『異世界から連れ戻された勇者は、竜騎士からの愛に戸惑う』の「[挿話]勇者の願い」24話を本日まとめて掲載しました。

　タイトル通り、もう一人の勇者である“柚彦君の願い”までを書き上げた物語です。なお、勇者君とゼノンは全く登場致しませんので、ご注意ください。

　今後もちょこちょこ追記で続編を上げると思います。その際はどうぞよろしくお願いしますm(__)m


【本文の補足について】　※「[挿話]勇者の願い」・ダイジェスト版の補足になります
秋元さんの持っている「神への願い事」の補足です。
本文中記載があるように、秋元さんは残り二回の「神への願い」事を叶えてもらえる権利を持っています。
秋元さんは、過去、叶えられる「神への願い」を四つ持っていました(彼は今回を併せて四回の魔王征伐に参加して、それを成し遂げています)。
一つはすでにゼノンのために使っており(なろう小説『俺の大好きな～』の第35話)、今回の分は聖女ちゃんのために使用しました。あと残り二つのうち、一つは柚彦の願いを若干打ち消すために使う予定です(「この世界にずっといて欲しい」から、「この世界に柚彦が生きている間はいる」に打ち消されます。完全に打ち消す願い事は神も叶えることはできません)。
そのため、柚彦が生きている間はずっと現世で、彼のそばで生きていくことになります。
※最後に持っている残り一回も、ゆくゆくは柚彦君のために使う予定です。

柚彦君の願い事は、自分でも理解していますが、ひどく身勝手なものです(秋元さんを現世に縛り付けるわけですから)。わかっていてもなお、そうしたかったわけです。ちょっと鬱屈した柚彦君のような性格は書いていて楽しいです。

続編を書くことは少し先になりますが、また読んで頂けると嬉しいです。ありがとうございました。