謎解きはいつも唐突に!!

ソーダ

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謎の手紙

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 かずやはいつものごとくソファーで昼寝をしている。あやとはかずやがいつも座っている椅子に座って新聞を読んでいる。その頃、まりはコーヒーを入れあやとにコーヒーを入れ部屋の掃除をしていた。

 あやとはまりに聞いた。
 「まり事務所とか大丈夫なのか?てか何か面白い事無いかなぁ」
 今日は、まだ依頼ら来てないようだ。

 まりは驚いたように答えた。
  「だ、大丈夫です。」

 そこに1通の手紙が届いた。
 「こんにちわ3人の探偵さん達。近々、私の作ったゲームにあなた達を招待しましょう。
 青いジャージに黒のキャスケットを被った謎の多い少女より。」

 かずやはその文を読んで思った。
 「何かのいたずらじゃないのか。」

 その一方残りの二人はと言うと。
 「めちゃ楽しみだな。遂に俺達も有名人かぁ。」
 
 「凄く楽しみですね。私が解決して見せます。」

 かずやはため息をつきながら二人の言葉に対してつっこんだ。
  「有名になるほど謎を解いていない。まり、お前は適当な推理をするんじゃない。自分が考えた推理がほんとだと言う証拠を見つけてから言え。」

 そう言ってかずやはソファーに横になり昼寝を始めた。

 あやとがまりに質問し答える。
  「まりあの館の事は謎は解けていたのか?」

 「も、もちろんよ!」
  まりは見栄を張って言った。

 「じゃあ、何で昨日の謎は解けなかったんだよ。」
 あやとはニヤニヤしながら言う。

 「あ、あれは乗り物とは綺麗だったし1人だったし。」
 まりはモジモジしながら言った。

 「ふ~ん、あの場所は広いもんな。1人じゃ怖くて見てまわれなかったのか。てか、探偵やってるって言ってたけど1人でやってるの?もしかして、事務所なんてないんじゃないの?探偵って言うのも嘘って事?」
 あやとはまりに迫った。

 まりはうつむいて呟いた。
  「一...やっ..なにが...悪いですか。」

 あやとは近づいてもう1度聞いた。
  「しっかりしゃべりなよ。」

 まりは半泣きになりながら言った。
  「事務所は無いし、一人で何が悪いの。探偵って言うのもここを見かけてなりたかったから、ここに封筒も置いてどんな推理をするのか聞いてみたかったのよ。」

 あやとはそれを聞いてスッキリしたようだ。
  「そっか。」
 と言ってまりの頭を撫でた。
 撫でられたまりは恥ずかしそうにしていた。

 かずやはそれを聞いて再び眠りについたのであった。








 
 
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