橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』の死闘』更新しました!

最新話『第37話 悪内府、煙の中にて』更新しました!
甲武国の足かせである地球圏の資産凍結。
その解除の条件としてアメリカが提示してきたのが麻薬や闇ルートでのレアメタルなどの流出元であるベルルカン大陸のバルキスタンの独裁者カント将軍の排除のための共同作戦だった。
甲武復興のために譲れない一線と覚悟する醍醐とあくまで『遼州圏の事は遼州圏で決める』と言う原則論的立場に立つ嵯峨。
二人は黙ってにらみ合っていた。
そんな醍醐に声を掛けてきたのは醍醐の腹違いの兄である佐賀高家侯爵だった。
本来、甲武四大公家末席の嵯峨家は分家の有力者である佐賀が継ぐものだと彼は考えていた。
しかし、絶家になっていた嵯峨家を預かっていた当時の西園寺家当主重基がその家を継がせたのは佐賀に言わせればどこの馬の骨とも知れない遼帝国から流れてきた若者である西園寺家の三男、西園寺新三郎、のちの嵯峨惟基だった。
その事が西園寺家と地下佐賀家との対立の火種となった。
嵯峨の兄西園寺義基が反貴族主義を掲げて政治の舞台に躍り出るとそれを阻止しようとする貴族主義勢力に佐賀は身を投じた。
その結果8年前に起きた甲武最大の内戦『官派の乱』。
西園寺家の大番頭ともいえる甲武海軍最強の第三艦隊を指揮する赤松忠満の前に『官派』は敗北した。
その『官派』の敗北理由の一つに佐賀が『官派』の勝利を信じ切れずに日和見を決め込んだことがあった。
嵯峨は主君として武家としてあるまじきこととして佐賀に切腹を命じた。
弟であり嵯峨の信任の厚い醍醐の助命嘆願でなんとか命をつないだ佐賀にとって嵯峨はまるで悪魔のような存在だった。
自分と同じ状況に陥ろうとしている弟を連れ去る佐賀。
その様子を見て嵯峨はあの時醍醐の助命嘆願を無視して佐賀を殺しておけばと独り言を言った。

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登録日 2025.09.18 19:42

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