いつもありがとうございます！！
メインで執筆していた長編ファンタジー『風は遠き地に』、最終話まで掲載いたしました！

この物語は、高校生の自分が書き始め、未完のまま放置していたものです。私自身も一時期創作から離れ、実に27年もの間放置し、創作に戻ってきて思い出したものの、とても発表できる状態ではなかった設定などを再構築して、"小説家になろう"で掲載を始めたのが2021年9月27日でした。

それからたくさんの方々に見守られ、応援して頂き、完結まで漕ぎ着けることができました。初設定からはなんと、約30年かけての完結です！お付き合い頂き、本当にありがとうございました！

なんせ1990年代に初期設定を作った話なので、今時の流行な異世界転生も悪役令嬢も、ザマァ展開もなしの、クラシカルな、いわゆる王道ファンタジーですが、逆に、そういうのが好きな方には楽しんで頂ける内容になっていると思います。あとはやはり、当作でのポイントは、シリアス重めの感情表現と、合間に入る軽いエピソードのバランスでしょうか。
最後の戦いこそ激重で凄惨な描写も少し入りますが、それ以外は、シリアスを基調としながらも、ところどころクスッと笑えるエピソードが混じっていますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

そんなこんなで、長い話は終わりましたが、まだ頭の中には、この先の彼らのことや、描きたい場面がいくつかありますので、形になり次第、お届けしたい所存です。こちらに未掲載の読切り短編も、順次掲載していく予定ですので、楽しみにお待ちください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。