ネイ「トリックorトリートぉぉぉ！お菓子くれなきゃイタズラしちゃいますよ？」

ヴァル「はいはい、トリートでお願いってお前、もうそんな歳じゃねぇだろ！」

ネイ「えへへー、いいじゃないですか〜、私、まだ15ですし」

ヴァル「記憶年齢何歳だよ......」

ネイ「えーっと、ひぃふぅみぃよぉ」

ヴァル「6兆秒数える気か？」

ネイ「あれ？そんなにありましたっけ？」

ヴァル「自分で言ってたんじゃねぇかよ......はぁ」

ネイ「でー、トリックですか？トリートですか？早くしないと私の愛でーー」

ヴァル「トリートにしてきます！ほらよ、セリカお手製の菓子だ」

ネイ「......あの......さり気に嫌なもの回すのやめてくれません？」

ヴァル「仕方ねぇだろ。ヴェルドあたりにこっそりと渡しとけ」

ネイ「むぅー......分かりました。......ヴァルとの一夜が欲しかったのに......」

　今、なんか聞き捨てならねぇ一言聞いた気がするが、気のせいか？気のせいだよな？まあいいや。

　意外と可愛かったな、ネイの魔女仮装......魔女？

　魔女が魔女の仮装するってどうなんだ？

　......

　......

　......

　トリックorトリート！ハロウィンは、西洋でいうお盆みたいなものです。エデンから爺さん婆さんが悪霊と引っ提げて降ってくるので、それをお化けとか悪魔の格好して爺さん婆さん毎追い払おうという行事ですね！(なんか違う)さて、本当なら、短編として第8章終了辺りの時系列で1つ書きたかったんですけど、今日がハロウィンであることをすっかり忘れていたため何も出来てません！よって今年は何もなしです！ってなると寂しいので、上に書いた通りにちょっとした短編を設けました。いやぁ、ネイりん可愛いですね。ネイりん色んな口調があるんですけど、やっぱりデフォが1番です。