93 / 399
第4部
第一章 少女達の日々②
しおりを挟む
「メ、メル……」
その時、ごくりと喉を鳴らす人物がいた。
心配のあまり、声援を贈るのも忘れている彼の名前はコウタ=ヒラサカ。
フドウと同じく、アロン大陸の血統の特徴である黒髪と黒い瞳を持つ少年だ。
とは言え、彼はアロンからの留学生ではない。曾祖父がアロン大陸からの移住者であり、その血が色濃く残っているのだ。
ともあれ、彼はこの上なく真剣な眼差しでメルティアを見つめていた。
「おいおい、コウタ」
すると隣に立つ巨漢の少年が呆れたように声を掛けてきた。コウタの最も親しい友人であり、短く刈った濃い緑色の髪が特徴的な少年――ジェイク=オルバンだ。
「お前がそんな緊張してどうすんだよ。ただの模擬戦だぞ」
そう言って、ジェイクが苦笑を浮かべる。
コウタとメルティアは、表向きはアシュレイ家の住み込みの使用人とお嬢さまという間柄なのだが、それ以前に八歳からの付き合いになる幼馴染でもある。
大切な幼馴染が心配なのは分かるが、コウタはいささか構い過ぎのような気がする。
「け、けどさ、ジェイク」
コウタはジェイクに視線を向けて言う。
「メルは初めて自分で鎧機兵を操るんだよ。心配にもなるよ」
「まあ、確かに初めてだが……」
ジェイクは両腕を組んだ。
「オレっちとしては、メル嬢の愛機がどんなのかが気になるな」
そう言って、グラウンドの中央に目をやる。
すでにフドウは愛機を召喚している。対し、メルティアは右の拳を掲げていた。
「コウタは知ってんのか? メル嬢の愛機がどんなんなのか」
と、尋ねるジェイク。
これまでメルティアは鎧の着用を理由に、鎧機兵の授業は常に見学していた。
まあ、実際のところとしては面倒臭いから避けていたのだろうとジェイクは考えていた。
それが今回、何か心境が変わるようなことでもあったのか、初めてメルティアが専用の鎧機兵を用意してきたのだ。
(メル嬢の愛機か……)
ジェイクは、あごに手をやった。
彼の知る限り、メルティアは紛れもなく鎧機兵製作の天才だ。
果たしてどのような機体なのか、興味は尽きない。
「いや、知らないよ」
しかし、コウタの返答は期待したものではなかった。
「メルは自分の愛機ついては全然教えてくれなかったんだ。だからどんな機体を造ったのか見るのはボクも今日が初めてなんだ」
「へえ。そうなのか」
ジェイクは目を丸くした。
メルティアがコウタにまで秘密にするのは珍しい。
「もしかしてサプライズってやつか?」
「うん。そう言ってたよ。メルは時々そういうことをする子だし」
と、誰よりもメルティアの性格を知るコウタが言う。
「ふ~ん、メル嬢のサプライズか……」
ジェイクは改めてグラウンドを見やる。
これはかなり面白そうなモノが見られるのかもしれない。
と、その時、周囲から「「「お、おおおおお……」」」と感嘆のような声が上がった。
メルティアの前方が光り輝き、いよいよ彼女の鎧機兵が姿を現し始めたのだ。
「おっ、いよいよ始まるのか」
「うん、そうみたいだね」
ジェイク、コウタも興味津々に徐々に現れる機体に注目した。
周囲の生徒達も初お披露目となる剛令嬢の機体に興味を隠せなかった。
「おおッ! どんなんだ!」「あの体格の剛令嬢が乗るんだぜ。やっぱ普通のよりデケェんだろうな」「いや、案外鎧を重ね着したようなタイプかも知んねえぞ」
と、意見が飛び交う。
しかし、その機体が全容を現し始めて生徒達の言葉は消えた。
思わず全員が絶句したのだ。
そして遂に機体が完全に召喚された時、
「「「デケエエエエエエエエェェェエエエエエ―――ッ!?」」」
全員が驚愕の声を上げていた。
「な、何なんだ、あのデカさは!?」「ちょ、ちょっと、あれって普通の機体の二倍ぐらいあるんじゃあ……」「尾もないぞ。動くのかあれ!?」
再び飛び交う意見。
遂に現れたメルティアの愛機。それは、あまりにも巨大な機体だった。
全高は恐らく七セージル以上。全身の色はメルティアの鎧と同じ紫銀色だ。
そのシルエットは直立した円塔のような姿だった。頭部もまた浅い筒状であり、赤い両眼以外は鎧装もなく、構造的にあごもない。両肩の肩当ては台形状で、何故か後方に向けて幼い子供程度ならば搭乗できそうなぐらい大きな出っ張りがある。両腕には四つほど孔が空いた巨大な手甲を装着していた。一方、下半身の装備は前方を大盾のような装甲で固め、後方を環状の装甲を重ねることで足元まで覆うスカート状の鎧装を形作っている。従来の機体には必ずあるバランサーである尾がないのも特徴の一つとして挙げられた。
もしも城砦を擬人化したとすれば、このような姿になるのかもしれない。
ともあれ、これほどまでに重装甲な機体は誰も見たことがなかった。
「こ、こいつはまたゴツイのが出てきたな」
と、豪胆なジェイクさえも頬を強張らせて言う。
それからコウタの方を見やり、
「ありゃあ、一体どうやって戦う機体なんだ?」
見たところ、あの機体はかなり鈍重そうだ。特に武器も持っていないようなので、どうやって戦うのか、イメージしにくい鎧機兵だった。
「い、いや、ボクにも分からないよ」
と、答えるコウタだったが、直感が告げている。
あれはどう見ても、真っ当な戦い方をする鎧機兵に見えない。
そもそもメルティアが自分専用に製造した機体だ。ただの鎧機兵の訳がない。
果たして、どんな機能を有しているのか……。
嫌な予感ばかりして、コウタはごくりと喉を鳴らした。
するとその時、メルティアの愛機――《フォレス》の胸部装甲がおもむろに開いた。
いよいよメルティアが搭乗するらしい。しかし、その方法もまた、従来の機体とは違っていた。胸部装甲は上には開かず、城門のように横に開いたのだ。
しかも不意にレールのようなモノが地面へと伸び、玉座を彷彿させる椅子がスライドして降りてきた。全員が唖然とする中、メルティアは椅子に座る。椅子の背には大きな窪みがあり、メルティアの鎧のバックパックがピタリと組みこまれる。そしてそのまま引き上げられていくと、愛機の操縦席へと収納されていった。ガシュン、と重い音を立てて閉門する胸部装甲。ますますもって普通の鎧機兵ではない。
(メ、メルゥ……)
コウタは冷や汗を流す。さっきから嫌な予感が止まらない。
ああ、どうか。
どうか、やりすぎることがありませんように。
心の中で真摯にそう祈るコウタだった。
その時、ごくりと喉を鳴らす人物がいた。
心配のあまり、声援を贈るのも忘れている彼の名前はコウタ=ヒラサカ。
フドウと同じく、アロン大陸の血統の特徴である黒髪と黒い瞳を持つ少年だ。
とは言え、彼はアロンからの留学生ではない。曾祖父がアロン大陸からの移住者であり、その血が色濃く残っているのだ。
ともあれ、彼はこの上なく真剣な眼差しでメルティアを見つめていた。
「おいおい、コウタ」
すると隣に立つ巨漢の少年が呆れたように声を掛けてきた。コウタの最も親しい友人であり、短く刈った濃い緑色の髪が特徴的な少年――ジェイク=オルバンだ。
「お前がそんな緊張してどうすんだよ。ただの模擬戦だぞ」
そう言って、ジェイクが苦笑を浮かべる。
コウタとメルティアは、表向きはアシュレイ家の住み込みの使用人とお嬢さまという間柄なのだが、それ以前に八歳からの付き合いになる幼馴染でもある。
大切な幼馴染が心配なのは分かるが、コウタはいささか構い過ぎのような気がする。
「け、けどさ、ジェイク」
コウタはジェイクに視線を向けて言う。
「メルは初めて自分で鎧機兵を操るんだよ。心配にもなるよ」
「まあ、確かに初めてだが……」
ジェイクは両腕を組んだ。
「オレっちとしては、メル嬢の愛機がどんなのかが気になるな」
そう言って、グラウンドの中央に目をやる。
すでにフドウは愛機を召喚している。対し、メルティアは右の拳を掲げていた。
「コウタは知ってんのか? メル嬢の愛機がどんなんなのか」
と、尋ねるジェイク。
これまでメルティアは鎧の着用を理由に、鎧機兵の授業は常に見学していた。
まあ、実際のところとしては面倒臭いから避けていたのだろうとジェイクは考えていた。
それが今回、何か心境が変わるようなことでもあったのか、初めてメルティアが専用の鎧機兵を用意してきたのだ。
(メル嬢の愛機か……)
ジェイクは、あごに手をやった。
彼の知る限り、メルティアは紛れもなく鎧機兵製作の天才だ。
果たしてどのような機体なのか、興味は尽きない。
「いや、知らないよ」
しかし、コウタの返答は期待したものではなかった。
「メルは自分の愛機ついては全然教えてくれなかったんだ。だからどんな機体を造ったのか見るのはボクも今日が初めてなんだ」
「へえ。そうなのか」
ジェイクは目を丸くした。
メルティアがコウタにまで秘密にするのは珍しい。
「もしかしてサプライズってやつか?」
「うん。そう言ってたよ。メルは時々そういうことをする子だし」
と、誰よりもメルティアの性格を知るコウタが言う。
「ふ~ん、メル嬢のサプライズか……」
ジェイクは改めてグラウンドを見やる。
これはかなり面白そうなモノが見られるのかもしれない。
と、その時、周囲から「「「お、おおおおお……」」」と感嘆のような声が上がった。
メルティアの前方が光り輝き、いよいよ彼女の鎧機兵が姿を現し始めたのだ。
「おっ、いよいよ始まるのか」
「うん、そうみたいだね」
ジェイク、コウタも興味津々に徐々に現れる機体に注目した。
周囲の生徒達も初お披露目となる剛令嬢の機体に興味を隠せなかった。
「おおッ! どんなんだ!」「あの体格の剛令嬢が乗るんだぜ。やっぱ普通のよりデケェんだろうな」「いや、案外鎧を重ね着したようなタイプかも知んねえぞ」
と、意見が飛び交う。
しかし、その機体が全容を現し始めて生徒達の言葉は消えた。
思わず全員が絶句したのだ。
そして遂に機体が完全に召喚された時、
「「「デケエエエエエエエエェェェエエエエエ―――ッ!?」」」
全員が驚愕の声を上げていた。
「な、何なんだ、あのデカさは!?」「ちょ、ちょっと、あれって普通の機体の二倍ぐらいあるんじゃあ……」「尾もないぞ。動くのかあれ!?」
再び飛び交う意見。
遂に現れたメルティアの愛機。それは、あまりにも巨大な機体だった。
全高は恐らく七セージル以上。全身の色はメルティアの鎧と同じ紫銀色だ。
そのシルエットは直立した円塔のような姿だった。頭部もまた浅い筒状であり、赤い両眼以外は鎧装もなく、構造的にあごもない。両肩の肩当ては台形状で、何故か後方に向けて幼い子供程度ならば搭乗できそうなぐらい大きな出っ張りがある。両腕には四つほど孔が空いた巨大な手甲を装着していた。一方、下半身の装備は前方を大盾のような装甲で固め、後方を環状の装甲を重ねることで足元まで覆うスカート状の鎧装を形作っている。従来の機体には必ずあるバランサーである尾がないのも特徴の一つとして挙げられた。
もしも城砦を擬人化したとすれば、このような姿になるのかもしれない。
ともあれ、これほどまでに重装甲な機体は誰も見たことがなかった。
「こ、こいつはまたゴツイのが出てきたな」
と、豪胆なジェイクさえも頬を強張らせて言う。
それからコウタの方を見やり、
「ありゃあ、一体どうやって戦う機体なんだ?」
見たところ、あの機体はかなり鈍重そうだ。特に武器も持っていないようなので、どうやって戦うのか、イメージしにくい鎧機兵だった。
「い、いや、ボクにも分からないよ」
と、答えるコウタだったが、直感が告げている。
あれはどう見ても、真っ当な戦い方をする鎧機兵に見えない。
そもそもメルティアが自分専用に製造した機体だ。ただの鎧機兵の訳がない。
果たして、どんな機能を有しているのか……。
嫌な予感ばかりして、コウタはごくりと喉を鳴らした。
するとその時、メルティアの愛機――《フォレス》の胸部装甲がおもむろに開いた。
いよいよメルティアが搭乗するらしい。しかし、その方法もまた、従来の機体とは違っていた。胸部装甲は上には開かず、城門のように横に開いたのだ。
しかも不意にレールのようなモノが地面へと伸び、玉座を彷彿させる椅子がスライドして降りてきた。全員が唖然とする中、メルティアは椅子に座る。椅子の背には大きな窪みがあり、メルティアの鎧のバックパックがピタリと組みこまれる。そしてそのまま引き上げられていくと、愛機の操縦席へと収納されていった。ガシュン、と重い音を立てて閉門する胸部装甲。ますますもって普通の鎧機兵ではない。
(メ、メルゥ……)
コウタは冷や汗を流す。さっきから嫌な予感が止まらない。
ああ、どうか。
どうか、やりすぎることがありませんように。
心の中で真摯にそう祈るコウタだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる