お立ち寄りいただきありがとうございます。槙野です。

三十三話を投稿しました。「その男、藤城 漣」の続きです。

前回、タイトルに関してちらりと触れたので今回も少しだけ。

第一話の「犬も歩けば一期一会」ですが、ご存知の通り「犬も歩けば棒に当たる」ということわざと「一期一会」という茶道に由来する四字熟語を合わせた造語です。「犬」は藤城 湊のことであり、久御山 賢颯のことでもあります。（メス犬とゴールデンレトリーバーです）
そのふたりの一期一会、というつもりで付けたタイトルでした。The 安直。


登場人物紹介、二番手はこのひと。



── 久御山 賢颯　くみやま けんそう
2月14日生まれ　水瓶座　O型
182cm　70kg

都内某進学校に通う高校生で湊の同級生。実家のある京都から単身上京しひとり暮らし。工事現場でバイトをしつつ生活費を稼ぐという堅実な人間であるにも関わらず、金髪に近い薄茶のくせっ毛に蒼灰色の瞳、陶磁のように白い肌のハイスペックイケメンのためチャラい人間だと思われがち。

常にひとに囲まれ賑わいの中心にいるため積極的な性格と思いきや、本人は至って控えめ。空気を読み気配りを忘れない反面、マイペースで飄々とした部分が目立つためなぜかワガママだと評されている。

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次回は桜庭の紹介をしたいと思います。
お手隙のときにでもお付き合いいただけますと幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。