元Sランクパーティーのサポーターは引退後に英雄学園の講師に就職した。〜教え子達は見た目は美少女だが、能力は残念な子達だった。〜

アノマロカリス

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第二章 本章スタート

第三十三話 生徒達の復讐計画・中編

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 「………甘かった。」

 「そうね、考えてみたらSランク冒険者だったしね。」

 「テルパ先生のジョブって、そもそもなんなのねん?オールマイティにこなし過ぎよん。」

 アタイ達の計画は、すぐに頓挫した。

 元々の強さも桁違いで、邪な考えを持って接近したら…すぐに察知されるのは当たり前だった。

 ………というか、全く隙を見せない。

 アタイ達は、別の手段を考える事にした。

 「テルパ姉に普通に見せてくれる……じゃ駄目なの?」

 「それは以前に拒まれたし、そんな事で見せて貰っても…満足が行く結果になると思うか?」

 「ですわよねぇ……」

 アタイ達は5人でテルパ先生に攻撃を仕掛けてみた。

 まずはアイーシャとベルリーニが弱体魔法と拘束魔法でテルパ先生の動きを止め、アタイとリーゼとテトラがその隙に近付いてから押さえ込もうとした。

 …が殺気が漏れてしまっていたのか、近付こうとした瞬間に気付かれてしまい…重力魔法で地面に押さえ付けられてしまったのだった。

 なので、攻撃云々の前に…まずは接近出来なければ意味がなかったのだった。

 「気配を出さない様にしていても、接近するだけで気付かれるしな。」

 「お菓子作戦で近付くのはどう?」

 「……と言われても、私達のお小遣いで手に入る食品や雑貨は、主にドーラ商会で手に入る物ばかりで…製作者のテルパ姉は油断してくれるかな?」

 「無理なのよねん。手の内は見破られると思うしん。」

 剣技、魔法、どれを取っても勝てる要素が1つも無ければ…別な物で油断を誘うしかないと思っていたが…?

 その後に立てた作戦も、ことごとく失敗に終わったのだった。

 「一服盛るか…」

 「テルパ姉は、鑑定魔法が使えるって以前に言っていたわよ。」

 「じゃあ、寝込みを襲う…」

 「教員宿舎は、生徒は立ち入り禁止だし…」

 「だとすると、授業中しか無いか…」

 「でも、気配に気付かれる可能性が…」

 「あ、学園長に知恵を拝借するというのはどうだ?」

 「テルパ先生を襲いたいので、知恵をお借り出来ませんか…とでも言うつもり?」

 「そこは、適当に誤魔化して…」

 アタイ達は、一部の望みを託して学園長に会いに行った。

 そこで学園長から、テルパ先生は触手に関係する物に畏怖をするというアドバイスを頂けたのだった。

 これで…テルパ先生の弱みを握る事が出来た!

 そう思ったのも束の間…触手に関係する魔法の事で、また振り出しに戻ってしまった。

 「触手を発生させる魔法はあるけど、あれって闇魔法なのよねぇ…」

 「そもそも、闇魔法を使える人なんか…10万人に1人という確率よ。」

 「アタイ達の中で闇魔法を持っている奴は………いねぇか。」

 「勇者と聖女とパラディンに炎の魔導師……アイーシャの魔法も四属性だしね。」

 アタイ達は、図書室に赴いた。

 何か役に立つ知識が得られないかと思ったからだ。

 だが、偶然にも意外な方法で闇魔法を使えるという本を入手する事が出来た。

 これで、テルパ先生を陥れる事が出来る!

 …と思っていたんだけど、説明は全て読んだ方が良いと…後で後悔する事になるのだった。

 だって、この方法は…?
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