夢=無王吽

夢=無王吽

『むもん』と読みます。

ルーツ・コレクション完成。

『スーパーマン・リターンズ』と、
ティム・バートンの『バットマン』、
『バットマン・リターンズ』を買いました。
さらに、『ダークナイトシリーズ』も、
三作Blu-rayで揃えました。

大好きなDCヒーローの雛形から発展までを、
改めて体験したくなりまして。

廉価で揃えられるのと、
Blu-rayだと特典が豪華なので、
一気にいきました。

今、一番古いバットマンを観ています。

これより昔になると、
グレーのタイツ姿になるので、
近代バットマンの雛形となる作品です。

拳銃で撃たれただけで吹っ飛んで、
ひっくり返っては、
コウモリの形のマントを広げて威嚇する。
昔、死ぬほど何度も観た作品ですが、
久々に観るとなんと新鮮な!!

『脅かす』って、他のバットマンにはない、
斬新な要素だなと思いました。

戦う相手も基本、
怪人とか強敵というよりホームレス。

一般人や金持ちを通りがかりに襲って、
その金で飯を食う、
言っちゃえばゴッサムの格差の被害者たちです。

そこから少しずつ、
ジョーカーの暴走とともに、
マフィアとの戦いになるのですが、
物語のテンポもスローで、
ティム・バートンだけに低予算で、
面白いというより、
これは持っていないといけないなと感じました。

撃たれて気絶するヒーローって、
当時はその新しさに感動したものです。

ヒーローの代表といえば、
スーパーマンとか、ジェダイとか、
ランボーとか、無敵なのばかりで。

脅して、反撃されて、気絶するって、
子供かよと。

これはこれで、
バットマンの本質をついている気がします。

『スーパーマン・リターンズ』も、
世間的な評価は低いですが、
実は面白いんですよ。

説明もなく、
どんどん話が進むので、
意味が伝わりにくいだけで、
スーパーマンを殺せるのは人間だけという、
『バットマンVSスーパーマン』にも通ずる、
スーパーマンの弱点をついた内容で。

スーパーマンを語るには、
必見の作品となっています。

スーパーマンの殺し方(弱点)が、
あれほど丁寧に描かれた作品は、
他にありません。

無敵すぎ、紳士すぎ、正義すぎ、孤高すぎ、
これが、スーパーマンの弱点なんですよね。

クリプトナイトは、
この弱点をついてから使うと、
最大の効果を発揮します。

実はけっこう死ぬんですよ、スーパーマンって。
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登録日 2021.12.16 23:03

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