御待たせしました。
ようやく本日から闇暦戦史第四作目『輪廻の呪后（りんねのじゅごう）』が開幕です。
はい、迎えちまいましたw
もう後戻りは出来ませんwww

さて、このタイトルで「おやおや？」と、ニンマリした読者もいらっしゃるでしょう。
そうです。
既に初作『孤独の吸血姫』で軽く触れていました。
実は、あの時点でキャラクタープロットは存在していたのです（構想順で言えば〝カリナ〟の次に脳内誕生していて、実は〈娘〉や〝夜神冴子〟よりも古参なのです）。

タイトルでも御分かりになる通り、今回のモチーフは〈ミイラ男〉……の女性版です。
という事は、戦前の原典映画『ミイラ再生』よりも戦後のハマー社映画『王女テラの棺』に近いコンセプトになると思います。
そして、闇暦ヒロインの中でも特に異質なキャラクターです。
とはいえ『連載執筆』は〝生き物〟ですから、はたして構想通りに具現化できるかは分かりませんが……。
ですが、少なくとも約束できる事はあります。
彼女は〝カリナ〟＆〈娘〉＆〝夜神冴子〟に引けを取らない個性的なダークヒロインとなるでしょう。

あ、それから本作に於ける〈ピラミッドの内部構造〉はフィクションです。
可能な限りは調べたつもりですが、何せ〈ギザの大ピラミッド〉以外には内部詳細を記した資料に出会しませんでしたし、また実は〈ピラミッド〉は各個で構造が異なるようでした。
そこで〈大ピラミッド〉を参考にしながらも『ピラミッド探索映画』を意識してオリジナル化してあります。
そもそも現実の構造では狭過ぎてアクションシーンには適しませんしね。
ま、『闇暦』は、あくまでも『娯楽フィクション』──結果『面白く』なれば誇張ハッタリも上等と捉えていますからw

ちなみに今回『序幕』の次回は休み、本格的に『第一章』開幕となるのは年明け2022.01.17からになります。
『序幕』は通常の二倍となる文字数ですから、実質二週分の執筆労力消費となるのでw

それでは、新たな闇暦ヒロイン〈輪廻の呪后〉が織り成す奇譚を御楽しみ下さい。
まずは恒例の大長文『序幕』をどうぞwww