レイモンドは瞬間記憶の能力を持っています。
ロドルフは、目が紫外線に弱く眩しく感じるので、調光レンズの眼鏡をかけています。

何故、この設定が生まれたのか。
ロドルフは元になったキャラがサングラスをかけているので、「高校生がサングラスを常用しているのはおかしいよな」から始まって、「なら調光レンズの眼鏡にしよう」という事になりました。
レイモンドはかなり書いているうちに勝手に動くキャラなので、書いてるうちに瞬間記憶持ちになってしまいました。

瞬間記憶は、カメラアイとも呼ばれ、山下清画伯も持っていたと言われる能力で、見たものを事細かく瞬間的に記憶出来る能力です。
感覚過敏は、五感が一般の人より過剰に反応して、眩しかったり、音が大きく聞こえたり、人によっては着る服の肌触りがダメで、着れる服や下着を一生懸命に探している人もいます。

では、なぜそういうキャラクターを生み出したのか。
それは作者自身が、発達障害を持っていて、視覚過敏、聴覚過敏、接触過敏を持っているからです。
発達障害の中でも瞬間記憶などの秀でた能力を「ギフテッド」と呼ばれています。しかし、能力が高い故に、生きづらさを持っている人が多いのです。
残念ながら、作者自身はギフテッドではないですが、自身が発達障害を持っていなければ、調光レンズやギフテッドの存在すら知らなかったと思います。

レイモンドもロドルフも、発達障害を持っているわけではありません。
ただ、その特性を拝借しただけになります。