橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』の死闘』更新しました!

最新話『第28話 甲武の奥座敷で語られる真実』更新しました!
嵯峨が帰った先は上流貴族の中でも選ばれた者だけが住むことが許された街で、その中でもひときわ大きな屋敷に嵯峨の甲武の屋敷はあった。
現れた執事に赤松が来ていることを確認すると嵯峨は奥の客間へと歩いた。
そこには恰幅の良い中年の将軍、甲武海軍の最精鋭艦隊第三艦隊提督赤松忠満中将が茶を飲みながら嵯峨を待っていた。
今回の米軍との共同作戦に嵯峨の協力を取り付けるために醍醐陸相は嵯峨の最初の友である赤松を切り札としてよこしたのだと嵯峨は理解した。
しかし、その付き合いの長さゆえに赤松も自分では嵯峨を説得できないことを理解していた。
赤松は嵯峨が米軍の人体実験に供されたことで今回の米軍との共同作戦に嵯峨が反対しているのではと指摘した。
嵯峨は笑いながらそれを否定し、あくまで『遼州の事は遼州で裁く』と言う原則を繰り返すだけだった。
嵯峨の説得は最初から無理だと分かっていた赤松はかえでをまきこんで嵯峨に甲武にいる間に自分の屋敷にも来るように誘った。
そんな話よりも嵯峨には赤松の置いた段ボール箱に興味があった。
中身は嵯峨の愛飲の甲武海軍のみで支給される軍用タバコ『錦糸』。
嵯峨は大事そうに赤松からその箱を受け取りながらタバコの無い人生など考えられないと笑った。
その後二人は昔話に花を咲かせた。

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登録日 2025.09.09 19:59

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