今年の日本シリーズは、球史に残るほどの大激戦の末、東京ヤクルトスワローズが、見事２０年ぶりの栄冠を勝ち取りました。
　作者はおよそ３０年来のヤクルトファンで、第６戦はテレビを観ながら必死に応援していましたが、延長１２回で川端選手が勝ち越しタイムリーを打ち、守護神マクガフが２回と３分の１を抑えてようやく日本一を決めたときには、思わず涙が出ました。
　現在執筆している『僕の転生した異世界があまりにも生々しい件』（通称：なまなま）の主人公、村上清隆君も、当然ヤクルトファンです（名前自体、ヤクルトの村上選手と一字違いですからね）。『なまなま』自体は、異世界転生冒険物語であり野球の物語ではありませんが、清隆君の転生したアマツ世界にも野球はあります。そして、実際に出てくるのは来年になってしまうと思いますが、第２章の途中では、プロ野球ネタをメインにした話も書く予定です。
そして、清隆君が戦いに臨むときの合言葉は、当然のように『絶対大丈夫』。今年の途中で亡くなってしまった清隆君たちが、今年のプロ野球の結果を知るのはかなり先のことになる予定ですが、ヤクルトが日本一になったと知って大喜びする清隆君を想像するだけでも、作者としては微笑ましいです。