アカネ・パラドックス

雲黒斎草菜

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【第三章】追 跡

  神殿 ジュラーグ  

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 抜けるような蒼く高い空を今日も木々の隙間から見ることができた。瑞々しい緑と鮮やかな青、そして光と影のコントラスが目に眩(まぶ)しい。

「雨が降ることって、あるのか?」
 そんな疑問を浮かべたくなる、今日も完璧な晴天だった。

 途中、進路が川で妨げられ、シムは上流へと向かう。
「橋は無いよ。でも、もう少し行くと石が並んだところがあるから、そこを渡るんだ」
 と説明してくれるマーラに玲子が尋ねる。

「シムみたいな子はどこに住んでるの?」
「うーん。難しいね。この森の中ならどこでも住めるから、どこって決まっていないんだ。アタイたちジフバンヌは遠慮して隅っこのほうに住んでるんだ。でもね……」
 岩の上をピョンピョンと飛び越えて川を渡って行くシムに視線を当て、
「あの子だけ、どういうわけかアタイから離れないんだ」
「気に入られてんのね」

「うん。アタイもあの子大好き」


 川を渡り、草原を横断。何百本の木々のあいだを抜け、そろそろ疲労感も濃くなって、ひと休みしたくなった頃、これまでにない鬱蒼と盛り上がった森林の前でシムの足が止まった。

 マーラたちの村がある森とは確実に異なっていた。伸び放題の草木の茂みは灌木に絡み合い密集して、侵入者を阻むかのように行く手を覆い尽くしていた。


 俺たち全員が集まるのを待って、シムは茂みの奥を覗き込んだ。
「まさかこの中に入る気か?」
 ひどく面倒臭そうにマサ。
「オレもシャトルに残ればよかった」と、小声で付け足した。

 場所を間違えたのか、首を引き抜くと少し進んでまた覗き込むという仕草を数度繰り返して、一気に茂みの中に消えた。

 なぜシムが侵入を躊躇していたのか茂みを手で開いてみて分かった。少し奥に巨大な岩が行く手を遮断しているからだ。
 思わず数歩下がって藪(やぶ)を見上げる。

「これって岩か!」

 大きさに圧倒された。丘並みの広がりと高さを誇る花崗岩にも似た巨岩にツルやツタが絡まり、それに草木が覆いかぶさって小山のようにそそり立っているのだ。

 茂みの中に消えたシムが上のほうから顔を出して、俺たちを見下ろしてニコリと微笑むと黙々と登り始めた。

「うへぇぇ………」
 苦い唾が出るのも当然だ。登山と言うよりも、その名のとおりロッククライミングだからな。装備無しのな。

「今からオレだけ帰るっていうワケには……いかねえよな……はい。わかってますよ」
 玲子のひと睨みで、マサは渋々と茂みに入った。

 藪深(やぶぶか)いのは下のほうだけで、数メートルも登ると葉むらの外に首が出る。後は絡みついた枝葉を利用して登っていけばいい。

「あの婆さんもこんなところを登るのか?」
 そう思いたくなる重労働だ。

 岩肌に沿って草木やツル系統の植物がびっしり生えているので、登るのは困難ではないが――しんどい。
 だが、シムもマーラ、そして当然のごとく玲子も平気だ。ぐいぐいと俺とマサを引き離して行く。

「こんな昔話知ってんぜ、空まで伸びた豆の木に登って行くってヤツ……あれってラストどうなったんだっけ?」
 独りゴチなのか、こっちに尋ねたのか、よく解からなかったが、
「巨人に追いかけられるんだよ」
 と答える俺に、マサは首をすくめるだけで返事とした。




 岩山はやがて地肌が剥き出しになるものの、その頃になると傾斜も緩くなって、這って進めるほどになり、頂上近くでは普通に立って歩けるように。しかし頂上を越えた途端、目を凝らして立ち止まった。

「なんだ? 何も見えないぞ」
「煙り……?」
 もやもやとした霧状の物体が俺たちの前に立ちはだかっていたのだ。
 見上げると、陽に照らされて大きな虹が掛かっており、さぁーと涼風と水滴が頭の上を通り抜けた。

「おぉ。滝だぜ!」

 目前に降り注ぐのは、生き物に必要不可欠な水。それが霧状になった滝だった。
 想像を絶する高度から落下した水流は地面に着く前に霧となって飛散。さらに微細な粒子となって俺たちに降って来るが、その柔らかさは極上のシルクで頬を撫でるかのようだった。


「すごい。ミストの滝よぉ。マイナスイオンが体によさそう」
 爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込んだ玲子が、空に向かって艶っぽい声を出した。

「バーカ。それなら雷雨の時に裸で雨に打たれていろよ。そのほうがもっとマイナスイオンを浴びることができるぜ」
「うそ?」
『ほぼ正しいことを言っていますが、落雷に遭う可能性が高まります……それよりこれは滝ではありません』
 上空から降りて来たシロタマが、そう言った。

「この水は滝だろ?」
 俺たちの議論には興味が無いシムは、すぐに行こうとマーラの手を引き、マーラも、「これは雨だよ」と、さっさと種明かしをして、シムと滝の向こうを目指して歩き出した。

『グランド・ケイゾン内で発生した水蒸気がドーム状のフィールドの縁に沿って上昇、最上部で集まりそこで冷却され液化して落ちる。つまり雫(しずく)、あるいは雨です』
「なるほど……じゃ、ここはドーム最上部の真下ということか」

 舞い落ちる水の粒子を仰ぎつつ、足元は確実に下りに向かったことを感じ、煙霧の中を掻い潜った俺たちの前に現れたのは――。
「すっげぇ、ジャングルだぜぇ」
 代表してマサが叫んだ。

 薄ぼんやりと靄(もや)がかかった岩山の向こうを遠望する。
 そこは無秩序に生え茂った針葉樹や灌木で埋め尽くされた生命力みなぎる濃緑の海が広がっていた。

 俺たちの背後で降り続ける大量の雫は、岩肌を流れ落ち、樹木の葉から茎、幹を伝わり地面に沁み込み、浄化され大河となって、目の前の広大な森林の喉を潤している。ジフバンヌの集落脇を流れていた川も、この岩山の外側に溢れた水だ。

 流れの先はどうなっていた?
 ふと疑問が持ち上がる。

 シャトルから一望した時にも森林しか無く海などは無かった。もちろんジフカに海もあるのだが、それはジフカの海であって、ケイゾン内に海は無い。ふつうは海に流れ着き、蒸発と降雨を繰り返すものだが……。

「フィールドの外に水が流れ出ないとしたら、地面に沁み込んだのはどうなるんだ?」

 ケイゾンは地下であっても外部と遮断された球状だとシロタが説明していたので、地面の中も隔離されているということだ。つまり、ここの水は決して外部から染み入って来た水ではなく。また外に流れ出てしまうことも無い。何万年もこの中で循環した純然たるここの水なんだ。

「どんな構造してんだ?」
『フィールドに達した水は外部に漏れ出ることはありませんので、地下に沁み込んだ後、地熱で蒸発すると考えられます』
 シロタマの予測通りなら気になることがある。
「そうなったら熱帯雨林みたいにならないか?」

『環境制御を行う物理的な構造が過剰となった熱を自らのエネルギー源とすれば説明が付きます。それらすべてを考慮した循環環境システムが、グランド・ケイゾンのどこかに隠されていると推測されます』

 こんなすごいものを何万年も前にレイヤーの先祖が作ったのか。
 それって……。

 ふっと新たな考えが浮かんできた。
 グランド・ケイゾンは惑星ジフカの中に作られた別の星……ではないのか?
 そして落ち着く先は皆同じ。
 誰が、何のために……。




 くたびれた足を引き摺って、マーラたちを追って岩山を下(くだ)る。すぐに茂みが岩を覆い隠し、びっしょり濡れた枝葉の中を十数分ほど進むと霧が晴れ、空間が広がった。

「ここがジュラーグだよ」
 シムとマーラが立ち止まって、這う這うの体で茂みの中から出てきた俺たちを笑みで迎えてそう言った。

「やっと着いたか……」
「びしょ濡れだぜ」
「でも気持ちいいわよ」
 それぞれの感想を述べながら辺りを観察する。

 人の手が入らず荒れ放題となった空間は背の低い樹木に覆い隠されており、その中に崩れた人工の建築物が見え隠れしていた。
「ジュラーグっていうのは遺跡なんだ」
 となると、ケイゾンには四つの遺跡があることになる。

 何本かの石柱が茂みの中から顔を出して、奥へ向かって規則正しく並んでいた。近寄って見ると、ほとんどが直立しておらず、無秩序に傾いた姿は長い年月の経過を物語っている。
 ケイゾンの謎を解く何かが無いか、白い石のあいだを歩き回ってみたが、まるで巨大な生物の朽ち果てたあばら骨の中を歩くようだ。
 しばらく探るものの、解ったことは苔むされた石畳が回廊となって周囲を巡るぐらいで、残りは回廊の中心部にある盛り上がった部分。

「ほら、石板があるわ」
 その頂上へ誘う石段を数歩上ると、鬱蒼と茂った枝葉で薄暗くなった中に黒緑色のコケに埋もれた大きな石板があった。

「何か書いてあるが、コケだらけだし。あー、ここら割れちまってるぜ」
 文字は指が入るほどに深く掘られていたが、摩耗して丸まり欠けた部分もあり、水を滴らした分厚いコケがその大半を覆い尽くしていた。

「何て書いてあるんだ? それよりこれ文字か?」
 マサが表面をぬたうった文字らしき溝の中を人差し指で摩り、その筆跡をシムが面白そうに小さな指で追っていく。
 手の届かないところに来ると背伸びをした。それでもマサのほうが高い。

「ほれ。早く大きくなるんだぜ」

 両脇から持ち上げて、ひょいと肩車をされたシムは無言だが、はしゃいだ仕草で両手を振り回し、石板の天辺をペタペタと叩いて喜んでいた。
「なんでぇ。こんなことで感謝するなよ」
 マサの心の中に語られる言葉は、こっちには聞こえてこないが、おおよそは解る。

「石板の頂上を触った者は幸せになれるのかい? なるほどな。ここは神社みたいなもんだな。ならオレも触っとこ」
 シムを肩車したまま、マサも石板の天辺に手を出した。

「石碑の頭にお賽銭(さいせん)ぐらい置いたほうがいいのかな?」
 ポケットまさぐって小銭を探すマサ。

 おいおい……。
 何だか急激にご利益が薄れた気分だ。


「ねぇシロタマ? これ読めない?」
 石板の上空をうろついていた白銀の球体へと、玲子は手を振って呼び寄せた。

『データベース内にある文字ではありませんが、古代ザリオンに伝わる文字に酷似しています』
「ザリオンがこれを作ったってことか?」

『いいえ。ザリオン言語がこの文字を真似たといえます。この石板はそれ以前のモノです』
「そんなに古いの? いつからグランド・ケイゾンがあるのかしら」

『解読完了。読みあげます』

「いいぜ」
 地面に下されたシムが、マーラの脇へと駆け出す姿をぼんやり見ながら、シロタマの冷然とした報告モードの声に耳を傾ける。

『一行目は、 "古(いにしえ)より伝わる封印を解く" ……あるいは "解き明かす" と訳されます。そして "選ばれし者は" ……』

「 "選ばれし者は"、何だよ?」
 シロタマはしばらく黙りこくり、

『そこから先は欠損しています』

 すっこける俺。
「なーんだよ、それ?」
「何が言いたいんだ、この石板?」
「さぁ?」

「そのあとは、"白き矮星(わいせい)が放つ光を持つ者なり" なんだって」
 シムの瞳の奥を覗き込んだマーラがそう伝えた。

「寄り集めると、 "古より伝わる封印を解き明かす選ばれし者は白き矮星が放つ光を持つ者なり" となるぜ。どういう意味だ?」

 シムの説明はマーラを通してまだ続く。
「ジュラーグとデジラーグ、ザミールが三角形に並んで、中心に本殿のサミトリーがあるんだ」

「白い矮星が放つ光って何だろね」
 玲子が顎に手を当て考え込むが、そんなこと考えて解決できるほどの聡明な頭をお前は持って無いぞ。
「失礼ね……」と言い返すものの、自嘲してみせたのは図星だという証しだ。

 そろそろこの中で誰が最も知的であるか、理解したマサが宙を仰ぐ。
「シロくん。白い矮星って何でやすか?」

『白色矮星だと推測されます。このジフカから5光年先に一つ観測されます。アルトオーネの太陽、ルシネットほどの質量でありながら、アルトオーネ程度の大きさで、赤色巨星の成れの果てです』

「ふ~ん」とマサは唸り、
「今度はセキショクキョセイってぇのが解からねえな……」とぽつりと漏らして引き下がった。
「きっと、セキセイインコのことよ」
「そうかな。オレは大飯喰らいが、空威張(からいば)りしてんだと思う」
 そりゃ、虚勢だ! シロタマが言ってるのは巨星だ、巨星。

 理科系が苦手にも程がある。何なんだこいつら。
 こういう連中は放置プレイだ。

 仕方がないので、
「お前はどう思う? タマ?」

『複数の変数がある場合は、すべてを埋めて解答しなければ正しい答えを導き出すことができません』
 悔しいがそのとおりだ。

「こんな石板がそれぞれにあって、その中心に本殿があるんだろ。やっぱここは全部巡ったほうがいいな」

『上空から遺跡の位置関係を探ってみます』

 と言い残して、シロタマは空高く舞い上がり、白い点となって青空に溶け込んだ。
 便利っちゃあ、便利な奴だ。

「もしかして今日はここで野宿をするのか?」
 疲労感たっぷりのマサを無視して、俺はシムと手を繋いで立っているマーラに向き合った。
「全部を回ってみたいんだけど、他の遺跡もこの近くなのかい?」

 マーラはシムと視線を交わして心安くうなずいた
「それなら次はザミールがいいよ」
 といってシムの手を取ろうと振り返った次の瞬間、林の暗闇から三つの動く物体が視界に飛び込んだ。

「マァ――っ!」
 ダァーン!

 清閑としていた森に乾いた銃声が響き、初めて聞いたシムの叫び声がそれと重なった。

「シムーっ !!」
 マーラをかばって、身を捧げた小さな背中から一発の銃弾が貫通したのだ。

 愕然と立ち尽くすマーラの前に現れた人影が叫んだ。
「バカもの! 誰が撃てと言った。レイヤーを捕まえろと言ったんだ! この間抜け!」
 それはやけにダイナマイトボディのヒューマノイドの女と、軍服を着た二人のザリオン人だった。

「ジフバンヌの小娘が邪魔だったんで撃ったんでさ。でもレイヤーがかばうと思ってなかったんだ」
 拳銃を腰のフォルダに差し込み、平然とするふてぶてしい態度にマサの怒りが爆発した。

「のっ、ヤロ――っ!」
 喧嘩慣れしている体は反射的に動くようだが、相手はザリオンだ。ひと殴りで倒されて、石畳の上を吹っ飛んで行った。

 そこでようやく俺は事の重大性に気づいた――こいつらに後を付けられていたということに。


「ぬぬぬぬっ! このぉぉ!」
 玲子の怒りが瞬時に沸点を越えた。フラッシュをほとばしるようにして殺気立ち、ポニテが弾けて黒髪が宙に舞う。
「やっべぇー」
 俺、知らん。こんな玲子を止めるのはもう無理。お手上げ。

「うぉ! 何だこいつ!」
 慌てふためいたのは二人のザリオン人。
「う、撃て、撃て」
 次の刹那、玲子は地面を蹴った。連発する銃弾を剣で弾き飛ばし、草原を駆け抜ける猟豹みたいにしなやかな動きでその隙間をすり抜け、二人のザリオン人をそれぞれ金属刀の一撃で倒した。

 相変わらず切れのいい攻撃だが、女もただ者ではないのだろう。爛々と燃える紅蓮の目で玲子の動きを追っていた。

 ギャッ! ギーンッ!

 激しい金属音がして、その女を狙って振り下ろした玲子の剣が弾かれた。

「なっ!」
 女はミュータリアンだった。

 しかも特殊改造されたサイボーグとでも言うのか、悩殺ボディはオマケみたいなもんで、本命は手の甲から両刃になった剣呑な物体が長く伸びるという、超危険な女だ。しかも両腕同時だ。下ろした腕から鋭い切っ先が地面を突き刺さんばかりの勢いで伸びた。

 さすがの玲子もこんな奴を相手にするのは初めてだ。戸惑ったように金属刀を構え直し、鋭い威嚇の光を放つ女の剣先を睨んで半歩引き下がった。

「はーっ! そんな金属の棒切れで、ケイト様をやっつけようなんざ。百年早いんだ!」
 一人のザリオン人が女の背後から顔だけを出して叫ぶが、すぐに応酬が、
「ぁんだとぉ!」
 マサは口の中を切ったようで、わずかに流れ出た血を片袖で拭いながら、玲子の横まで駆け寄り、
「ばっかやろー。アネゴの剣捌きに、そんなペラペラの刀なんぞで……」
 と言ったところで、女を二度見する。

「えっ! えっ!」
 やっとその異様な姿に気づき、震え声に切り替えた。

「う、腕の中から刀が出てやがるぜ。何だこのオンナ。隠し剣の達人か? この忍者野郎め!」
 と言って、マサはそっと引っ込んだ。

 ずさっと石畳を擦る音を出して両者が間合いを整える。

「やめろー!!」
 俺は睨み合う女どものあいだを通り過ぎ、マーラの腕の中でぎゅっと目を閉じているシムに駆け寄った。

「お前ら、こんなところで切り合ってる場合じゃないだろ! この子が死んだら……」
 俺は急いでシロタマを探した。こうなったらステージ3の力を借りるしかない。どこまで行ったんだあいつは?

「玲子! シロタマを呼び戻せ、すぐに!」
 はっとした玲子は金属刀の先を下げて上空を見渡すが、こいう時に限って、あのバカはどこかへ飛んで行っちまっている。

「いいか。よく聞け、そこのバケモンと馬鹿ザリオン人! お前らが傷つけたこの子がいないと、グランド・ケイゾンから二度と出られないんだぞ!」
 激しい焦燥感に苛まれ、俺はひどく荒げた言葉になった。

「何んだと!」
「ウソだろ!」

 ようやく慌てだした追跡者を睨み倒し、
「ウソなもんか!」
 と怒鳴りつけてから、シムの華奢な肩へと視線を滑らせる。
 真っ赤な血が溢れ出し、着ていた貫頭衣から滴り落ちて石畳の上を広がっていく。

「し……シム!」

 初めて聞いたシムの声が、友人を助けるために振り絞った叫び声だったとは、
「それではあまりにも悲惨じゃないか。死ぬなよ、シム!」
  
  
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