いつもお読みいただきありがとうございます。

以前少し触れた内容ですが、私は小説を書く時に三点リーダー「……」をよく使います。
この三点リーダーは基本的に偶数で使います。
しかし、話を書いていてこの「……」だとテンポが悪いというか、間延びしてるように感じる時があります。
そう感じる時にそのルールを無視して、
「…」で表現させることが多々あります。
思案している時、長考している時などは本来使うべき「……」を使っています。

そしてもう一点、字下げです。
これに関しては私は字下げしていません。
それはなぜか。
横書きにした時に字下げすると私は読みにくいと思うからです。
あくまで私の捉え方ですので、ルールとしては私が不正解なのだと思います。

ショートショートの『商店街の恋』の冒頭で試すと、


毎年母の日にカーネーションを買いに来る少年、かれこれ一数年。
最初は小学1年くらいの時、お父さんと一緒に買いに来た。
3年目からは一人で買いに来たが、本は3本買いたかった花は意外と高くて、少年のお小遣いでは1本しか買えなかった。

こちらが字下げしていない私の書き方です。
続いて字下げしたものです。

　毎年母の日にカーネーションを買いに来る少年、かれこれ十数年。
　最初は小学1年くらいの時、お父さんと一緒に買いに来た。
　3年目からは一人で買いに来たが、本水は3本買いたかった花は意外と高くて、少年のお小遣いでは1本しか買えなかった。

読みやすいとは思うのですが、頭が凸凹しているのが気になってしまうのです。
そう思うのは横書きに限ります。
縦書きなら字下げします。
目の動かし方の問題なのかもしれません。

どちらも小説（文章）を書く時には守らなければいけないルールみたいものだとは思うのですが、商業でやっているわけではないので、独自ルールもありかなとこのやり方でやっています。

もしかしたら気になっている方がいるかもしれないと思い言及しました。
あくまで創作ということでお許しいただければと思います。