木ノ下 朝陽

木ノ下 朝陽

2022年5月初旬よりTwitterを始めました。ユーザー名は @KINOSHITA_Asahi です。こちらと、『エブリスタ』さん、及び『カクヨム』さんの更新情報、あと、たまに雑感を呟いております。

開口一番。

はじめまして、こちら『アルファポリス』さんにて、本日付けで長編小説「一人語り」の連載を開始しました、木ノ下朝陽と申す新参者でございます。

…ええと、こういう場では、どのような事を申し上げるべきなのか、まるで見当のつかない『アルファポリス』初心者なのですが…。
取り敢えず、まず簡単な自己紹介ということで、自分の好きなもののお話から。

私、幼少の砌より、落語・寄席演芸は、主にラジオ寄席から吸収し、歌舞伎は、これも就学前から、母の手に曳かれ木挽町界隈に通い、ほぼ趣味が嵩じた形で日本文学科を選んだ、という者でございます。
(ちなみに、幼少期に観た舞台で一番印象に残っているのが、現在の猿之助丈の伯父上の猿翁さんが、三代目猿之助を名乗っておいでだった時にお演りになった、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』の初演でした。オトタチバナヒメが、当時児太郎を名乗っておられた、現在の福助さんだったのを記憶しています。…などと申し上げると年齢がバレますが…)

実は、こちらでの連載に先行して、『エブリスタ』という小説投稿サイトで、「一人語り」を、同じく「木ノ下 朝陽」名義で、今月頭より連載し始めまして。
(そちらの方は、一回分の掲載量が約1000文字程度で、何となく自分でも「読み応えがない」と物足りなく感じるようになり、こちらで「改定版」的に、一回の分量を2000文字程度に纏めたもので、新たに連載を開始いたしました)
で、『エブリスタ』さんで「新米Web作家」を始めて数日経った頃、ふと気が付きました。
今の自分の状態は、寄席の新米の前座さんと同じでは、と。
リアルショップ・オンラインショップ問わず、お客さんの方から「読みたい」と作品を手に取ってもらえるような作家さんを、独演会で充分集客が見込める、実力派二ツ目や人気真打ち、そして大看板に例えれば、私のような立場の者は、寄席の開口一番に出て、いくらかの賑やかしになれば良い方の、新米前座なのだな、と。
(寄席は原則的に、番組が後になればなるほどお客さんが入ります。開口一番の時間帯は、少なくとも主任を務める真打ちが出る時間帯に比べれば、お客さんの数自体が絶対的に少ないのです)
けれど!…我が母曰く「テンから和尚にはなれぬ」。
この間亡くなった小三治師匠も、そのお師匠さんの先代の小さん師匠も、最初は前座さんだったはず。
焦らず腐らず、ぼちぼち行こう。
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登録日 2022.05.26 19:14

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