元Sランクパーティーのサポーターは引退後に英雄学園の講師に就職した。〜教え子達は見た目は美少女だが、能力は残念な子達だった。〜

アノマロカリス

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第二章 本章スタート

第三十二話 生徒達の復讐計画・前編

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 その日、土日の休みの日に5人はそれぞれ休暇を楽しむ筈だったのだが、ここ最近に良い様に遊ばれていると感じた5人は、テルパに復讐を考える為に集まっていた。

 「アタイはいい加減に…腹に据えかねている。」

 カーリスは頑丈なテーブルに拳を叩いて叫んだ。

 「それは私も一緒ですわ!」

 ベルリーニも吐き捨てる様に言った。

 「それは私もだけど、先生が相手だと…」

 アイーシャも腕を組みながら言った。

 「そもそも、私達とあまり変わらない年齢の筈なのに、テルパ先生のレベルは幾つなのかしらん?」

 リーゼは人差し指を顎に付けて言った。

 「テルパ姉のレベルって、Sランクのレベルの最低基準値がレベル100だったと冒険者ギルドで言っていたけど…どう見ても、それ以上にありそうだよね?」

 テトラは溜め息混じりに呟いた。

 「「「「「はぁ~~~~~」」」」」

 するとカーリスは、テトラに指差して言った。

 「テルパ先生の苦手な物って、何か知っているか?」

 「苦手な物………」

 テトラは必死になって考えた。

 …が、苦手な物の心当たりが全く見つからなかった。

 「そもそもテルパ姉って、苦手な物ってあるのかなぁ?」

 「脚の多い虫が苦手とか、黒光りしてカサカサと動く虫がダメとか…」

 「聞いた事がないなぁ?それに授業でマラソンの時に…ムカデを召喚して、私達を追いかけ回したの忘れてない?苦手な物を態々召喚するとは思えないし…」

 「そう言えば、アイーシャとベルとリーゼが苦手で…ムカデに追いかけ回されたのを見て、テルパ先生が嘲笑っていたよなぁ。」

 「だとすると、脚の多い……というか、冒険者になると大抵の物は克服するって誰かが言っていたよ。そうじゃないと、生き残れないからって。」

 「う~む?」

 カーリスは、テルパの事を想像した。

 「あの身体に何か特徴でもあればなぁ?」
 
 「特徴って…」

 「テルパ先生は、背後から見た時に…かなり華奢な体型だけど、胸はカーリスよりも大きいし、腰はベルリーニよりも細いし…」

 「脚は私よりも細くて長いわん。」

 「顔は私よりも小さいし、色も白いし…」

 「髪もツヤツヤしていて、まるで世の男性の理想の様な感じだよね?」

 そんな容姿をしているのに、地球では全くモテなかったという。

 「あ、でも…温泉鰻のいるエリアで、先生は一緒に入らないのか?って聞いた事があった時に、身体にかなりの傷があって見せられないと言っていた事があったな。」

 「そういえば、袖を捲った姿も見た事がないね。」

 そこで5人は考えた。

 テルパに正面から挑んだ所で返り討ちに遭う事は目に見えている。

 不意打ちは………何度も失敗をしている。

 でも、暴力を振るう事が復讐の全てではない。

 辱めるのも復讐になるのではないかと。

 なので5人の復讐は、テルパの服を脱がして裸を見るという事になったんだけど…?

 果たして、この計画は成功するのだろうか?
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