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37 唯一無二の番い 2
しおりを挟む※エロ入りますがR15ですので直接的な描写はありません。
主にイツキ視点です。
コレでR15じゃないって言われたら変更します。
あの後、真っ昼間だというのにお互い全く気にせず、というか樹希は気にする余裕もなく、お互い生まれたままの姿でベッドで愛し合った。
シュルツは自己申告で、一応童貞ではないと言っていた。
貴族は特に精通を迎えると閨の指南があり、その道のプロが行為を実地で教えるのだそう。
相手は身元のしっかりした高級娼婦や高級男娼を手配するんだって。
万が一子を孕んだとかいちゃもんつけられて後で揉めることが無いように避妊もしっかりやるらしい。
どうやるとかその辺は教えてくれなかった。
「イツキには必要ないから」
───って言ってた気がする。
そっか、僕、男だもんね。
子供産めないもんね。
一応、番い以外でも男は生理的な刺激で勃起つので、ソレで筆下ろしはしたんだそう。
でも、生理的に欲を吐き出すだけで、好き好んで娼館に通ったりする事は無かったんだって。
・・・・・・というようなことを前戯であちこち愛撫されている最中に言われた気がするけど、あんまり覚えてない。
最初は恥ずかしさもあってモジモジしてしまって・・・。
シュルツにお風呂とかで全身見られて洗われてたのに今更って笑われたけど、あの時は自覚して無かったし、性的な触れ合いなんて無かったし!
でも今じゃ、何であんなに平然としていられたんだってくらい恥ずかしくて恥ずかしくて・・・。
だって、男なのに、胸とか弄られても感じないじゃんって思ってたのに・・・。
シュルツが触れるところ全部気持ちいいの。
「ここはどう?」
「きもちい・・・」
「・・・こっちは?」
「そこも、きもち・・・いぃ・・・どこも、シュルツの手が・・・きもちい、の」
何で?
好きな人に触れられるのって、こんなに気持ちいいの?
「───イツキ、可愛い。俺の手で、こんなに感じてくれて・・・嬉しいよ」
そうして、どこも触れなかったところなんて無いくらいにぐずぐずに蕩けさせられて・・・。
いつの間にかシュルツに身体の奥まで愛されて、揺さぶられて。
気持ちいいしか考えられなくなって。
男同士って、こんな風に身体を繋げるんだ。
こんなに気持ち良くなるんだ・・・・・・。
自分のあげる嬌声も遠くに聞こえるほど気をやって、お腹の奥が熱いモノで満たされて。
酷く幸せな気持ちになって───。
僕は意識を失った。
「───愛してるよ、イツキ」
「・・・・・・僕、も・・・・・・」
愛してる・・・・・・って、言えたかな?
そうして幸せな気持ちで眠った翌日。
お昼をとうに過ぎていて、空腹で目が覚めた。
そりゃそうか。
確か、昨日のお昼前に帰ってきてから、エッ・・・エッチしたんだよね?
ソレからどのくらいしてたのか分からないけど、丸一日経ってるんだもん。
さすがの僕もお腹空きすぎて倒れそう。
・・・・・・ていうか、起きれないんですけど!
どゆこと?!
え? 世の恋人たち(夫婦)って、こんなに苛酷なことしてんの?!
腰やお尻や股関節やら、普段使わない場所使ったせい?!
めっちゃ痛いんですけどぉ!!
腰が抜けて立てないんですけどぉ?!
「・・・・・・う゛う゛ぅ・・・。幸せって、辛い・・・」
ベッドにうつ伏せて枕に顔を埋めてブツブツ言っていると、いつの間にか起きていたシュルツが僕の頭をポンポンと優しく撫でていた。
「おはよう、イツキ」
「・・・・・・お゛はよう゛・・・・・・って言うか、お゛そよう"でしょ。もう゛お昼でしょ?」
ちょっとガラガラ声です。
昨日のせいですね。
「すまん。無理をさせたな。イツキが可愛くて、つい」
「んーん゛・・・・・・僕も゛、幸せだった、から、気にじないで」
「───イツキ!」
シュルツにぎゅむっと抱き締められて、苦しいけど嬉しいなんて思っていたら、空気を読めない僕のお腹がきゅるるーっと鳴って、シュルツと目を合わせた後、二人で大笑いしたのだった。
───ちなみに、この初エッチで僕は初めて精通をした。
シュルツにおめでとうって言われたけど、めちゃくちゃ恥ずかしかったよ。
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