「姫暴走（略）」第４部、第34章をＵＰさせていただきました！

やっと「魔鏡の森」の「『魔鏡』の森」たる所以、「四鏡の謎解き」が出て来ました！

（尺の関係上、一瞬で解かれてしまうので、謎解きになっていない気もしますが…。）

実は例の呪文も、ただの「ワケの分からないギャグ」ではなく、これの伏線だったのです。

…まぁ、学生の皆さんのテスト勉強の役にしか立たないかも知れない謎解き＆伏線回収なのですが…。

今回のレベルアップで習得した魔法もそんな感じの「雑学豆知識」ですが…

分からない方のために書いておくと、内訳は「アメリカ・フランス・ロシア・中国・イギリス」です。

（内容は２０２２年６月現在のものになっています。）

こんな感じで「楽しんで小説を読みながら、いつの間にか役立つ知識も覚えている」というのが好きなので、この物語に限らず、ついいろいろ仕込んでしまいます。

（学生時代、ただの「読者」でしかなかった頃、そういう「役立つ知識の入っている小説」に感謝していた記憶がありますので、今は自分がソレをするという、「恩返し」的な意味合いもあります。）

まるまる一部使って覚えられるのが「四鏡の順番」だけ（＋常任理事国）というのは、ちょっとコスパが悪い気もしますが…(^_^;)

ちなみに今回出てきた紫夏の肩書（？）「風鬼」は「かざおに」と読むと「かまいたち」の別名になります（本編中では「ふうき」でも「かざおに」でもどちらでも好きにお読みください）。

「月下氷人」は中国の縁結びの神「月下老人」の別名とも、「月下老人」＋「氷人（縁結びの故事）」の合わさったものとも言われています。

月下老人は「赤い糸」伝説の元なのですが、オリジナルでは「糸」ではなく「紅い縄」になっています。

その辺りの知識、自作サイトの方に載せている「夢の降る島」でもガッツリ使っていますので、興味のある方はそちらも読んでいただけると嬉しいです。

（ちなみに「夢の降る島」は、専門学校のキャラクターデザインの授業課題にも使っていただいています。）