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第5章 目的を達成しよう
スキル
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待っていた……俺は魔女がここぞとばかりに大技と使ってくるこの瞬間を!
俺は、魔女の攻撃に合わせてスキルを発動する。
「カウンターデルタ!」
三角の形をした光が俺の体を包む。
このスキルは、相手の攻撃をカウンターするだけでなく、相手を行動不能にする『スタン』を与えることができるスキルだ。さらに、相手の攻撃の威力に応じてスタンの効果時間が変化する。
魔女は、カウンターデルタのスキルで覆った俺の体を、必殺の回し蹴りで蹴り飛ばす。
その瞬間、スキルの効果が発動する!
一瞬、俺の体が発光する。そして、魔女は体の自由を失い蹴りを出した体制のまま、石化したように動かなくなった。
威力の分だけスタンが持続するはずだ。おそらく、魔女はしばらく動けない。
だが、その代償として、俺は攻撃のダメージで血を吐いた。
カウンターデルタは特殊効果を付与する代わりにダメージを半分しか跳ね返せない。ダメージミリゲイションを使用していたとしても、このダメージだ……何もせずに攻撃を受けたら即死だった……。
「ど、どうだ……魔女……わかっている作戦に引っかかる気分は……」
「冗談じゃないわ! つまらないわこんなの……! 早く解除しなさいよ!」
魔女は焦っていた。だが、俺はそんな要求を飲むつもりはない。
ファリスはタメをつくる。そして、スキルを放った!
「バーニングインフェルノ!」
俺は、魔女の攻撃に合わせてスキルを発動する。
「カウンターデルタ!」
三角の形をした光が俺の体を包む。
このスキルは、相手の攻撃をカウンターするだけでなく、相手を行動不能にする『スタン』を与えることができるスキルだ。さらに、相手の攻撃の威力に応じてスタンの効果時間が変化する。
魔女は、カウンターデルタのスキルで覆った俺の体を、必殺の回し蹴りで蹴り飛ばす。
その瞬間、スキルの効果が発動する!
一瞬、俺の体が発光する。そして、魔女は体の自由を失い蹴りを出した体制のまま、石化したように動かなくなった。
威力の分だけスタンが持続するはずだ。おそらく、魔女はしばらく動けない。
だが、その代償として、俺は攻撃のダメージで血を吐いた。
カウンターデルタは特殊効果を付与する代わりにダメージを半分しか跳ね返せない。ダメージミリゲイションを使用していたとしても、このダメージだ……何もせずに攻撃を受けたら即死だった……。
「ど、どうだ……魔女……わかっている作戦に引っかかる気分は……」
「冗談じゃないわ! つまらないわこんなの……! 早く解除しなさいよ!」
魔女は焦っていた。だが、俺はそんな要求を飲むつもりはない。
ファリスはタメをつくる。そして、スキルを放った!
「バーニングインフェルノ!」
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