夢=無王吽

夢=無王吽

『むもん』と読みます。

恋愛モノについて。

ぼくはロマコメが昔から大好きなので、
スリラーアクションやハードボイルド、
犯罪的だったり残酷だったりする、
青年誌的なジャンルが好きではありますし、
しかもミステリーが苦手なので、
ファンタジーを混ぜたりして、
いかにも男性向けみたいな小説が多いですが、
恋愛モノも好きでよく書きます。

それは、
『乱暴な人形』というショートショートで、
毎日ネタ出しをしていた時、
自然と半分くらい恋愛モノになったことで、
あらためて自覚しました。

ぼくは、根っからのロマコメファンです。

でも基本的に恋愛は女性が語ったほうが、
説得力も楽しさも増すとは思っています。
ぼくが描くのは、恋愛の男性的な部分です。

たまにあるんですよ。
男性が語るほうが楽しいロマコメが。

海外なら代表的なのはもう、
『40歳の童貞男』とか『TED』ですよね。
あと、ロマコメとは少し違いますが、
愛のための復讐劇という意味では、
『デッド・プール』もいいと思います。

日本だとパッと思いつくのは2パターン。

『101回目のプロポーズ』と、
『結婚できない男』です。

どちらも、男性を滑稽に描いています。

これは絶対に、
男性が描いたほうが愛らしくなる確率が高い。

例外もあるかもですが、
女性がそれをやると、
『美女と野獣』パターンになるか、
ただの悪口になっちゃうと思うんですよね。

美女と野獣ってのは、
結局、イケメン王子になってから結ばれる。
よく見たらカッコイイんじゃんみたいな、
男からみたら、
そらそーだろで終わっちゃうやつ。

ただの悪口ってのは、
愛すべきクズの描き方が、
『だめんず・うぉ~か~』的な感じになるやつ。
半分愚痴の、あるある話。
これはロマコメじゃなく、社会派コメディです。

結婚できない男も社会派な面がありますが、
男が描かないと、やはり、
外側から見たマヌケさになっちゃうんですね。
自分をさらけ出すからこそ、
それは悲喜劇的な作品になるわけで。

て言っちゃうと、
じゃあ恋愛モノの男は、
自分がモデルなのかという話になりますが、
そこは正直、半々です。

デフォルメしたり、
自分ならそうしない、そう言わないってことも、
もちろん描きます。
良くも、悪くもです。

こんなマトモなことは言わないとか、
ここまで執着しないって思っても、
登場人物には、それをさせます。
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登録日 2022.01.01 20:55

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