
『さすがに初対面で爵位も高い団長殿を、その、急に名前でお呼びするのは・・・・・・』
『じゃあエヴァ。コレなら短いから呼びやすいでしょ?』
『・・・・・・・・・・・・』
───そーゆーコトじゃねえよ!
おそらく他の三人も同じ心境だったと思う。
何で今度は愛称呼びなんだよ、ハードル上げんじゃねえよ!
『ね?』
うっ・・・・・・綺麗で中性的で柔らかい笑みで、しかもデカいクセに何で上目使いでコッチ見てくるわけ!? 意味分からん!?
『ねえ、一度言っちゃえばあとは簡単だから』
『・・・・・・ぅ、エ、エヴァ?』
・・・・・・押し負けた。
だって大型犬が期待してるみたいに尻尾振る幻影が見えるんだもん。
『! うん。そのまま何時でも言ってくれて構わないからね!』
───そう言った瞬間、やっぱりピンと立った耳と尻尾が見えた気がした。
そのあとはすでに休暇を取っていたらしく、私を連れてドーン公爵家に帰るというので二つ返事で頷いた。
それに心配そうな顔で補佐官達が言った。
『あの、本当によろしいのですか?』
『え? ああ、番いのことですか? まあ、簡単に言うと結婚ってコトですよね。大丈夫ですよ。私には許可を得ないといけない家族はいませんし』
住んでた家は賃貸だし、両親の死後、家財道具は整理してまとめておいてあるし、自分の荷物も最低限しかない。
だから引っ越しもすぐ出来るし。その辺もエヴァが全部やるらしいから、私は文字通り身一つでオッケー。
『細かい事務手続きとかも任せていいんですよね? 分かんないし』
エヴァに振り返りそう言うとにっこり笑った。
エヴァも微笑む。
『もちろん。君はただそのままで私と番ってくれたらいい』
『ですって。だから心配しないで下さい』
『貴方は、何というか・・・・・・見た目に反して男前というか潔いというか・・・・・・』
『・・・・・・まあ、初対面で殴り飛ばせるくらいだから、団長には合っているのかも』
『何かあれば遠慮なく頼りなさい』
補佐官達が三者三様にそう言って見送ってくれた。
いや見た目はショタだが、私17歳。成人してるから。
当然、婚姻となればそのあとナニがあるかくらいは知識として知っている。男同士のやり方も知識としては、ね。
だが・・・・・・。
───私のこの身体で挿入るのか?
───結果としては無事挿入った。竜珠なるモノを飲み込んで馴染むと、竜人に抱かれても大丈夫な身体に変化するらしい。
凄えな、竜人。
ただ、エヴァの愛撫がやたらとネチっこくて長くて、限界過ぎるまで弄られイかされ、泣きが入った顔を恍惚とした情欲まみれの顔でうっとり見つめられて・・・・・・。
そのあとの挿入からの抜かずの○発という絶倫具合が、何というか、もう・・・・・・。
私の蕩けた脳ミソで腹上死という単語が浮かぶくらい、ヤバかった。
───もう、めっちゃ気持ちよかった。よすぎて辛いって、ああいうことなんだなって、身をもって知った。
そして無事にうなじに咬み痕がくっきりと。
番いを得た彼らの独占欲は半端なくて、所有印という名のキスマークや咬み痕を見えるところにつけたがるようだ。
そんなこんなで、ドーン公爵家にエヴァと住み、いつものように出勤して一緒に帰宅するという穏やかな日々が続いた。
そして恒例の年三回の魔物討伐任務に赴いたあの日。
いつものようにエヴァと行ってきますの口付けをして別れたあの日。
偶然か必然か、両親を亡くすキッカケとなったあの魔物───マンティコアが三体、現れた。
今回こちらは通常の討伐隊のため人数的には有利だったが、さすがに苦戦を強いられた。
前回の経験から何とか二体倒し、三体目もあと一息というところで最後の足掻きの咆哮の威圧で満身創痍の団員達のほとんどが身動きできずにいたその時───。
アイツは私目がけて一直線に突進してきた。
アレはおそらく、前回、両親に追いやられたことを覚えていたのだろう。
両親と同じ気配を纏う私を終始狙っていたのには気付いていた。
だからこそ、あえて囮になり引きつけて攻撃を加えていたのだから。
アイツの咆哮にも怯まなかったこの身体は、咄嗟にアイツと私の延長線上に動けずにいた団員を庇うため、前に出て結界魔法を張りながら双剣を構えた。
今回の討伐任務中、私はいつもより魔力の流れがおかしかった。
それに気付いたのは深淵の森に向かう途中。
野営でいつものように結界魔法を使おうとして集中すると、下腹部に魔力が流れていることに気付いた。
ソコで私はようやく気付いたんだ。
このお腹に、エヴァと私の子が宿っていたのだと。
子供は母胎の魔力を糧にする。足りない場合は性交で父親からも注いで貰うのだが、私は魔力が高い上にエヴァに毎日のように抱かれていて今のところは不足がなく、孕んでいたことに気付かなかった。
───ああ、気付いていれば、今回は来なかっただろう。それに私がいなければマンティコアも現れなかったかもしれない・・・・・・。
そんな『たられば』なことを考えながら全力で魔法を使い、迫り来るマンティコアの首を切り飛ばした。
ソイツは死の直前、私の腹を狙ってニヤリとした。
腹の子に気付いていたのか。
咄嗟に腹を庇ったが左脇腹を抉られ、すぐに治癒魔法がかけられたが、そもそも魔力枯渇だ。すでに私の意識は朦朧としていた。
番のいるモノには他の魔力を与えられないし、そもそも受けつけない。
魔力回復ポーションを飲ませられたが、嚥下する力もなく口端から零れ落ちていくばかり。
周りが騒然となり、悲壮感が漂う中、私は呟いた。
『・・・・・・愛しい、エヴァ・・・・・・また・・・・・・来世で・・・・・・。ごめんな・・・・・・生まれさせて、やれなくて・・・・・・』
浮かぶのはバカみたいにいつも引っ付いて構い倒してくるエヴァ。
えっちのときは殺す気かと言いたくなるほど愛してきて。
いつか、の未来を二人で語って眠って。
子供が出来たら、きっと二人にそっくりだから名前は『宵闇』にしよう。
そう言ったのに。
───ああ、独りにしてごめん。
独りの辛さは、私が誰よりも知ってるのに。
神様、エヴァに早く逢わせて下さい。
この子を、早く生まれさせて下さい。
真っ暗な闇は癒しの空間。
こわくない。
こわいのは、残されたエヴァの心・・・・・・。
泣かないで。
すぐに逢いに行くから。
───そうして、その記憶を持ったままアディスとして生まれて、かつての我が子を養子に迎え、私は再び貴方に出逢った。
※補足として。番ったあとは寿命が竜人に合わせて延びるけど、身体の丈夫さなどはちょっと強くなったかな、くらいなので、大怪我や病気とかで普通に死にます。だから通常は巣(家)に囲って大事に大事に愛でます。
シリアス回。何とか書き上がったので更新。番外編はもう少し続きますが、時間が取れないのでしばらく更新できないと思います。
お待ち下さい。
『───というわけで、君は私の番いなんだよ』
『・・・・・・はぁ』
アレから場所を移して、今いるところは王城内にある近衛騎士団長の執務室。
一応、二人きりになるときっと暴走するだろうということで、近衛騎士団長の補佐官の人が一人と近衛騎士が二人、同席している。
座っているのは私と近衛騎士団長だけで他の三人は何時でも団長に飛びかかれるように彼の後ろと横に立っているんだけど。
まあ確かに襲われたら咄嗟に手が出るのは確実で、謁見の間みたいに私が吹き飛ばしたらこの部屋は間違いなく破壊されると思うので気持ちは分かる。
───で、話を聞くと、私には分からない感覚だが近衛騎士団長には私が謁見の間の扉の前に立った頃からすでに自分の番いだと分かっていたそうで。
『それで陛下と宰相閣下に先にざっくりと、君が私の番いだから謁見後に話をしたいと申し出たわけ』
『それであの人払いというわけでしたか。あの、近衛騎士団長殿は───』
『エヴァルド』
『───はい?』
『番いなんだから名前で呼んで? はい、エヴァルド。言ってごらん?』
話の途中で遮られて何かと思えば、ソコ? いやまあ、私も番い関係の知識は一通りあるから彼の言うことも分かるけれども・・・・・・。
『さすがに初対面で爵位も高い団長殿を、その、急に名前でお呼びするのは・・・・・・』
『じゃあエヴァ。コレなら短いから呼びやすいでしょ?』
『・・・・・・・・・・・・』
───そーゆーコトじゃねえよ!
おそらく他の三人も同じ心境だったと思う。
何で今度は愛称呼びなんだよ、ハードル上げんじゃねえよ!
『ね?』
うっ・・・・・・綺麗で中性的で柔らかい笑みで、しかもデカいクセに何で上目使いでコッチ見てくるわけ!? 意味分からん!?
『ねえ、一度言っちゃえばあとは簡単だから』
『・・・・・・ぅ、エ、エヴァ?』
・・・・・・押し負けた。
だって大型犬が期待してるみたいに尻尾振る幻影が見えるんだもん。
『! うん。そのまま何時でも言ってくれて構わないからね!』
───そう言った瞬間、やっぱりピンと立った耳と尻尾が見えた気がした。
そのあとはすでに休暇を取っていたらしく、私を連れてドーン公爵家に帰るというので二つ返事で頷いた。
それに心配そうな顔で補佐官達が言った。
『あの、本当によろしいのですか?』
『え? ああ、番いのことですか? まあ、簡単に言うと結婚ってコトですよね。大丈夫ですよ。私には許可を得ないといけない家族はいませんし』
住んでた家は賃貸だし、両親の死後、家財道具は整理してまとめておいてあるし、自分の荷物も最低限しかない。
だから引っ越しもすぐ出来るし。その辺もエヴァが全部やるらしいから、私は文字通り身一つでオッケー。
『細かい事務手続きとかも任せていいんですよね? 分かんないし』
エヴァに振り返りそう言うとにっこり笑った。
エヴァも微笑む。
『もちろん。君はただそのままで私と番ってくれたらいい』
『ですって。だから心配しないで下さい』
『貴方は、何というか・・・・・・見た目に反して男前というか潔いというか・・・・・・』
『・・・・・・まあ、初対面で殴り飛ばせるくらいだから、団長には合っているのかも』
『何かあれば遠慮なく頼りなさい』
補佐官達が三者三様にそう言って見送ってくれた。
いや見た目はショタだが、私17歳。成人してるから。
当然、婚姻となればそのあとナニがあるかくらいは知識として知っている。男同士のやり方も知識としては、ね。
だが・・・・・・。
───私のこの身体で挿入るのか?
───結果としては無事挿入った。竜珠なるモノを飲み込んで馴染むと、竜人に抱かれても大丈夫な身体に変化するらしい。
凄えな、竜人。
ただ、エヴァの愛撫がやたらとネチっこくて長くて、限界過ぎるまで弄られイかされ、泣きが入った顔を恍惚とした情欲まみれの顔でうっとり見つめられて・・・・・・。
そのあとの挿入からの抜かずの○発という絶倫具合が、何というか、もう・・・・・・。
私の蕩けた脳ミソで腹上死という単語が浮かぶくらい、ヤバかった。
───もう、めっちゃ気持ちよかった。よすぎて辛いって、ああいうことなんだなって、身をもって知った。
そして無事にうなじに咬み痕がくっきりと。
番いを得た彼らの独占欲は半端なくて、所有印という名のキスマークや咬み痕を見えるところにつけたがるようだ。
そんなこんなで、ドーン公爵家にエヴァと住み、いつものように出勤して一緒に帰宅するという穏やかな日々が続いた。
そして恒例の年三回の魔物討伐任務に赴いたあの日。
いつものようにエヴァと行ってきますの口付けをして別れたあの日。
偶然か必然か、両親を亡くすキッカケとなったあの魔物───マンティコアが三体、現れた。
今回こちらは通常の討伐隊のため人数的には有利だったが、さすがに苦戦を強いられた。
前回の経験から何とか二体倒し、三体目もあと一息というところで最後の足掻きの咆哮の威圧で満身創痍の団員達のほとんどが身動きできずにいたその時───。
アイツは私目がけて一直線に突進してきた。
アレはおそらく、前回、両親に追いやられたことを覚えていたのだろう。
両親と同じ気配を纏う私を終始狙っていたのには気付いていた。
だからこそ、あえて囮になり引きつけて攻撃を加えていたのだから。
アイツの咆哮にも怯まなかったこの身体は、咄嗟にアイツと私の延長線上に動けずにいた団員を庇うため、前に出て結界魔法を張りながら双剣を構えた。
今回の討伐任務中、私はいつもより魔力の流れがおかしかった。
それに気付いたのは深淵の森に向かう途中。
野営でいつものように結界魔法を使おうとして集中すると、下腹部に魔力が流れていることに気付いた。
ソコで私はようやく気付いたんだ。
このお腹に、エヴァと私の子が宿っていたのだと。
子供は母胎の魔力を糧にする。足りない場合は性交で父親からも注いで貰うのだが、私は魔力が高い上にエヴァに毎日のように抱かれていて今のところは不足がなく、孕んでいたことに気付かなかった。
───ああ、気付いていれば、今回は来なかっただろう。それに私がいなければマンティコアも現れなかったかもしれない・・・・・・。
そんな『たられば』なことを考えながら全力で魔法を使い、迫り来るマンティコアの首を切り飛ばした。
ソイツは死の直前、私の腹を狙ってニヤリとした。
腹の子に気付いていたのか。
咄嗟に腹を庇ったが左脇腹を抉られ、すぐに治癒魔法がかけられたが、そもそも魔力枯渇だ。すでに私の意識は朦朧としていた。
番のいるモノには他の魔力を与えられないし、そもそも受けつけない。
魔力回復ポーションを飲ませられたが、嚥下する力もなく口端から零れ落ちていくばかり。
周りが騒然となり、悲壮感が漂う中、私は呟いた。
『・・・・・・愛しい、エヴァ・・・・・・また・・・・・・来世で・・・・・・。ごめんな・・・・・・生まれさせて、やれなくて・・・・・・』
浮かぶのはバカみたいにいつも引っ付いて構い倒してくるエヴァ。
えっちのときは殺す気かと言いたくなるほど愛してきて。
いつか、の未来を二人で語って眠って。
子供が出来たら、きっと二人にそっくりだから名前は『宵闇』にしよう。
そう言ったのに。
───ああ、独りにしてごめん。
独りの辛さは、私が誰よりも知ってるのに。
神様、エヴァに早く逢わせて下さい。
この子を、早く生まれさせて下さい。
真っ暗な闇は癒しの空間。
こわくない。
こわいのは、残されたエヴァの心・・・・・・。
泣かないで。
すぐに逢いに行くから。
───そうして、その記憶を持ったままアディスとして生まれて、かつての我が子を養子に迎え、私は再び貴方に出逢った。
※補足として。番ったあとは寿命が竜人に合わせて延びるけど、身体の丈夫さなどはちょっと強くなったかな、くらいなので、大怪我や病気とかで普通に死にます。だから通常は巣(家)に囲って大事に大事に愛でます。
シリアス回。何とか書き上がったので更新。番外編はもう少し続きますが、時間が取れないのでしばらく更新できないと思います。
お待ち下さい。
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