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プロローグ
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ここは最果ての村。
名前なんてものはない。
周りに町や村はなく、訪れる人もいない。「村」といえば、この村を指すのだから名前など必要はない。
近くにあるのは魔王城だけ。
絶海に囲まれた外周10km程度の小さな島は、その大半を木々に覆われており、島の主であるかのように魔王城が中央に鎮座している。
そこから少しはずれた位置、海辺に寄り添うようにして村はあった。
村民200人の小さな村は、今日も平和です。
えっ? 魔王城近くなのに平和なのかって?
大丈夫です。
村人はすこーしだけ、普通の村人よりも強いのです。まあ、10人いれば魔王城を陥落させることができる程度です。
ですが、彼らは村人。
平和な日常を営むことが至上の目的で、無駄な争いは好みません。
今日だっていつも通り、山でドラゴンを狩り、海でクラーケンを捕獲、畑ではケルベロスをほうきで追い返しています。
なんて平和な日常でしょう。
いかがでしょう、あなたも最果ての村に来てみたいと思いませんか?
名前なんてものはない。
周りに町や村はなく、訪れる人もいない。「村」といえば、この村を指すのだから名前など必要はない。
近くにあるのは魔王城だけ。
絶海に囲まれた外周10km程度の小さな島は、その大半を木々に覆われており、島の主であるかのように魔王城が中央に鎮座している。
そこから少しはずれた位置、海辺に寄り添うようにして村はあった。
村民200人の小さな村は、今日も平和です。
えっ? 魔王城近くなのに平和なのかって?
大丈夫です。
村人はすこーしだけ、普通の村人よりも強いのです。まあ、10人いれば魔王城を陥落させることができる程度です。
ですが、彼らは村人。
平和な日常を営むことが至上の目的で、無駄な争いは好みません。
今日だっていつも通り、山でドラゴンを狩り、海でクラーケンを捕獲、畑ではケルベロスをほうきで追い返しています。
なんて平和な日常でしょう。
いかがでしょう、あなたも最果ての村に来てみたいと思いませんか?
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