笑顔の行方を描くにあたって、ベースとなったのは一曲の音楽でした。その曲を公開します。
　著作権の問題もあるのかも知れませんが、三四郎には分かりませ〜ん。
　公開しちゃいます。あらすじでも良いですから読んだ後にこの曲を聞いてみてください。
　
　エンディングでこの曲を聴いた三四郎は、勝手に感動してしまいました。

　私の作品は基本的に音楽からイメージします。こんな曲です。どうぞ〜

曲:木蓮の涙　　　
作成:山田ひろし　柿沼清史
歌:高畑充希　スターダストレビュー　カバー


　会いたくて会いたくて、この胸の囁きがあなたを探しているあなたを呼んでいる。
　
　いつまでもいつまでもそばにいると言いってた。あなたは嘘つきだね。心は置き去りに。
　
　愛しさの花籠、抱えてはほほ笑んだ。あなたを見つめてた。遠い春の日々。優しさを紡いで折り上げた恋の花。
　
　緑の風が吹く。丘に寄り添って。やがて時は行き過ぎ、幾度めかの春の日。
　
　あなたは眠るように空へと飛びだった。いつまでもいつまでもそばにいると言いってた。あなたは嘘つきだね。
　私を置き去りに。

　木蓮の蕾が開くのを見るたびに、溢れ出す涙は夢のあとさきに。

　あなたが来たがってたこの丘に一人きり、さよならと言いかけて何度も振り返る。

　会いたくて会いたくてこの胸の囁きがあなたを探している。あなたを呼んでいる。

　いつまでもいつまでもそばにいると言ってた。
　あなたは嘘つきだね。私を置き去りに。

　　おしまい