好むのはどちら

 今は破綻しかけていますが、かつて日本には、テスト成績によって子供の未来をほぼ決めてしまう時代がありました。受験戦争最盛期が、それですね。テスト成績さえ良ければ厚遇され、入試と就職で有利になる事を、日本人の大半が肯定していた時代。そんな、暗記さえしていれば褒めそやされた数十年が、日本にはあったのです。

 しかしその一方、先日お亡くなりになった京セラの稲盛和夫さんのような人も、日本にはいました。稲盛さんの「経営とは、人として正しい行いをすることだ」や「創意工夫こそ至宝だ」に賛同する経営者も、日本には多数いたのです。さあみなさん、考えてください。

 暗記中心の受験戦争は、稲盛さんタイプの経営者を増やしたでしょうか。それとも減らしたでしょうか。

 人類を後退させようとするネガティブ勢力が好むのは、稲盛さんタイプの経営者が増えてゆく日本でしょうか、それとも減ってゆく日本でしょうか。

 続きは次回に。
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登録日 2022.09.05 06:49

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