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第4章 魔女討伐にいこう
置き去り
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俺とハピィは、雪の上に降り立った。
辺りは、森林に囲まれていた。
「大将!」
大きな声が聞こえた。ファリスの声だ。
ファリスは、俺の方に走ってくる。ミツユスキーも一緒だった。
「無事だったっスね、大将!」
ファリスは心配そうに、俺の所に駆け寄った。
「ああ、無事だ」
「そういえば大将……そのハーピーはなんスか?」
ファリスはハピィを指さした。
「ハピピピ……」
ハピィは、喉を鳴らすような声で警戒してファリスを睨んでいる。
「さっき仲間にした」
「野生の『ホワイトハーピー』を仲間にしたんスね」
「ハーピーだったのか……」
ハピィが何者なのか、わからなかったが、ファリスの一言でハーピーと理解した。
とりあえず、俺は今の状況を確認する事にした。
「今、どんな状況だ?」
「私がお答えします」ミツユスキーが話を切り出す。「暫く前、アポロスさんから、ご主人様が、人影を見つけて獣車を飛び出したと報告を受けました。ところが、なかなか帰ってこないので、心配して捜索する事にしたところです」
「アポロス達はどうした?」
「彼らは、先へ進んだようです」
俺を殺して、俺のパーティーを置き去りにする計画だったのか!
「メイデンとケンタ君は?」
「獣車で待機しています」
「じゃあ、いったん俺達のパーティーだけで合流しよう」
俺達は、メイデン達の所へ合流する事にした。
辺りは、森林に囲まれていた。
「大将!」
大きな声が聞こえた。ファリスの声だ。
ファリスは、俺の方に走ってくる。ミツユスキーも一緒だった。
「無事だったっスね、大将!」
ファリスは心配そうに、俺の所に駆け寄った。
「ああ、無事だ」
「そういえば大将……そのハーピーはなんスか?」
ファリスはハピィを指さした。
「ハピピピ……」
ハピィは、喉を鳴らすような声で警戒してファリスを睨んでいる。
「さっき仲間にした」
「野生の『ホワイトハーピー』を仲間にしたんスね」
「ハーピーだったのか……」
ハピィが何者なのか、わからなかったが、ファリスの一言でハーピーと理解した。
とりあえず、俺は今の状況を確認する事にした。
「今、どんな状況だ?」
「私がお答えします」ミツユスキーが話を切り出す。「暫く前、アポロスさんから、ご主人様が、人影を見つけて獣車を飛び出したと報告を受けました。ところが、なかなか帰ってこないので、心配して捜索する事にしたところです」
「アポロス達はどうした?」
「彼らは、先へ進んだようです」
俺を殺して、俺のパーティーを置き去りにする計画だったのか!
「メイデンとケンタ君は?」
「獣車で待機しています」
「じゃあ、いったん俺達のパーティーだけで合流しよう」
俺達は、メイデン達の所へ合流する事にした。
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