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第12部
第六章 吠える猫③
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ぶるっ、と。
その時、コウタは身震いした。
どうしてか、奇妙な悪寒が奔ったのだ。
悪意とかではない奇妙な感覚だ。
(慣れない格好で体を冷やしたのかな?)
そんなことを思っていると、
「御子さま。どうかされましたか?」
不意に、声を掛けられた。
対面に座るフウカの声だ。
「あ、いえ。何でもありません」
慌ててコウタはそう答えた。
コウタたちは今、元々コウタたちが寝ていた部屋にいた。
服装はそのままに、フウカから現状を聞いていたのだ。
ちなみにアイリとサザンX。そしてフウカの息子のタツマもこの部屋にいる。
アイリとサザンXは、コウタの隣でタツマと遊んでいた。
サザンXが右へ左へと腕を動かして、謎のダンスを披露している。
それを座るアイリに抱っこされたタツマが、瞳を輝かせて動きを追っている。
時折、小さな手を伸ばして「だあ、だあ」と声を上げた。
何とも微笑ましい光景である。
「……ふふ」
それを見て、フウカが口元を綻ばせる。
「タツマったら、すっかり懐いたみたいね」
「はは、そうみたいですね」
コウタも笑みを零しつつ、フウカに目をやった。
アヤメによく似た女性。
ただ、彼女は実姉ではなく、義理の姉妹。血縁的には従姉妹になるそうだ。
アヤメと同時期に両親を亡くし、それを切っ掛けに義姉妹になったという話だ。
「あの、アヤちゃ……アヤメさんはどこに?」
「アヤメなら、もうじき帰ってくるはずです。御子さま」
「いや、その」
フウカの返答に、コウタは困った顔をした。
アヤメがじきに帰ってくることではなく、その呼び名に困惑しているのだ。
「その、『御子さま』というのは一体……」
「それに関しては、私ではなく、アヤメに聞いた方がよろしいかと思います」
フウカは、柔らかに微笑んで答える。
「貴方さまの望みならば、いかなることにも応えるでしょう。なにせ、あの子は、御身のためにいるのですから」
「い、いや、う~ん……」
コウタは、腕を組んで頭を悩ませた。
こうしてフウカと話す機会は得たが、どうにも情報が掴めない。
とりあえず入手した情報と言えば、
――彼女は、アヤメの義姉妹であること。
――ここが、アヤメの故郷であること。
――この屋敷が、アヤメの実家とも言える家であること。
――アヤメが現在、長老衆 (村長?)に帰郷の報告に行っているということ。
――フウカたちには敵意はなく、むしろ歓迎されていること。
これぐらいだろうか。
後は、タツマが可愛いぐらいか。
アイリにも随分と懐いて、まるで姉弟のように見える。
タツマの柔らかなほっぺを、アイリが目を細めて、つんつんと突いている。
メルティアやリーゼがこの光景を見れば、さぞかしほっこりするに違いない。
そこで、改めて思う。
(……う~ん、メルとリーゼか……)
彼女たちには、さぞかし心配をかけているに違いない。
なにせ、事実上の誘拐なのである。
アヤメの特異な事情を、少しは伝えているリノならば冷静だと思うが、きっとメルティアはネコ化しているかも知れない。
(ジェイクやアルフが上手く宥めてくれているといいけど……)
友人たちに期待する。
ともあれ、心配をさせていることは確実だった。
出来れば、早く帰りたいところだ。
(けど、それもアヤちゃんが帰って来てからかな)
これ以上の情報収集は無理なようだ。
フウカの言う通り、アヤメが帰ってくるのを待つしかない。
(アヤちゃんの故郷なのは分かったけど、場所までは分からないし。出来れば皇国からそう遠くないのならいいんだけど……)
内心で唸る。
アヤメの使った不可解な術。人間さえも転移させる術だったということは、すでに察しているが、その効果範囲までは分からない。
一番恐ろしいのは、ここが別大陸――例えばアロン大陸であるかもしれないことだ。
なにせ、屋敷も服も、すべてにおいてアロン風だ。
ここが、アロン大陸である可能性は捨てきれない。
もしそうなると、帰るのにだれだけ時間がかかることか……。
(そんなに長くメルを放置するなんてとんでもないよ)
コウタは、本気で困っていた。
正直なところ、自分の現状には、そこまで不安を抱いていない。
アヤメが、自分やアイリを傷つけないことを確信しているのを別にしても。
自分とアイリだけならば守り通せる。《ディノス》の召喚器もある。その上、サザンXまでいるのだから、ここから脱出すること自体は、恐らく不可能ではない。
やはり、心配なのは、帰還するまでどれぐらいかかるかだ。
遠ければ遠いほど。
離れている期間が長ければ長いほど、コウタの幼馴染は衰弱するに違いない。
それが、どうしようもなく不安だった。
(そこだけは、ちゃんと、アヤちゃんをお説教しないと)
たとえ、どんな理由があったとしても、実質的には誘拐だ。
友人としても、騎士候補生としても、こんな暴挙を許す訳にはいかなかった。
もしアヤメが本気で落ち込んだら、思わず許してしまいそうになるかも知れないが、ここは心を鬼にしてはっきりと告げようと、コウタは心に決めた。
まあ、その前に、同じ術で帰還できるか聞くのが先になるかも知れないが。
(メルのことは、とりあえず、ジェイクとアルフに任せよう)
もしかしたら、リノもフォローしてくれているかも知れない。
落ち着けば、リーゼも頼りになるし、あの場には、メルティアと親しいアンジェリカもいた。メルティアのフォローは彼女たちにも期待できる。
メルティアのケアに関しては、彼らを信じるしかない。
(うん。気持ちを切り替えよう)
そう判断し、再びフウカに目をやった時だった。
「……奥さま」
不意に襖の奥から声がした。
この屋敷の使用人の声だった。
コウタたちが襖の方に振り向くと、声はこう続けた。
「アヤメさまが、お戻りになられました」
「まあ、そうなの」
フウカが言う。
「では、この部屋に?」
「はい。まずは湯浴みをされ、今は自室にてお召し替えをされておられます」
「え? アヤメが?」
フウカが目を丸くした。それから立ち上がり、襖を開けて廊下に出て使用人――小柄なお婆さんだった――に小声で聞く。
「え? なんで? 何かあったの?」
「帰宅を急がれたため、少々汗をかかれたそうで」
「いや、汗ぐらい、あの子は全然気にしないでしょう?」
「わたくしの目から見ても、ほぼ汗はおかきにはなられていなかったと思われますが、アヤメさまは、迷わず浴場へと向かわれました……」
「え? ホント? あの不精な子が?」
そんなやり取りをしている。
「……あの、フウカさん?」
コウタが声を掛けると、フウカはハッと顔を上げた。
「も、申し訳ありません。御子さま」
そう声をかけて、三つ指をつく。
「今、アヤメは、御子さまにお会いするために用意しているようです。もう少し、お待ちください」
そう告げた。
そうしてフウカが再び部屋に戻ってから十分後。
「……お待たせしました」
ようやく、アヤメが現れた。
(ア、アヤメ……?)
部屋に入って来た義妹に、フウカは目を瞬かせた。
楚々たる仕草で歩を進めるアヤメ。
彼女は今、見事なまでに着飾っていた。
身に纏うのは花弁の刺繍が施された、深い紺色の着物。
黒い髪には花の髪飾りを付け、唇にはうっすらと紅も引いている。
あのアヤメが。
汗を掻いたからという理由で、他の人間の目を一切気にすることもなく、肌を晒して服で扇いでいた義妹が。
ここまで清楚な姿へと化けるとは。
里に帰還した時、手紙から予想はしていたとはいえ、あまりにも成長したスタイルにもかなり驚いたが、これは、その時の以上の衝撃だった。
義妹は、外見以上に、内面こそが大きく変わっていたのだ。
「うわあ、凄く綺麗だよ。アヤちゃん」
隣でアイリが、ムッとすることにも気付かず。
コウタは、素直な想いでそう告げた。
(うわ)
その傍らで、フウカが息を呑む、
(御子さま。直球だわ)
ここまで直球で褒める人も珍しい。
どうやら、彼はとても素直な少年のようだ。
自分の夫も、これぐらい素直な時があってもいいとも思う。
ただ、義妹は、何と言うか、少しひねくれた性格の娘だった。
ここまで直球で言われると、勘ぐるように不機嫌になることも多かった。
だから、少し心配してアヤメの方を見やると、
「………………」
彼女は、無言のまま少し俯いていた。
そして、おもむろに顔を上げて、
(……え)
その時、フウカは軽く目を見開いた。
そう。長い付き合いのフウカでさえ見たことのない笑顔で。
「ありがとうなのです。コウタ君」
彼女の義妹は、そう答えるのだった。
その時、コウタは身震いした。
どうしてか、奇妙な悪寒が奔ったのだ。
悪意とかではない奇妙な感覚だ。
(慣れない格好で体を冷やしたのかな?)
そんなことを思っていると、
「御子さま。どうかされましたか?」
不意に、声を掛けられた。
対面に座るフウカの声だ。
「あ、いえ。何でもありません」
慌ててコウタはそう答えた。
コウタたちは今、元々コウタたちが寝ていた部屋にいた。
服装はそのままに、フウカから現状を聞いていたのだ。
ちなみにアイリとサザンX。そしてフウカの息子のタツマもこの部屋にいる。
アイリとサザンXは、コウタの隣でタツマと遊んでいた。
サザンXが右へ左へと腕を動かして、謎のダンスを披露している。
それを座るアイリに抱っこされたタツマが、瞳を輝かせて動きを追っている。
時折、小さな手を伸ばして「だあ、だあ」と声を上げた。
何とも微笑ましい光景である。
「……ふふ」
それを見て、フウカが口元を綻ばせる。
「タツマったら、すっかり懐いたみたいね」
「はは、そうみたいですね」
コウタも笑みを零しつつ、フウカに目をやった。
アヤメによく似た女性。
ただ、彼女は実姉ではなく、義理の姉妹。血縁的には従姉妹になるそうだ。
アヤメと同時期に両親を亡くし、それを切っ掛けに義姉妹になったという話だ。
「あの、アヤちゃ……アヤメさんはどこに?」
「アヤメなら、もうじき帰ってくるはずです。御子さま」
「いや、その」
フウカの返答に、コウタは困った顔をした。
アヤメがじきに帰ってくることではなく、その呼び名に困惑しているのだ。
「その、『御子さま』というのは一体……」
「それに関しては、私ではなく、アヤメに聞いた方がよろしいかと思います」
フウカは、柔らかに微笑んで答える。
「貴方さまの望みならば、いかなることにも応えるでしょう。なにせ、あの子は、御身のためにいるのですから」
「い、いや、う~ん……」
コウタは、腕を組んで頭を悩ませた。
こうしてフウカと話す機会は得たが、どうにも情報が掴めない。
とりあえず入手した情報と言えば、
――彼女は、アヤメの義姉妹であること。
――ここが、アヤメの故郷であること。
――この屋敷が、アヤメの実家とも言える家であること。
――アヤメが現在、長老衆 (村長?)に帰郷の報告に行っているということ。
――フウカたちには敵意はなく、むしろ歓迎されていること。
これぐらいだろうか。
後は、タツマが可愛いぐらいか。
アイリにも随分と懐いて、まるで姉弟のように見える。
タツマの柔らかなほっぺを、アイリが目を細めて、つんつんと突いている。
メルティアやリーゼがこの光景を見れば、さぞかしほっこりするに違いない。
そこで、改めて思う。
(……う~ん、メルとリーゼか……)
彼女たちには、さぞかし心配をかけているに違いない。
なにせ、事実上の誘拐なのである。
アヤメの特異な事情を、少しは伝えているリノならば冷静だと思うが、きっとメルティアはネコ化しているかも知れない。
(ジェイクやアルフが上手く宥めてくれているといいけど……)
友人たちに期待する。
ともあれ、心配をさせていることは確実だった。
出来れば、早く帰りたいところだ。
(けど、それもアヤちゃんが帰って来てからかな)
これ以上の情報収集は無理なようだ。
フウカの言う通り、アヤメが帰ってくるのを待つしかない。
(アヤちゃんの故郷なのは分かったけど、場所までは分からないし。出来れば皇国からそう遠くないのならいいんだけど……)
内心で唸る。
アヤメの使った不可解な術。人間さえも転移させる術だったということは、すでに察しているが、その効果範囲までは分からない。
一番恐ろしいのは、ここが別大陸――例えばアロン大陸であるかもしれないことだ。
なにせ、屋敷も服も、すべてにおいてアロン風だ。
ここが、アロン大陸である可能性は捨てきれない。
もしそうなると、帰るのにだれだけ時間がかかることか……。
(そんなに長くメルを放置するなんてとんでもないよ)
コウタは、本気で困っていた。
正直なところ、自分の現状には、そこまで不安を抱いていない。
アヤメが、自分やアイリを傷つけないことを確信しているのを別にしても。
自分とアイリだけならば守り通せる。《ディノス》の召喚器もある。その上、サザンXまでいるのだから、ここから脱出すること自体は、恐らく不可能ではない。
やはり、心配なのは、帰還するまでどれぐらいかかるかだ。
遠ければ遠いほど。
離れている期間が長ければ長いほど、コウタの幼馴染は衰弱するに違いない。
それが、どうしようもなく不安だった。
(そこだけは、ちゃんと、アヤちゃんをお説教しないと)
たとえ、どんな理由があったとしても、実質的には誘拐だ。
友人としても、騎士候補生としても、こんな暴挙を許す訳にはいかなかった。
もしアヤメが本気で落ち込んだら、思わず許してしまいそうになるかも知れないが、ここは心を鬼にしてはっきりと告げようと、コウタは心に決めた。
まあ、その前に、同じ術で帰還できるか聞くのが先になるかも知れないが。
(メルのことは、とりあえず、ジェイクとアルフに任せよう)
もしかしたら、リノもフォローしてくれているかも知れない。
落ち着けば、リーゼも頼りになるし、あの場には、メルティアと親しいアンジェリカもいた。メルティアのフォローは彼女たちにも期待できる。
メルティアのケアに関しては、彼らを信じるしかない。
(うん。気持ちを切り替えよう)
そう判断し、再びフウカに目をやった時だった。
「……奥さま」
不意に襖の奥から声がした。
この屋敷の使用人の声だった。
コウタたちが襖の方に振り向くと、声はこう続けた。
「アヤメさまが、お戻りになられました」
「まあ、そうなの」
フウカが言う。
「では、この部屋に?」
「はい。まずは湯浴みをされ、今は自室にてお召し替えをされておられます」
「え? アヤメが?」
フウカが目を丸くした。それから立ち上がり、襖を開けて廊下に出て使用人――小柄なお婆さんだった――に小声で聞く。
「え? なんで? 何かあったの?」
「帰宅を急がれたため、少々汗をかかれたそうで」
「いや、汗ぐらい、あの子は全然気にしないでしょう?」
「わたくしの目から見ても、ほぼ汗はおかきにはなられていなかったと思われますが、アヤメさまは、迷わず浴場へと向かわれました……」
「え? ホント? あの不精な子が?」
そんなやり取りをしている。
「……あの、フウカさん?」
コウタが声を掛けると、フウカはハッと顔を上げた。
「も、申し訳ありません。御子さま」
そう声をかけて、三つ指をつく。
「今、アヤメは、御子さまにお会いするために用意しているようです。もう少し、お待ちください」
そう告げた。
そうしてフウカが再び部屋に戻ってから十分後。
「……お待たせしました」
ようやく、アヤメが現れた。
(ア、アヤメ……?)
部屋に入って来た義妹に、フウカは目を瞬かせた。
楚々たる仕草で歩を進めるアヤメ。
彼女は今、見事なまでに着飾っていた。
身に纏うのは花弁の刺繍が施された、深い紺色の着物。
黒い髪には花の髪飾りを付け、唇にはうっすらと紅も引いている。
あのアヤメが。
汗を掻いたからという理由で、他の人間の目を一切気にすることもなく、肌を晒して服で扇いでいた義妹が。
ここまで清楚な姿へと化けるとは。
里に帰還した時、手紙から予想はしていたとはいえ、あまりにも成長したスタイルにもかなり驚いたが、これは、その時の以上の衝撃だった。
義妹は、外見以上に、内面こそが大きく変わっていたのだ。
「うわあ、凄く綺麗だよ。アヤちゃん」
隣でアイリが、ムッとすることにも気付かず。
コウタは、素直な想いでそう告げた。
(うわ)
その傍らで、フウカが息を呑む、
(御子さま。直球だわ)
ここまで直球で褒める人も珍しい。
どうやら、彼はとても素直な少年のようだ。
自分の夫も、これぐらい素直な時があってもいいとも思う。
ただ、義妹は、何と言うか、少しひねくれた性格の娘だった。
ここまで直球で言われると、勘ぐるように不機嫌になることも多かった。
だから、少し心配してアヤメの方を見やると、
「………………」
彼女は、無言のまま少し俯いていた。
そして、おもむろに顔を上げて、
(……え)
その時、フウカは軽く目を見開いた。
そう。長い付き合いのフウカでさえ見たことのない笑顔で。
「ありがとうなのです。コウタ君」
彼女の義妹は、そう答えるのだった。
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