419 / 499
第14部
第一章 想いは変わらず②
しおりを挟む
そうして現在。
キャスリンは、小声でホークスに語りかけた。
「(……まさか、廃村になっているなんて想定外だったからね)」
ホークスは「う、む……」と呻いた。
樽を片手に、ダインも気まずそうな顔だ。
レナの顔は、未だ無表情だった。
あの日、レナの案内で訪れた村の光景は衝撃的だった。
山林に覆われたそこには田畑も家屋もなく、ただ、広い空き地だけがあったのだ。
流石にレナたちも唖然とした。ふと見ると、空き地の中央には一つだけ石碑があり、かなり前のもののようだが、花も添えられている。
それは、ここにあったはずの村に、何かしらの事件があったことを示すものだった。
レナたちは、トンボ返りで街に戻った。
そしてその村――クライン村について、酒場の傭兵たちに聞いた。
結果、分かったことは、
『あの村はもう随分と前に滅んじまったよ』
という話だった。
何でも盗賊か何かに襲撃され、村人のほとんどが殺されたそうだ。
生き残りがいるのかどうかも分からないらしい。
レナは、茫然自失となった。
『う、うそだ……だ、だって、だって、トウヤは凄く強くて……』
そう呟きながら、彼女は、宿の部屋にしばらく閉じこもることになった。
ホークスたち――特にダインはレナを酷く心配したが、憔悴するレナに、彼らが掛けられるような言葉はなかった。
ただ、団長が出てくるのを待つだけの日々。いっそのこと、妹さんに事情を話して助力を求めようかと考え始めた矢先、レナはようやく部屋から出て来た。
恐ろしく憔悴した顔で。
『仕事に行くぞ。お前ら』
淡々と、そう告げた。
その日から一ヶ月に渡って、レナは鬼気迫る様子で仕事をこなし続けた。
そうしなければ、やっていられなかったのだろう。
しかし、その姿は仲間たちにとって、あまりにも痛々しすぎた。
余計なことを考えず、ひたすら体を動かすことで顔色こそ少しはマシになったが、表情や感情はどんどん消えていっているような錯覚を覚えるぐらいだ。
――神速の拳。千手の乱舞。
オズニア大陸の傭兵ならば、誰もが知る《鉄拳姫》レナ。
男勝りでも知られる彼女は、本来ならば活発で豪放な性格だというのに、今の彼女はまるで別人のようだった。
――このままでは、非常に危険だ。
こんな追い詰められたような心理状態で仕事をしては、いつか命を落としかねない。
いや、確実に命を落とすことになるだろう。
ホークスたちは、そう考えていた。
「(これは、やはり仕方がないね……)」
キャスリンが、仲間二人に確認を取る。
「(ホークス。ダイン君。予定通り、ぼくから話を切り出すけど、いいかい?)」
「(ああ。頼む)」「(お願いするっす)」
二人は小声でそう返して、真剣な顔で首肯した。
キャスリンもまた、神妙な様子で頷き返す。
そして、
「ねえ、団長」
「……何だよ」
機械的に食事を口に運ぶレナが、視線をキャスリンに向けた。
生気がまるで感じられない眼差しだ。
元気の塊のような親友とは思えない姿に、キャスリンはキュッと唇を噛む。
「……提案があるんだ」
そう話を切り出した。
「ここ一か月、ぼくたちはずっと働き詰めだ。来たばかりでまだ慣れていない大陸でほとんど休みもなくね。正直に言って、結構疲労も溜まっているよ」
「……そうか。うん、そうだよな」
レナは、フォークをテーブルの上に置いて頭を下げた。
「休暇要望か。悪りい。確かに働き詰めだった。お前らは休暇を取ってくれ。オレは一人で出来るような仕事に規模を落として――」
「――レナ!」
キャスリンが叫ぶ。
バンっとテーブルを叩き、レナを睨みつけた。
「仲間ではなく友人として言うよ! 君も休暇を取るんだよ! 自分を追い詰めすぎだ! このままでは君は死ぬぞ!」
「キャス……」
同い年の仲間であり、親友でもあるキャスリンの剣幕に、レナは顔を上げた。
見ると、ホークスとダインも、強張った顔でレナを見据えている。
「団長の……気持ちも分かる。じっとして……いられないことも。だが……俺は、あんたが死に向かうのを、見過ごせない」
「団長……どうか休んでくださいっす。このままだと死んじまうっすよ」
「レナ。やっと妹さんと再会したんだろ。妹さんを残して逝くつもりなのかい?」
「………」
仲間たちの言葉に、レナは沈黙した。
確かに自分は今、とても思い詰めている。
必死すぎるぐらいに、生き急いでいる実感があった。
自分でも、ここまであの少年の存在が大きかったのかと驚いているぐらいだ。
彼の顔を思い浮かべると、今も心が強く締め付けられる。
レナは片手で胸元を握りしめた。
「……オレは……」
「レナ。悪いけど、君の意見は聞かないからね」
キャスリンは、腰に手を当てて告げる。
「これは君以外の《フィスト》の総意だ。ぼくたちは休暇を取る。これは決定事項だ」
「……いや、オレ、一応団長……」
「うっさいね」
キャスリンは身を乗り出して、レナの頬を両手で引っ張った。
むにィ、と頬が伸びる。キャスリンは「むむむ」と唸った。
「君って相変わらず柔らかいなあ。しかもすべすべだ」
「……なにふぉしゅるんだ」
レナがジト目で睨みつけた。キャスリンは、ふふんっと鼻を鳴らした。
「ともかく言うことを聞くんだ。君のためでもあるけれど、結成してから早五年。ぼくたちもそろそろ一度ぐらいは長期休暇を取ってもいいと思うのさ」
「……長期休暇だって?」
レナは、キャスリンの手を振り払って反芻する。
「どういうことだよ。それ」
「説明、しよう……」
と、それに答えたのはホークスだった。
「団長は、休暇を取っても……隙あれば、仕事を受けそう……だしな。だからキャスは、いっそのこと……仕事が一切受けられない……場所に、行くことを選んだんだ」
レナは眉をひそめた。
「はあ? 仕事のねえ場所? どこだよ、それ?」
「離島の小国っすよ」
ダインが、肩を竦めて言う。
「キャスさんが調べたんす。セラ大陸から帆船で二週間もかかる小さな国っす。何でも建国以来、戦争をしたことがねえっていうお伽噺みたいな国っすよ」
「……戦争未経験って、そんな国あんのか?」
オズニア大陸でも、そんな国は聞いたこともない。
小国であっても大国であっても、一度ぐらいは戦争を経験しているものだ。
あまりにも胡散臭い国に、レナは眉根を寄せた。
「まあ、それは行ってみれば分かるさ」
そう言って、キャスリンは、ジャケットの裏側から四枚のチケットを取り出した。
「出発は明日だよ。大陸から遠く離れた島ならレナも無理のしようもないだろうからね。ここは強制的にでも休んでもらうよ」
「――はあっ!? 明日っ!?」
レナは、思わず立ち上がった。
「全然聞いてねえぞ!? そんな話!?」
「うん。今言ったからね」
キャスリンは、ピラピラとチケットを振った。
レナは、言葉もなく立ち尽くした。
「まあ、いいじゃないか」
キャスリンは笑う。
「折角の機会だ。かの国で、ぼくたちの愛機も徹底的にメンテナンスでもしようか! セラは鎧機兵発祥の大陸でもあるしね! 心も体も鎧機兵も、みんなまとめてリフレッシュしようじゃないか!」
慎ましい胸に手を当てて、意気揚々に宣言するキャスリン。
ダインとホークスは「おお~」と拍手をした。
――かくして。
ほとんど強制的に、レナは休暇を取ることになった。
実のところ、これはリフレッシュどころではない。
レナを完全復活させる唯一の最善手だったのだ。
しかし、彼らがその事実を知るのは、もう少し先の話だった。
「さあ! 行こうじゃないか! バカンスへ!」
「……はあ、分かったよ」
今はただ、表情を暗くしたまま承諾するレナだった。
キャスリンは、小声でホークスに語りかけた。
「(……まさか、廃村になっているなんて想定外だったからね)」
ホークスは「う、む……」と呻いた。
樽を片手に、ダインも気まずそうな顔だ。
レナの顔は、未だ無表情だった。
あの日、レナの案内で訪れた村の光景は衝撃的だった。
山林に覆われたそこには田畑も家屋もなく、ただ、広い空き地だけがあったのだ。
流石にレナたちも唖然とした。ふと見ると、空き地の中央には一つだけ石碑があり、かなり前のもののようだが、花も添えられている。
それは、ここにあったはずの村に、何かしらの事件があったことを示すものだった。
レナたちは、トンボ返りで街に戻った。
そしてその村――クライン村について、酒場の傭兵たちに聞いた。
結果、分かったことは、
『あの村はもう随分と前に滅んじまったよ』
という話だった。
何でも盗賊か何かに襲撃され、村人のほとんどが殺されたそうだ。
生き残りがいるのかどうかも分からないらしい。
レナは、茫然自失となった。
『う、うそだ……だ、だって、だって、トウヤは凄く強くて……』
そう呟きながら、彼女は、宿の部屋にしばらく閉じこもることになった。
ホークスたち――特にダインはレナを酷く心配したが、憔悴するレナに、彼らが掛けられるような言葉はなかった。
ただ、団長が出てくるのを待つだけの日々。いっそのこと、妹さんに事情を話して助力を求めようかと考え始めた矢先、レナはようやく部屋から出て来た。
恐ろしく憔悴した顔で。
『仕事に行くぞ。お前ら』
淡々と、そう告げた。
その日から一ヶ月に渡って、レナは鬼気迫る様子で仕事をこなし続けた。
そうしなければ、やっていられなかったのだろう。
しかし、その姿は仲間たちにとって、あまりにも痛々しすぎた。
余計なことを考えず、ひたすら体を動かすことで顔色こそ少しはマシになったが、表情や感情はどんどん消えていっているような錯覚を覚えるぐらいだ。
――神速の拳。千手の乱舞。
オズニア大陸の傭兵ならば、誰もが知る《鉄拳姫》レナ。
男勝りでも知られる彼女は、本来ならば活発で豪放な性格だというのに、今の彼女はまるで別人のようだった。
――このままでは、非常に危険だ。
こんな追い詰められたような心理状態で仕事をしては、いつか命を落としかねない。
いや、確実に命を落とすことになるだろう。
ホークスたちは、そう考えていた。
「(これは、やはり仕方がないね……)」
キャスリンが、仲間二人に確認を取る。
「(ホークス。ダイン君。予定通り、ぼくから話を切り出すけど、いいかい?)」
「(ああ。頼む)」「(お願いするっす)」
二人は小声でそう返して、真剣な顔で首肯した。
キャスリンもまた、神妙な様子で頷き返す。
そして、
「ねえ、団長」
「……何だよ」
機械的に食事を口に運ぶレナが、視線をキャスリンに向けた。
生気がまるで感じられない眼差しだ。
元気の塊のような親友とは思えない姿に、キャスリンはキュッと唇を噛む。
「……提案があるんだ」
そう話を切り出した。
「ここ一か月、ぼくたちはずっと働き詰めだ。来たばかりでまだ慣れていない大陸でほとんど休みもなくね。正直に言って、結構疲労も溜まっているよ」
「……そうか。うん、そうだよな」
レナは、フォークをテーブルの上に置いて頭を下げた。
「休暇要望か。悪りい。確かに働き詰めだった。お前らは休暇を取ってくれ。オレは一人で出来るような仕事に規模を落として――」
「――レナ!」
キャスリンが叫ぶ。
バンっとテーブルを叩き、レナを睨みつけた。
「仲間ではなく友人として言うよ! 君も休暇を取るんだよ! 自分を追い詰めすぎだ! このままでは君は死ぬぞ!」
「キャス……」
同い年の仲間であり、親友でもあるキャスリンの剣幕に、レナは顔を上げた。
見ると、ホークスとダインも、強張った顔でレナを見据えている。
「団長の……気持ちも分かる。じっとして……いられないことも。だが……俺は、あんたが死に向かうのを、見過ごせない」
「団長……どうか休んでくださいっす。このままだと死んじまうっすよ」
「レナ。やっと妹さんと再会したんだろ。妹さんを残して逝くつもりなのかい?」
「………」
仲間たちの言葉に、レナは沈黙した。
確かに自分は今、とても思い詰めている。
必死すぎるぐらいに、生き急いでいる実感があった。
自分でも、ここまであの少年の存在が大きかったのかと驚いているぐらいだ。
彼の顔を思い浮かべると、今も心が強く締め付けられる。
レナは片手で胸元を握りしめた。
「……オレは……」
「レナ。悪いけど、君の意見は聞かないからね」
キャスリンは、腰に手を当てて告げる。
「これは君以外の《フィスト》の総意だ。ぼくたちは休暇を取る。これは決定事項だ」
「……いや、オレ、一応団長……」
「うっさいね」
キャスリンは身を乗り出して、レナの頬を両手で引っ張った。
むにィ、と頬が伸びる。キャスリンは「むむむ」と唸った。
「君って相変わらず柔らかいなあ。しかもすべすべだ」
「……なにふぉしゅるんだ」
レナがジト目で睨みつけた。キャスリンは、ふふんっと鼻を鳴らした。
「ともかく言うことを聞くんだ。君のためでもあるけれど、結成してから早五年。ぼくたちもそろそろ一度ぐらいは長期休暇を取ってもいいと思うのさ」
「……長期休暇だって?」
レナは、キャスリンの手を振り払って反芻する。
「どういうことだよ。それ」
「説明、しよう……」
と、それに答えたのはホークスだった。
「団長は、休暇を取っても……隙あれば、仕事を受けそう……だしな。だからキャスは、いっそのこと……仕事が一切受けられない……場所に、行くことを選んだんだ」
レナは眉をひそめた。
「はあ? 仕事のねえ場所? どこだよ、それ?」
「離島の小国っすよ」
ダインが、肩を竦めて言う。
「キャスさんが調べたんす。セラ大陸から帆船で二週間もかかる小さな国っす。何でも建国以来、戦争をしたことがねえっていうお伽噺みたいな国っすよ」
「……戦争未経験って、そんな国あんのか?」
オズニア大陸でも、そんな国は聞いたこともない。
小国であっても大国であっても、一度ぐらいは戦争を経験しているものだ。
あまりにも胡散臭い国に、レナは眉根を寄せた。
「まあ、それは行ってみれば分かるさ」
そう言って、キャスリンは、ジャケットの裏側から四枚のチケットを取り出した。
「出発は明日だよ。大陸から遠く離れた島ならレナも無理のしようもないだろうからね。ここは強制的にでも休んでもらうよ」
「――はあっ!? 明日っ!?」
レナは、思わず立ち上がった。
「全然聞いてねえぞ!? そんな話!?」
「うん。今言ったからね」
キャスリンは、ピラピラとチケットを振った。
レナは、言葉もなく立ち尽くした。
「まあ、いいじゃないか」
キャスリンは笑う。
「折角の機会だ。かの国で、ぼくたちの愛機も徹底的にメンテナンスでもしようか! セラは鎧機兵発祥の大陸でもあるしね! 心も体も鎧機兵も、みんなまとめてリフレッシュしようじゃないか!」
慎ましい胸に手を当てて、意気揚々に宣言するキャスリン。
ダインとホークスは「おお~」と拍手をした。
――かくして。
ほとんど強制的に、レナは休暇を取ることになった。
実のところ、これはリフレッシュどころではない。
レナを完全復活させる唯一の最善手だったのだ。
しかし、彼らがその事実を知るのは、もう少し先の話だった。
「さあ! 行こうじゃないか! バカンスへ!」
「……はあ、分かったよ」
今はただ、表情を暗くしたまま承諾するレナだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる