この作品は、エブリスタにて、2021年のポプラキミノベル・ピュアラブ部門最終選考に残った作品です。
思い入れは、割と深く、いつかまたどこかで陽の目を浴びさせたいなあと寝かせていたものです。
大体、私の描くヒロイン像は「私自身がこうでありたかった」というものです。
どこかしらヒロイン同士、似ている部分があるのも、それが根底にあります。
「あきらめきれない恋をした」のハナちゃんのいじらしさや忍耐強さなど、そういうのは私には無いものなので（笑）憧れています。
ちょっとイイコすぎるのでは、という部分もあり、もしかしたらどこかにハナちゃんがそうせざるを得なかった部分を織り交ぜて改稿するかもしれません。
ただまずは原型のままでラストを目指します。
好きな人に好きな人がいたら……。
最後までもどかしい想いをお届けしたいと思います。
お気に入りや、しおりを入れて下さる方が、いて本当にありがたいです。
どのような方なのだろうか、楽しんで読んで頂けてるだろうかとドキドキしています。
11月中、ゆっくりお付き合い下さいますよう、よろしくお願いします。